鶴贄小ネタまとめ

𝕛𝕪𝕦ℝ𝕚 @xx_jyuRi_xx

スタイル使いで知り合いなのが一緒に学園にやって来た生煮ちゃんだけで「私の父親探しに協力してくれないかな？」ってちょっと緊張しながら頼み込むバーミーとかとてもいい

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「……は？　いや、そもそもお前は誰？　父親って何の話だ」「ああ、そうか顔を合わせるのは初めてだったねまあ私はお前のことを一万年と二千年前から知っているけど。じゃあここは大人として先に挨拶をしておくべきなのかな、はじめまして、贄波家」「……ああ。その口ぶり、鶴喰家か」

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「うんそーそー。で、きみがスタイルを学んだ鶴喰梟の息子さ」「ふーん……？　梟だか鴎だか鳩だか知らないけど、まさか鶴喰家のやつがこんなに失礼だったとはね。ま、私も人のこと言えないけど……人に頼み事をする時は、目を見てものを言いなよ」

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バーミーが生煮ちゃんの包帯巻くだけのお話読みたい

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「……なに」「ん？」「なんでジロジロ見てんの」「はぁ？　しょうがないだろ、私に見ないで包帯巻けと言ってるわけ？」「じゃなくて。なんかお前、おかしい」「そういうお前がおかしいんじゃないの」「……かもしれないな」

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「お前さ、ほんとなんなのさっきから。いきなりエグい傷口見せて包帯巻けとか、かと思えば腕ジロジロ見るなとか。まあ私は大人だからお前のワガママにもある程度付き合ってやれるけど？　さすがに限度ってものを考えてほしいよね、いくら私が度量が大きい人間だからといって甘えられるのはちょっと、」

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「うるさい。黙って巻けないの」「……じゃあお前も黙って巻かれてくれよ」　みたいなバーミーと生煮ちゃんのただ包帯巻いてるだけ小話

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しばらく巻く手を止めて生煮ちゃんの腕がひどく細くて白いのを見てたバーミー　人の目は絶対見ないくせに腕はなんだかじっと見るもんだから変な気分になって振り解きたい生煮ちゃん　みたいなみたいな

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「ねえ。解けた」「……は？」「巻いて」「……いや、あの、何？　何で？」「お前しかいないから」「いやいや確かに今保健室（ここ）には私しかいないけれども。正確には私は保健委員長の赤さんに二人の容態が変化しないか見てるよう言われてるわけで、要は留守番を頼まれてるんだけど」

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「じゃあお前は保健委員長の代わりってことでしょ？　ほら、怪我人だよ。手当てしろ」「無茶苦茶言うなぁ！　そんなもん自分で巻けるでしょうよ！」「誰もいないならそうする」「じゃあ私は置物か何かと思ってくれればいいから。そしたら誰もいないよ」「……何言ってんの？　訳わかんないんだけど」

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「訳わかんないのはこっちだよ……私は自分で巻いてって丁重にお断りしてるだけなんだけど」「ふーん、そういうこと。じゃ、嫌だ。お前に巻いてもらわない限り私は帰らない。ずっとここに居座って、下手したらそこで寝たきりの二人に何かするかもね」「……あれ、私もしかして今脅されてる？」

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「そうだよ。だから大人らしく事を穏便に運びたいんなら、お前はとっとと私の包帯を巻き直せ。足は自分で巻けるから」「うわっ、ちょっちょっちょっその傷口あらわにしたまんまこっち来るのやめてくれないかな！　私は人の目と痛いものは見れない主義なんだ！！」「じゃあさっさと巻けば？　ほら早く」

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「分かったよ！　もう分かったからそこにとりあえず座って待ってて！　あーもうなんで私がこんな目に……えーっと包帯はどこだっけ……ていうかこれ勝手にいじったら怒られるんじゃないのか……ああ、あったあった」「ちょっと待って」「え？」「それ、何」「何って、包帯」「そうじゃなくて」

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「何だよ」「何で包帯だけなの？　私は怪我人で、手当てしてほしいって言ってんだけど」「……はぁ？　あのさ、お前ちょっと何か勘違いしてない？　私は保健委員じゃないし、お前の下僕でも召使でもましてや主治医とかでもないんだよ？　包帯巻くだけで勘弁してよ」

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「はぁ？　お前こそ何か勘違いしてない？　保健委員長はこういう場合も考えてたまたまやってきたお前に留守を頼んだんじゃないの？　それに、ちゃんと傷口見なよ。こんな状態の傷口に消毒もせずに直に包帯当てたらくっついて次巻き直すとき痛いに決まってるだろ」

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「こんな傷作れる奴がなんで包帯剥がす時にかさぶたも一緒に剥がれる痛みに耐えられないんだよ！」「私、地味に痛いやつとか苦手なんだよね」「あーはいはいもう分かったから。消毒すればいいんでしょー。いいよ許してあげるよ発展途上の子供のワガママくらい受け入れられなきゃ大人じゃないもんね」

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パパンのクズっぷりと死と自分のパパンのクズさ受け継いだ適当感がすごい嫌になって落ち込んでるバーミーの周りちょろちょろしてバーミーが怒ったら「元気出たじゃん」って言う生煮ちゃんがかわいすぎて眠れない

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あとテンション下がったまんま帰ろうとするバーミーを何も言わずにゲーセンに連れ込んで遊ぶ生煮ちゃんとか　ﾋｰｶﾜｲｲ

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「……」「……」「……何」「なんでもないけど」「あっそう」「うん」「……」「……」「……いやだから、あの、何？」「別に。なんでもないって言ってるじゃん」「……じゃあ、ちょっとどっか行っててくんない？　私、今お前の相手するほど余裕ないから」

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「んじゃ、お前もその辛気くさい顔やめたら。鶴喰博士のこと、大して好きでもなかったんだろ」「あー……大人にはお前には分かんないような悩みがいろいろあるんだよ」「ふーん？　今私と話してるところ見ると、そう悩んでるようには見えないけどね」「うるさいなぁ！　お前が話しかけるからだろ！」

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「お前、なんでそんなしつこく私に構うわけ？　赤の他人だろ」「さあ。なんとなく？」「またそれかよ……なんとなくならできれば放っといて欲しいんだけど」「それは無理」「なんで」「私が構いたいからだよ」「……はあ、お前ってほんとに、」「何」「いや、何でもない」

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「なんでもないなら、大人しく構われてれば。人生、構われなくなったときが終わりだよ」「いや意味分かんないし。良いこと言っても励ましにならないからね？」「“人間は考える葦である”」「あーもう分かったから」

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鬱バーミーがそばをなんとなくちょろちょろしてる生煮ちゃんにほだされる話ください

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「！」「！」　「……久しぶり」「……」「うっわー、何その辛気臭い顔。そんな顔してもあの日貸した５００円は返してもらうからね」「……いや、借りてないし。しかもなんで５００円」「ジャンプS.Q.の値段」「……ああ」

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「あと黒神からも鉱山包んでもらってないんだよねー。まったくどいつもこいつも約束を反故にするのが好きで困るなぁ」「……」「え……っ、うわ、ちょ……何」「いや」「何してんの」「さあ」「重たいんだけど」「だろうね。私の方が圧倒的に身長高いし」