Shirley Turcotteさんの動画。アボリジニの精神療法、フォーカシング指向心理療法、複雑なトラウマについて

HORIO, Naomi 国際フォーカシング研究所認定フォーカシング・プロフェッショナル @hn_Focusing

【情報】トラウマとフォーカシングの第一人者シャーリー・タルコットの動画30分 'Aboriginal Psychotherapy and Focusing Oriented Therapy for Complex Trauma' http://t.co/cV4MAb8uES …

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hiroki @hirokiharoki

(1/4)働いてる。アボリジニと。アボリジニ(の人のため)のサイコセラピー。哲学。創設。関わっている。複雑なトラウマへの関連。複雑なトラウマへの治療効果。全てのことが連なって関係しているか、間接的に連なって関係している。ジェネレーションを通して。世代間。トラウマの生じる場合。

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(2/4)例えばあなたがある場所で仕事をしていて、その場所が、トラウマに絡んでるとしたら、あなたにもそれは起こりうる。あなたが誰か、どういう人かということはここではあまり関係しない。あなたは、その、ジェネレーションを通して繋がっている。独りなわけでない。見ている。連なった、

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(3/4)’機能’として。連なっていない(精神疾患でよく扱われる)'機能不全'ではない。繋がっている。繋がりが切れているのではない。トラウマへの見方、考え方。従来の見方と？大きく違う。もっとホリスティック。全体的、包括的な、もっと広い見方。個人の経験。だから、

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(4/4)治療者の目の前に、クライアントがいるとしても、そのクライアントは独りなわけではなく、ジェネレーションを通したクライアントだ。繋がっている。間接的に繋がっている。目の前にいるクライアントと。トラウマ。いわゆるセラピストのとは、違う見方。具体例をこれから説明する。

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(1/4)ナックルズ君のこと。彼は、北部から来た。北部のコミュニティから。急性のストレス症状。激しい首の痛み。腰の激痛。著しい疲労と不安。自分が死にかかっているのではないかと思ってた。何かが取り憑いて呪われているのではないかとも。このことを、土着の視点で見てみる。土着の哲学。

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(2/4)これらの症状。首、腰の痛み。押しつぶされそうなストレス。寝ると悪夢を見る。それに続く、様々な症状。このトラウマ。このトラウマは、必ずしも、彼自身に固有の(彼自身に元から刺さっていた)ものである必要はない。何故なら、彼は間接的に繋がっているから。だから、

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(3/4)何か「もっと広範囲なトラウマ」である可能性に注視する必要がある。それは何？　彼自身のか。あるいは、「彼を通して」出てきている何かなのか。セラピーとしてもポイントとなる質問。もっと、ホリスティックに。私？ 私の？ 私の感じていること？ そこにあるもの。症状。

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(4/4)それらはどのように関連していっているのか。各個人の人生に。包括的に。ナックルズ君のケースでは…。

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(1/8)ナックルズ君。首の中。症状。腰も。彼を見ていると、それらの症状はすべて、何というか大人がそこにいて、苦しんでるような感じだった。「うわぁぁぁぁ…ん」というような、小さな子供が(トラウマに)苦しむ時、フラッシュバックの時、の表現とは違っていた。だから、彼が昔の時の、

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(2/8)もっと小さい子供だった時のものではないようだった。彼が、大人の男性としての感じを感じているような。つまり、最近の、今現在の世界での物事。では？ 最近、どんなことがあったの？ 沸き上がってきているもの。彼は、遭遇していた。連鎖的な、群発自殺。

hiroki @hirokiharoki

(3/8)アボリジニのコミュニティでは、日常的な出来事だけど。つまり彼は、首を吊った少年を見た最初の人物だった。そしてその、首を吊った少年は、群発自殺した子供達の一人だった。群発自殺とは、自殺に影響を受けて次々と自殺が起こる現象のこと。次々と人が亡くなってゆくこと。関連して。

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(4/8)ナックルズ君の、体の感じをいっしょに見ていった。Body-centered psychotherapy 体中心療法。重要。彼は見ていった。感じていった。彼の、のど。首を吊っている。彼が、自分自身の症状として、最近亡くなった人物の症状、

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(5/8)亡くなった人物が感じたであろうことを、受け持っている。そして、減らすことなく、過小評価することなく、さらに奥へと入っていった。そこに。いた。その少年。その少年の経験したこと、感じを、彼は抱えていた。「いたね。その少年が。あなたが抱えている。その少年の経験した感じを。

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(6/8)その少年は今どこ？ いっしょに見ていこう。そうすれば私達はその少年と繋がることができる」アイデア。考え方。つまり、すべてのディメンジョンで見ること。時間。過去現在未来。あなたがいる、属する現地の世界、コミュニティ。各レイヤー層。関われる部分、全部。見ていって、

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(7/8)繋がろうとすること。この場合は、その少年の感じと繋がること。ナックルズ君は、その少年と繋がることが必要だった。首を吊った少年。世界のはざまで、からまって動けなくなってしまっているその少年と。一度、我々がそこに行くことができて、その少年と繋がることができれば、

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(8/8)ナックルズ君は、群発自殺した全部の子供達と繋がることができる。そして、そこでどんなことが起きていたのか。なぜ、ナックルズ君が「呪われているみたいだ」と思うような状況になっているのか。

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(1/3)全体の話を抜きにして。いつも。あなたをとにかくそこへ連れてく。その少年達は、そこにとらわれている。ある意味で。彼らはある種の助けを必要としている。とらわれから、過ぎ越すために。だからナックルズ君にお呼びが掛かった。彼の体に起きた症状を通して。彼が感じている不安、

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(2/3)苦痛を通して。それらは、ナックルズ君のものというよりは、実は、自死した子供達のものだ。その子達に、より関わるものだ。その子達の感じたことだ。彼らの問題。ナックルズ君の中に。その子達から見ると、ナックルズ君が、治療者で、助ける者の立場。ナックルズ君はそれができた。

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(3/3)できたから、少年達はやっと安らかに眠ることができた。過ぎ越し、故郷、家族の先祖と共に旅立つことができた。

hiroki @hirokiharoki

(1/3)だから、通常の(トラウマ治療とは)かなり違うアプローチ。誰かに、何らかの症状がある場合。誰かに退行の症状が現れて、子供のような何かがそこにいて、座ってて、呼んでるような場合。症状。激怒。落ち込み、うつ状態。なんでも。その人物は、間接的に繋がっている場合。

hiroki @hirokiharoki

(2/3)提示している。アボリジニのこの土地の哲学。この土地に根ざした精神療法。必ずしも、本人だけのものと捉える必要はない。その時のフェルトセンス。その時のエネルギー。その時に、下に降りてゆくものが何であれ。降りてゆくものはとにかく降りてゆく。あなたは、それについてゆく。

hiroki @hirokiharoki

(3/3)それが降りてゆくところへ。そしてその場所から、見て、感じて、アプローチすればいい。　もう一つ、アボリジニのサイコセラピーのとてもすごいところ。

hiroki @hirokiharoki

(1/4)すばらしいところ。それは、人が、あなたが、実際には独りではないのだ、とするところ。　あなたの好きな人、親、育ててくれた人達。たとえ、彼らが今現在あなたの元にいてくれていないとしても、それは、部分的なものの見方で、全体図なわけではない、とすること。実は、