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ここ一万年で温暖化したという論文はデータ選択が恣意的だった件

科学雑誌Scienceに掲載された温暖化論文がデータ選択が恣意的だった件まとめました。なお旧タイトルは不適切なので変更しました。
グラフ 捏造 科学 温暖化 温暖化問題
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論文要約

今は例外(Exceptional Now)

産業革命以後、気候は温暖化してきているが、それ以外の完新世の時期と比べてどの程度気候は温暖化しているのだろうか? Marcottたちは(p.1198)世界中から得られた様々な陸地や海洋に基づいた代用データを用いて、最近の11,000年以上の地球の平均表面気温の記録を構築している。気温のパターンは、世界が最終氷期を脱した時に気温上昇し、完新世中期までの温暖化の状態であり、そして次の5000年の間、冷温傾向となり、小氷期の約200年前前後に最低の温度になったことを示している。気温はそれ以来確実に上昇しており、全完新世の90%の期間の地球の気温よりも現在の気温は高くなったままに、われわれはほっておかれている

Science March 8 2013 ,Vol.339

紹介記事
リンク jp.wsj.com 地球の気温、過去1万1000年の大半より高い 2000年から09年の10年間の地球の平均気温は、過去1万1300年の大半の期間よりも高かった。科学誌サイエンスが7日公表した新たな研究で明らかになった。
WIRED.jp @wired_jp
【本日公開】1万年の気温変動を推定、「100年前からの急増」がより顕著に http://t.co/aCYXC37lLW #wired_jp
リンク WIRED.jp 1万年の気温変動を推定、「100年前からの急増」がより顕著に « WIRED.jp 地球の気温変化の歴史を、今から10,000年以上前の農耕が始まった時代までさかのぼって復元したところ、直近100年間の気温上昇が際立ったものであることが明らかになった。
批判
伊藤公紀 @Itoh_Kiminori
Watts氏ブログに記事があります。http://t.co/XzJSv3MPKR サイエンス論文を読みましたが、質は低く、ホッケースティック曲線よりも悪いです。M.マンすら「新しいことはない」と評している由。@kenkon_itteki1
リンク Watts Up With That? Another hockey stick - this one billed as 'scarier' than Mann's I had to chuckle at the cacophony of Twitfests going on today over this new study from Marcott et al. I especially liked the Mother Jones headline being Tweeted: "The Scariest Climate Change Graph ...
伊藤公紀 @Itoh_Kiminori
サイエンス誌に最近出たMarcottらの「第二のホッケースティック曲線」論文は、データの年月を「ずらして足して」できたことを、マッキンタイヤ氏が明らかに。http://t.co/Urf8So4O3d 元のデータをそのまま使うと図1の赤線になり、20世紀は気温が「低下」。
リンク Climate Audit The Marcott-Shakun Dating Service Marcott, Shakun, Clark and Mix did not use the published dates for ocean cores, instead substituting their own dates. The validity of Marcott-Shakun re-dating will be discussed below, but first, to...
伊藤公紀 @Itoh_Kiminori
第二ホッケースティック曲線を最近のサイエンス誌に発表したMarcottらは、海水温データを示す海底コアの時間軸を、現在の方に1008年間ずらしたり、過去の方に191年間ずらしたりしてから平均していた。http://t.co/Urf8So4O3d 早い論文撤回が必要。
妄想が必要だよラカンさん @s33tt
@Itoh_Kiminori すみません、20世紀に気温が上昇したとするように意図的にある種のデータ加工(日付の改ざん?)がされたことまでは分かりますが、Alkenonって何でしょうか?
伊藤公紀 @Itoh_Kiminori
アルケノンは、植物プランクトンが持つ脂質の一種で、生育温度で「不飽和度」が変わることを利用して、過去水温の指標にします。例えば、http://t.co/y8lpbTpcZ3 のような論文を見てください。@s33tt
リンク t.co Kaiyo.1997
妄想が必要だよラカンさん @s33tt
@Itoh_Kiminori 有難うございました。ざっと目を通しただけですが、私にとっては納得できる(今まで知らなかった)アプローチです。
伊藤公紀 @Itoh_Kiminori
Marcottらの第二ホッケースティック論文(Science, 8 March 2013: Vol. 339 pp. 1198-1201)が出てわずか9日、マッキンタイヤはトリックを見抜いた。http://t.co/Urf8So4O3d 呆れたり、感心したり。
伊藤公紀 @Itoh_Kiminori
「第二ホッケースティック」論文のMarcottらが引用した北大・山本正伸氏グループの古気候データでは、20世紀の気温は低い→ http://t.co/QssDdVHBch の図参照。ところがMarcottらは引用したものの、(結果的に)解析に含めなかった。
リンク Climate Audit Hiding the Decline: MD01-2421 As noted in my previous post, Marcott, Shakun, Clark and Mix disappeared two alkenone cores from the 1940 population, both of which were highly negative. In addition, they made some surprising addi...
伊藤公紀 @Itoh_Kiminori
Marcottらの「第二ホッケースティック」は、ネーチャー誌が褒め(http://t.co/q1eS3fAV18)、サイエンティフィック・アメリカン誌が褒め(http://t.co/UCBmxp1NrT)、著者達はヒーロー扱いだった。しかし、その名声は10日も持たなかった。
リンク t.co Global Average Temperatures Are Close to 11,000-Year Peak: Scientific American By the end of this century, Earth is set to get hotter than at any time since the last ice age
リンク Nature News & Comment Global temperatures are close to 11,000-year peak Planet is set to get hotter than at any time since last ice age by end of century.
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コメント

A.C.✨NCC1710hh2 @AerospaceCadet 2013年3月26日
また横浜国大の伊藤かw。
MASUDA Kooiti @masuda_ko_1 2013年3月26日
これも見たほうがよいと思います。http://tamino.wordpress.com/2013/03/22/the-tick/ Marcottの論文の最近千年の部分は材料データの終わる年がまちまちである影響であばれている。あばれかたを少なくすることは可能。
MASUDA Kooiti @masuda_ko_1 2013年3月26日
材料データの年代較正のやりなおしについては、悪意を疑う前に著者が改訂した理由を調べてください。たとえば大気・海洋間の炭素の交換速度の見積もりが変われば海底堆積物の同位体比から年代への換算式の係数が変わる。
ゴゴ山@EL24 @Gg_Yama_ 2013年3月26日
地球温暖化ステーション終了のお知らせ?
isana @lizard_isana 2013年3月26日
「第2ホッケースティック論文」って、第2どころかマンの最初の論文以降山ほどおなじ傾向を示すグラフが出ていて、ホッケースティック論争はほぼケリがついていると思いますが...
isana @lizard_isana 2013年3月26日
このMarcott論文のキモはこれまで過去2000年しか見てなかったものを過去1万1000年まで広げたというところで、重要なのはグラフの右端ではなく左のほうですよね。 masuda_ko_1さんが上げておられるように右端は誤差が大きいけれど、それは本筋とはあまり関係ない部分だと思いますよ。
isana @lizard_isana 2013年3月26日
もし批判をするのなら、「Marcott論文の最近1000年の部分は他の研究結果のデータと合わないから、過去のデータも解釈が違うんじゃないの?」というものであるべきで、ホッケースティックになっていることそのものを「捏造」と呼ぶのはちょっと変です。それこそ他の研究と合わない。
真なるやまなかさん @yamanakasann 2013年3月26日
低学歴「捏造!」 馬鹿「低学歴さんが捏造って言ったから捏造!」 これ
酔狂先生(へたれ無双) @sotonohit 2013年3月26日
「ホッケースティック曲線」が捏造で撤回されたとでも思ってる人はちゃんと原典に当たってから物言ってくださいね。最新の第四次評価報告書 第一作業部会の古気候再現グラフ、図6.10の曲線、MBH1999はまさにそれです。撤回する必要があるほど間違った研究じゃないです。 http://t.co/NvzajkppnP
あるぺ☆ @alpe_terashima 2013年3月27日
このまとめで問題になっているのは、20世紀を始めとするここ最近の温度変化についてに見えるんだが、そうじゃないのか? いずれにしろ、最終氷期の終わり(1万年前)より今の方が暖かいのは明らかだから、タイトルの方が捏造じゃね?
石部統久 @mototchen 2013年3月27日
タイトルが不適切ということで変更しました。
あんこ好きなクルーたまにヘルムスマン、稀にスキッパー(永遠に修行) @XC60Rd__ 2013年3月27日
コメント欄では否定的な意見が多いですが、最近の傾向は結局どうなのでしょう。何れにしても化石燃料は節約しなければだし、自然大きな力には順応しなければいけないのですが…
いくた♥️なお/ナマひめアンソロ参加者募集中 @ikutana 2013年3月30日
どちらにせよ、海洋酸性化がシビアな問題なのでCO2の排出を削減しなければいけないことに違いはないのは確か。
Aki @Aki_8ara 2013年3月30日
戦後60年の気象庁のデータだけでも、全体的な温暖化傾向はあきらかなので、それが違うというのはおかしい。6000年前の温暖期が今より高温だったのか等は議論の余地はあるでしょうが。
stratosphere @stratos1976 2013年4月2日
Marcottらのコメントに対して「悔しまぎれの捨てぜりふ」「回答になっていない」と切り捨てれば、ホッケースティック論争の一丁上がり。:-p
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