さとうのぶよさんによる『「一家に1枚 宇宙図2013 制作記念」イベント」』のレポート
さてさて昨日の宇宙図イベントの復習をしようかと思うものの、だだ〜とたくさんとったメモのただ流しになりそうではありますがお許しを。
2013-03-25 00:12:46①科学技術週間の一家に一枚シリーズで2005年の元素周期表、2006年のゲノムときて最初の宇宙図は2007年。それから思想etcのいろいろな積み上げがあっての2013年版。「世界一薄く広く情報が入っているポスター」とは小阪さん。どのような絵がふさわしいのか、配置をどうするか。
2013-03-25 00:17:36②そもそもBigBangのとき宇宙は大きかったのか、“科学”そのものとは何なのだろうと様々な問い。科学で扱うことができないものは科学ではないという科学と実際の距離感。人間を構成するミニ元素表、インフレーション、生物の進化についても盛り込んだ。
2013-03-25 00:20:53③2007年版と2013年版の違いは、観測な能な実証科学だけではなく、実証できなくとも科学的考察で生まれたものについても取り入れた。と全体の設計思想みたいなものの後に、それぞれの担当箇所についてのお話。宇宙図がいいところは、研究者が自分が何をやっているか指し示せることだとか。
2013-03-25 00:23:48④その後にアップデートの部分についてやや細かく。無のゆらぎ。インフレーションについては佐藤勝彦先生にお伺いを立て、どこまで知っていて、どこを知らないか。いろんな方法で撮影した写真は発表になったばかりのものまで取り込み。四隅にはピンのイラスト入り。ちょこっと文章付き。
2013-03-25 00:28:38⑤われわれ自身の履歴書である生物進化理論のイラスト。人間になって脳からびよ〜ん。インフレーションの前にゆらぎあったかもとか、素粒子論へのさらなる言及。哲学の考察みたいなものがふんだんにある。
2013-03-25 00:32:13⑥各分野の専門性、細分化により全体像が見えにくくなっている。俯瞰というより総括といった感じの試みなのかな。そんな感じで前半終了。濃い〜後半の復習は改めて(できるかなぁ)。
2013-03-25 00:36:34@zorach2002 後半の話は、哲学、言葉、中国の易とか、パンテオン、数学の流れ、とまぁ超スピードでいろんな事が出てきました(・ω・)ノ
2013-03-25 02:13:43@0168_dainobu69 宇宙図自信一枚の紙に高密度で情報を詰め込んでいるのでそうなりますよねw。(今思いついたのだけど、ひょっとして曼荼羅に通じるものがあるのかも)
2013-03-25 02:20:27おお〜夜がふける、自分が老ける・・・。老けゆく自分の元ネタを知る(?)宇宙図イベントのパネルディスカッション。だだぁ〜っと行きます。ちなみに、私ののたくりメモを元にしているので、あやしいところが多々ありますがご勘弁を。
2013-03-25 23:57:12①アートディレクション担当で、「自分がやっていることを定義しえない」小阪さん(以下KO)は、社会風刺のビジュアライズと宇宙図は近いと言う。そして建築家の鳴川さん(以下NA)さんは小劇場の卒業設計→構造計画→立体幾何学→ゆがみが少ないものが作れるとオーサグラフを生み出した。
2013-03-26 00:02:11②こちら→http://t.co/nnyepCzt27ゆがみがない、その世界観。コピーライターの片桐さん(以下KA)は「カルピスの原液のようなもの」を解き明かし」つつ、数式化されたメーリングリストのなかから拾い出し作業。(言葉のセンスが違うなぁとメモに書いてあった)
2013-03-26 00:07:19③哲学者の梶谷さんは、ハイデガーとか、ドイツの現代哲学、ヘルマン・シュミッツ、身体論への興味で江戸の幼児医学とか、これまた濃い〜感じの研究をしてきたり、哲学対話ということでこんな活動http://t.co/k6J5HmwjJUをしているとのこと。
2013-03-26 00:14:04④そして天プラの代表である高梨さん(以下TA)は「天文学が生み出す価値とは何か」を考えるという話。もともと天文学は西洋で発達してきたことにより「神が作った世界を読み解く」ことが目的だった。しかし日本では適応しない。天文学者でも天文学全体のことはわからない。
2013-03-26 00:17:05⑤「大きな物語はどうなのか」がわからない。その前に天文学の構造はどうなっているだろう、他の分野と統合化してゆこう、で超宇宙図プロジェクトへと醸成したとのこと。八百万の神にたくさんの仏に囲まれているだけに、「神」を限定できない自分にとっての天文学のあり方って何なだろうと考える。
2013-03-26 00:21:27⑥KO「科学離れ」と言われるが「逆科学離れ」を推進使用と思った。科学は「分かれば面白い」が前提となっているものの、自分の専門との接点がないと面白くない。離れたところとつながっていることが分かると面白いとの発言。離れたところとのつながりが分かるって、ある種の発見って感じだなぁ。
2013-03-26 00:24:23⑦宇宙図の将来性についてはツールとしての機能。ポスター1枚にぎゅうぎゅうの情報量だから繋がざるをえない。インターネット以前以後を経験してきているKOさん(私も)はさらにインターネット以後に失ったものとして「マス」を挙げていた。
2013-03-26 00:27:35⑧ハイパーリンクのような分断されたものではなく、非ハイパーリンク。全体像を持っているものの可能性がある。地球儀にはない意味を地図は見ることができる。
2013-03-26 00:30:01⑨そうなのだ。地球儀って南極とか見えないか、見にくい。NAメルカトル図法によるgoogle mapはズームインはいいけどズームアウトするとバツ。失うところが多い。(認識していなかったなぁ、自分)
2013-03-26 00:34:20⑩地球は丸い。無限平面上にあるという思想だった。どこまでも行き止まりがない。オーサグラフを考えたときに疑問を持つことができた。
2013-03-26 00:35:54⑪KOメソッドが決まると飛躍できず、新たしい考え方ができない。言葉が思考を定義する。じゃあ言葉と言葉ではないものについてはどう?→KA意識しないものを極端にすると見えてくる。主観と客観。
2013-03-26 00:39:31