バレーボールの「流れ」を可視化する #vabotter

技術的にグダグダなレベルのバレーボールでは流れの可視化は難しいですが、戦術・技術再現性の高い一定レベル以上のバレーボールでは「流れ」というものが目に見えてくることがあります。 流れを見るための方法を書いていきます。 流れが見えると他のことも見えてきますよ。 続きを読む
バレーボール
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強行突破 @kaz10000
バレーボールでよく言われる「流れ」について、後でブログにまとめるかもだけど少しつらつら書いておく。
強行突破 @kaz10000
まずは流れがどちらかのサイドに移った状態が見える状況。これが先日ついっとした、「サービスエース」「ブロック」「相手のスパイクミス」による連続得点。
強行突破 @kaz10000
そしてその前に流れが変わりかけている状態がわかる状況。それが「サイドアタッカーのスパイクが決まらずラリーが続いてしまう状況」である。
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このサイドアタッカーのスパイクが決まらない状況がなぜ起きているのか…っていうのを整理すると、流れが変わった状態が見えやすくなってくる。まずはそこから。
強行突破 @kaz10000
サイドアタッカーが打っても打っても決まらない状況。これはレフトでエースを張っていれば誰でも経験する状況です。そんな時はたいてい、ブロックがきれいに2枚整い、空いているコースに打つとディガーが待ち構えている状況です。
強行突破 @kaz10000
空中でディガーが見えますので、ブロックの隙間の狭い範囲の中でさらにディガーの左右や前後を狙ったりする微細なコントロールを狙っていくことになりますが、相手もコースを狙ってくるのは承知なので対応をしてきます。
強行突破 @kaz10000
バレーボールを何でもかんでも気持ちの問題にしてしまうフジテレビバレー観なお気持ちくんなどは、この時点でスパイクコントロールを放棄して、お気持ちでブロックに叩きつけたりしてキルブロックを喰らったりする。 エースの頭が働かなくなった上に流れの重要な三要素のひとつ「ブロック」が出てきた
強行突破 @kaz10000
全日本男子、しょっちゅうキルブロックを喰らって相手に流れを渡すきっかけを作ってるね。これで1点。次に同じエースにトスを上げにくい状況で敵のブロックはますます楽になる。決めてくれるアタッカーを探すようなトス回しのセッターならアタッカー対ブロッカーが3対3。
強行突破 @kaz10000
サーブでしっかり攻め込めていれば、その状況はブロッカー3に対し、エースに加えて前衛センターが攻撃に入れない状況を生み出す。つまりブロック側が数的優位に立つことになる。こういう状況、思い返すとよくあるでしょ。
強行突破 @kaz10000
よく「速いトス回し」と形容される「誰でもいいから誰か決めて」と順番にトスを回すセッターがいるけれども、こうなってくればしめたもので、ブロッカー側数的優位な状況で一人ずつアタッカーを潰していけば良いだけの話となる。
強行突破 @kaz10000
ほら、もうすでに相手の流れ。
強行突破 @kaz10000
話戻ってなかなか決まらない状況。ジャッジが難しいラインを狙ったショットを打ったりすることもあります。まあこれがギリギリ決まらずラインを割ったというならば、アタッカーの意図も明確なのでまだまだ流れは渡りません。でもボールコントロールが下手なアタッカーは大きくラインを割る。
強行突破 @kaz10000
はい。「アタッカーのスパイクミス」が出てきました。結局ブロッカー2枚とディガーの連携に耐え切れず、エースのスパイクミスを誘発する状況を生み出した…ということになります。これも流れが移った根拠となります。
強行突破 @kaz10000
ワンタッチ狙いがアウトになるのもボールコントロールが下手なアタッカーがやりがち。たかが50センチしか離れていないところで、狙ったところにボールを当てられないアタッカーとか大笑い。
強行突破 @kaz10000
そもそも指先に当てたって審判が見落とす可能性もあるのだし、ブロックアウトをするなら当てる場所をもうちょっと考えようよ。上手いエースはブロックに当ててディガーを揺さぶる。その知恵がないから流れが渡る。
強行突破 @kaz10000
さて、ブロックを出すにも相手エースのミスを出すにも、そもそもの前提条件があります。それはサーブ。サーブで攻めきれているからこそサイドサイドにトスが上がる状況が作られる。流れを奪うためにはまずサーブを攻めることです。サービスエースは攻め切れている究極の状態。まさに「流れ」。
強行突破 @kaz10000
正しい男子バレーなら相手サイドにブロック&ディグが整ってラリーが続く状況が1セットに1回か2回はあります。そのラリーを制してサーブという主導権の前提条件を奪うことができるかどうか。そしてきちんとサーブで攻められるかどうか。そこで「流れ」が見えてくるのです。
強行突破 @kaz10000
「20点過ぎてからのサーブミスは絶対にいけない」なんて言っているチームに勝利は無い。「サーブ&ブロック」というのはまさに「流れ」を制するためのもので、サーブで攻めて相手の攻撃をこちらのコントロール化に置くことこそが「流れ」なのです。
強行突破 @kaz10000
これがわかると、「アタッカーが決めきれなくても相手を崩す状況を生み出した」ということの重要性も見えてくる。スパイクが決まらなくてもこれはサーブで相手を崩したのと同じ『効果』があるのです。これを『効果率』にカウントする発想が無い時点で世界中のアナリストの目は節穴です。
強行突破 @kaz10000
また、サイドにきちんとブロックを2枚揃えることの重要性も見えてくるよね。つまり余程の前提条件が無い限りコミットブロックなんてやっていはいけなくて、リードブロックでサイドにきちんと2枚揃えるバレーをし続けることこそが流れを制するきっかけとなる。
強行突破 @kaz10000
ゲスるブロッカーや「コミットでいけー」と叫んじゃう解説者がいかに馬鹿か、「流れ」が見えてくるとわかるでしょ。
強行突破 @kaz10000
ブレイクの重要性もわかる。トランジションアタックの重要性もわかる。「バレーボールは流れのスポーツ」とか言いながら、その根拠を考えていないから大切なことがいつまでも見えてこない。ばぼったーが推奨する全ての技術が繋がっていることも見えてこないのも考えていないから。
強行突破 @kaz10000
はい。文字化したので、今後「流れ」という言葉を使ったバレー実況アナと解説者は一回使うたびに100円俺に払うように。

おまけ

だからサーブで攻めまくる。

強行突破 @kaz10000
バレーボール 攻撃サーブこそ正義(再生リスト): http://t.co/l9wMVXU1aX @youtubeさんから ディレイ中継までこれでも見る? #vabotter

コメント

でぐちきり @dhalmel 2013年4月1日
その後のディスカッションは、別途まとめます。
強行突破 @kaz10000 2013年4月2日
まとめを更新しました。
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