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大学院出たあとも図書館を使わせて!

菊池信彦さんの論文「若手研究者問題と大学図書館界―問題提起のために―」(http://current.ndl.go.jp/ca1790)に触発された議論。もともとのテーマは、博士号取得後の人文系若手研究者にとって継続的に図書館を使えることの重要性、だと思いますが、人文研究者全体のなかでの情報へのアクセスをめぐっての格差、若手研究者の旅費等研究費不足などについても。
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水知せり@羊図書館 @smizuchi

CA1790 - 若手研究者問題と大学図書館界―問題提起のために― / 菊池信彦 | カレントアウェアネス・ポータル http://t.co/svTr1nO0SV 図書館で博士が働くって、肩書き変えたワーキングプア誕生では…(´・ω・`)図書館自体正規雇用がほぼ無いのに。

2013-03-26 12:20:39
るまたん @lematin

これは確かに大変深刻な問題。 「若手研究者のうち、特に非常勤講師や在野の研究者等は、大学所属の研究者に比して、文献収集環境では不利な立場にある」http://t.co/WR5f92ill7

2013-03-26 17:40:46
nasastar @nasastar

菊池さんの文章を読んだ。菊池さんにしか見えなかった問題点だし、菊池さんにしかできない分析で、いろいろと考えさせられる。恥ずかしながら僕がまだ読んでいない文献も挙げられているし。 http://t.co/dvjt03bDPe

2013-03-26 17:42:40
nasastar @nasastar

理工系に比べて、人文系は研究費が掛からないと言われているけど、それはあくまで図書館の予算が確保されていれば、という話で、そこが切り崩されている現状では、満足な研究環境を個人の研究費で構築しようなんて思うと、びっくりする金額が必要だったりする。

2013-03-26 17:47:56
伊藤憲二 @kenjiitojp

とくに地方にいて、しかもILLが使えなかったりすると、人文系で研究できることはかなり限定されるだろうな。

2013-03-26 17:50:48
nasastar @nasastar

例えば電子化された学術雑誌のデーターベースの契約とかね。最近は史料もかなりデーターベース化されている。もちろんオープンアクセスになっているのも少なくはないけど、有料なものも多い。インパクトファクターで雑誌の重要度が明示化される文化ではないので、マイナーなものも必要だったりする

2013-03-26 17:51:14
王党派ジャコバン1989 @La_Girouette

専任教員には本を買う金と本を借りる資格があるけど学事に追われ読む暇がなく、非常勤は学事は免除されてるけど本を買う金と借りる資格がないってのは、どう考えてもリソース配分のバランスが悪い。

2013-03-26 17:51:21
髭将軍 @higegeneral

学籍抜けて貸し出し資格が消滅して、単行本買わないとどうしようもなくなったりするとつらい。

2013-03-26 17:51:33
nasastar @nasastar

これらの環境が充分に整っている大学は、悲しいかな数えるぐらいしかない。本そのものはILLで取り寄せたりできるが、データーベースはそういうわけにはいかない。そのためにどこの図書館を自由に使えるかが、見えない格差として存在している。

2013-03-26 17:53:10
Tetsuya Nagamoto @saisenreiha

お金がなくて文献が買えないのは、本当に深刻な問題だ。新しい研究とか、ちゃんと追えなくなる。

2013-03-26 17:53:46
nasastar @nasastar

今回、2週間足らずとはいえアメリカに初めて調査にいって感心したのは、公的な図書館でのデータベースの開放のされかた。議会図書館でもニューヨーク公立図書館も書類一枚でカードが発行され、図書館の無線LANに接続でき、データベースも自由に利用できる。

2013-03-26 17:55:00
nasastar @nasastar

そんなのアメリカのごくごく限られ、なおかつ特徴的な図書館の事例に過ぎないのかもしれないけど、日本でそういう図書館が、各県とまでは言わないが、各地域ごとにあればだいぶ研究状況も変わるだろうなぁ、と思った。地域の公立図書館がやるのがいいのか、大学図書館が頑張るかは、難しいけど

2013-03-26 17:56:40
渡邊芳之 @ynabe39

@kenjiitojp 昔に比べてネットで見れるものが飛躍的に増えたので格差は狭まっていると思いますが,一次資料への物理的なアクセスが必須な分野では依然として差が大きいと思います。電子化,オープンアクセス化は重要です。

2013-03-26 17:57:51
nasastar @nasastar

日本ももちろんCiNiiなど特徴的なサーヴィスが発展しており、一昔前に比べたらだいぶ改善しているんだけど、もう少し、特に外国語の学術雑誌のデーターベース契約はどうにかならないかな。現在の円安基調だと、来年度は各大学図書館ともにきつくなると思うので、なんらかの策があればいいんだけど

2013-03-26 18:00:52
こんな女城主夢虎 @TheNarnianstory

これはまじでそうなんだよ。本がないとできないんだよ。あとフィールドとか入ってくるし。理系とか実験系にだけ、子供を産んだ女性でも助手がやとえる制度ができて、考古学の先生が利用したんだけど、いわゆる文系は学生も教員も実は自費ではすごく苦しい。@nasastar

2013-03-26 18:02:55
こんな女城主夢虎 @TheNarnianstory

うちは、もう英文学の雑誌がほとんど、ソーシャル系列にさしかえられて、注文もできなければ、読めもしないです。かといって、新しい学術雑誌は、いれてくれなかったりします。DB化するとプリントアウトにすごくお金かかるしね。。@nasastar

2013-03-26 18:07:33
こんな女城主夢虎 @TheNarnianstory

これが逆に、ケンブリッジ大学図書館は、かなり市民が断られてしまうので、ぶーぶー言われている。やはり大学図書館は大学関係者の特権、みたいな?@nasastar

2013-03-26 18:08:58
nasastar @nasastar

西洋史の若手研究者の研究環境の問題のもう一つの課題は、研究費。インターネットだけじゃわからないことも多く、どうしても現地に行かなきゃならない。そのための旅費をどうやって工面するのか。院生や非常勤講師の人たちが研究費の申請をしやすい環境を作らないと、研究全体の活力が失われていく

2013-03-26 18:11:11
nasastar @nasastar

年収200万とか300万で、2週間ヨーロッパで調査するための資金を貯めろ、って無理ゲーだから。

2013-03-26 18:13:02
nasastar @nasastar

@tatitakumi アイルランドの大学もそうでした。おそらくそれはそれでそういう文化なのだと思います。

2013-03-26 18:14:14
Yuko Murakami @yukoim

↓教員はその予算確保を目指して各種申請書に忙殺されしかも落とされて教育研究に使うはずだった時間と労力が無駄に…

2013-03-26 18:14:24
Nobuhiko Kikuchi a.k.a. 歴史とデジタル @historyanddigi

恐縮です。 いろんな人に議論してもらえればと願ってます。“@nasastar: 菊池さんの文章を読んだ。菊池さんにしか見えなかった問題点だし、菊池さんにしかできない分析で、いろいろと考えさせられる。…http://t.co/VgiD5tUoxY

2013-03-26 18:15:01
こんな女城主夢虎 @TheNarnianstory

@nasastar 大学図書館は研究者に限るみたいな、ね。。。

2013-03-26 18:15:36
nasastar @nasastar

西洋史の若手だと、数年間留学していたり、向こうで学位を取ってきた人も多いので、研究時間や研究費を確保できると、それなりにいい研究ができるはずなんだ。そりゃあネイティブで史料の側で生活している人たちに量的には勝てないだろうけど、それなりのインパクトを与えるような研究はできるはず。

2013-03-26 18:20:41

コメント

T.U.Yang @tadatsome3 2013年3月26日
これは社会科学系でも深刻な問題。Lexus-NexusやHeinOnlineの契約はほぼ大学単位だから、大学という組織に所属していないと最新の研究成果に対するアクセスは半減以下になる。しかも特に米国系の紀要はほぼネット配信に切り替えられてしまってる(つまり紙の紀要は消滅しつつある)から、ネット社会になって情報アクセス格差はその人の立場による制約が却って大きくなってるかも。
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石炭村の工作員(B.E) @Braunite 2013年3月26日
うちの大学は、学籍離脱後は一般利用になるが、10冊15日の図書貸し出しを受けられる。大学後援会なるものに入会(年会費は個人会員は、一口3000円)すれば、学部学生と同じ15冊20日に…ただ、学籍が無いとインターネットを使うことができないので、紙資料だけしか利用できなくなる…
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Matsuki *** @liliput 2013年3月27日
実のところ在野の研究者に対しては公共図書館が奉仕すべきだと思っているけれど、現実的には無理があるからね。大学図書館ですら1館だけでは足りないこともあるのに。学外者でも大学図書館が利用しやすいようなプロトコルが整備されればいいのかな。
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おきさやか(Sayaka OKI) @okisayaka 2013年3月27日
思いつきだけど、大学が自校の人文系博士取得者に図書館アクセス権と抱き合わせて研究者番号を一定期間付与する「若手研究者登録」のような制度は作れないもんだろうか…。非常勤が研究者番号を取る場合も「半年契約の人はだめ」とする大学があったりしてすごく不安定なので。若手研究者の出身大学は一定期間研究費の事務も面倒見るつもりになれないものか(それこそ「若手」枠の応募期間など)。
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成増剛造 @goh_zoh 2013年3月27日
自校の博士取得者に限ると海外で博士号とって日本に戻ってきた人が使えないなぁ...
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hhasegawa @hhasegawa 2013年3月27日
個人的には、発達したネットワークを利用して大学に頼らずかつ著作権に抵触しない情報融通システムを作れないか、と夢想している。登録会員間で各人の蔵書リストを共有し送料のみ負担で貸し借りする、というような。
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MASUDA Kooiti @masuda_ko_1 2013年3月27日
理科系でも、もはや若手ではない世代でも、任期が切れても研究を続けたい人には深刻な問題。大学図書館利用は学内の紹介に加えて利用者が会費を払う形にし、収入のない研究者の会費を研究者の互助組合で支えるのがよいか?
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仲見満月の日常@静養中 @naka3_3dsuki 2017年1月10日
この問題、ズバリ、今月末の京都イベントでしゃべります。来てね!:【2017.1.28(土)イベント】大学の外で研究者として生きていくことは可能か?Part2 http://kyoto-academeia.sakura.ne.jp/blog/?p=6086
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