サカモトハルヒコさん( @51h )によるSXSW2013レポート@TAMコワーキング
「SXSWは、3月8〜17日に開催した。オリジナル音楽、フィルム、テクノロジーに会う機会。そういう人たちを育てる場として運営されています。2007年くらいから盛り上がってきた感じ。当時はTwitterがSXSWで有名になった。その翌年はFoursquareが有名に。」
2013-03-26 19:14:00「2012年はgamesaladがアワードを、2011年はgroupmeがアワードを取って買収のきっかけに。2012年はPinterest。他にもアワードはあったが話題にあったのはそのへん。2013年のデバイス部門はLeap Motion。」
2013-03-26 19:15:10「Leap Motionはパネルもブースもやってフルコミット。数々のテクノロジーがSXSWが生まれてきた。2012年の数字でSXSWを見ると。Interactiveに来た人の数は、2.4万人で72カ国。Tradeshowに来た人の数は、583企業が出展、6.5万人が来場。」
2013-03-26 19:17:04「GamingExpoは155企業、3万人。Music Gea Expoは51企業、2万人。プレス登録者は3203の報道関係者が来た。バッジホルダーの職業トップ10は、広告業界が一番多かった。次はソフトウェア、エージェンシー、ソーシャルメディア、などなどが続く。」
2013-03-26 19:18:32「Interactiveはスタートアップのもののイメージがあるが、広告業界の人が多い。2012年の段階で何回目に来たかについては、52%が初めてで最大。4年前くらいにInteractiveが盛り上がり始めたという経緯あり。Neweeな参加者が多い。」
2013-03-26 19:19:34「業種はクリエイティブが29%、マネジメント、マーケティング、と続く。国は、USが86%で、アメリカのためのお祭りの感は否定は出来ない。オースティン市への経済効果としては、10日で160億円。50814室(ツイン)のホテル予約が毎晩満室だったなど。」
2013-03-26 19:22:04「2013年はどうだったかを3つのテーマで。Makers、ASIA、OPPORTUNITY。ASIAは特に韓国がすごかった。」
2013-03-26 19:23:10「Makers。SXSWに限らずではあるが、Google Glassが話題だった。部門長がTradeShowの一角で満員で入れないくらいだった。日本からも井口さんがTelepathyを出してそこそこ話題にもなっていた。」
2013-03-26 19:24:12「GoogleからGoogle's Talking Shoeというしゃべる靴が出ていた。Google以外では、BEAMという離れた場所でテレビ会議が出来る自分で動くデバイス。http://t.co/yNdBDZn0fW 」
2013-03-26 19:26:32「MEMOTOはライフログを撮るためのウェアラブルカメラ。スマホアプリとセット。撮ったもののジオタグを引っ張って検索が出来る。日本からはネコミミを作ったチームのMIKOという、脳波で感情に合わせたプレイリストを作ってくれるヘッドホン。」
2013-03-26 19:28:25「openpoolは、ビリヤード台の上にプロジェクターとキネクトがあって、画面上に色々映しだすデバイスで話題になっていた。gaming expoとtradeshowの両方に出てた。以上がInteractive。」
2013-03-26 19:29:37「MusicExpoではPDJというガジェットが出ていた。小さなガジェットでDJのプレイが出来る。実際にもらいました。作っているのは韓国。OSがなくて、直接書き込んでいる。スマホのアプリなんかより安定してる! などなど、今年はガジェットが多かった。」
2013-03-26 19:31:30「Makersは工作が簡単になったという話と、もう一つはガジェットが頻繁に出るようになったという話の2つかなと思っている。来年もハードウェア・スタートアップは確実に増えるだろうと思う。一方でパーソナルファブリケーション系はSXSWには今後も出ないだろうと思われる。」
2013-03-26 19:33:13「というのは、SXSWはIntractiveが求められているので、パーソナルファブリケーション系が求められている場ではないので。SXSWはワークショップもあるが、それよりもカンファレンスの話を聞きたいという情報収拾の姿勢の人が多い。」
2013-03-26 19:34:02「次のテーマはASIA。韓国の本気がすごかった。それをがっつり見た。KOREAブースで7社スタートアップを連れてきていた。アジアでやっているのは韓国が初めてだと思う(大きな規模のものとしては。)アジアは途中で帰ったりしてあまりよく思われてなかったが、韓国は今回帰らずやっていた。」
2013-03-26 19:36:01「韓国はKOTRAという国の貿易系の機関がお金をフルに出していた。滞在費も旅費も全て。韓国のスタートアップバトルの上位7社が参加するという流れだったらしい。別で500 startupへのピッチなどもしていたとのこと。とにかくみんな英語が上手かった。」
2013-03-26 19:37:29「Interactiveだけでなく音楽の方もすごかった。いわゆる韓流アイドルなどが出ていて、NYTimesに載るくらいだった。現地で配られるガイドの広告も韓国アイドルが載っているなどで、かなりお金がかかっていた印象。」
2013-03-26 19:40:07「マーケットとしてのアジアは魅力があるが、投資先としてはアメリカに利があるように思う。8月にSXSWV2Vというのが第一回。Venture to Vegasの略語。ラズベガスの一棟まるまる借り切るイベント。日本からの参加者はまだ聞いていない。」
2013-03-26 19:41:17「最後はOpportunity。LIVING ROOMというプロダクト。”俺の装備”というデバイスを作った東京ストームの人が作った会社。お手伝いを親子のコミュニケーション取りながらやるプロダクト。とても人が集まっていた。」
2013-03-26 19:43:04「教育への意識が高いのかも知れない。SXSW eduという教育系だけの期間もあるくらいなので、向こうでもアツいと感じていた模様。先ほどのMIKOチームは当日メディアで最も取り上げられたチーム。テレビ放映をきっかけに翌日からひっきりなしだった。」
2013-03-26 19:44:36「openpool。はブログへの取り上げられ方がハンパなかった。取り上げられ方がLeap motionやGoogle Glassなどと同列だったくらい。うまく機会を活かせていたと思う。」
2013-03-26 19:45:40「とはいえ最も機会を得た日本人は井上くんという学生さん。Fortuneに取り上げられたリン・ジューリッヒという女性起業家が出ているパネル後に話しかけてインターンの確約をその場で得た。すごく行動力がある学生だった。レジュメを用意してアタックしていた。」
2013-03-26 19:48:31「SXSWは誰のためのものか?と考えると、アメリカ?スタートアップ?広告業界?学生?・・など色々あると思うが、ひとつ言えるのは、あなたのためのものだというのは間違いなく言える。事前準備は必要なくて、行動力と英語力があればいける。」
2013-03-26 19:50:00