人間の復活までの中間状態と神の裁き
- wancupmaster
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復活の主についてはある程度まとめられたと思います。が、私たち信者の場合はいつ復活させられるのでしょう?肉体の死後、主と同じ復活のからだをすぐに頂けるのでしょうか?それとも… 多分この辺は曖昧になっている方って多いのでは? ということで、今朝はその辺についてちょっこっとお裾分け…
2013-03-31 07:34:49【復活の順序】 ①初穂であるキリストー1コリント15:23。②教会時代のキリストにある死者ー1テサロニケ4:16。 ③空中再臨の時、生き残っているキリスト者ー1テサロニケ4:17。 *②と③は空中再臨の時、同時に起こります。
2013-03-31 07:39:25④旧約時代の聖人、義人たちーダニエル12:1~2、イザヤ26:19、1コリント15:52。 ⑤患難時代の聖徒たちー黙示録20:4~4。 *④と⑤は、千年王国の始まりの時に起こります。 ⑥神とキリストを信じなかった者たちー黙示録20:13~14。 *千年王国の終わりの裁きの時です
2013-03-31 07:44:33私たち主イエス・キリストを信じる者は、キリストの空中再臨(携挙)の時に復活のからだに変えられます。では、携挙が起こるまでの間に死んだキリスト者は、どのような状態におかれているのでしょうか?
2013-03-31 07:49:15一部の人々は「肉体の死後、復活のからだを頂くまでの“中間状態のからだ”がある」とし、第二コリント5:1~10を引用します。文脈に沿って見ていきましょう。
2013-03-31 07:55:352コリ5:1ー地上の幕屋…三位一体の神が住まわれる信者の肉体。cf ヨハネ14:17&23、1コリ6:19。 神の下さる建物…復活のからだ。 天にある永遠の家=永遠のからだ。 *つまり、復活のからだは「永遠」であって「一時的」ではありません。
2013-03-31 08:04:202コリ5:2ーこの幕屋…肉体。 天から与えられる住まい…復活のからだ。 *聖書的には「死とは、肉体とたましい(霊魂)の分離」です。ですから、肉体が死ぬと復活のからだが与えられるまで「たましい(霊魂)は、一時的に裸の状態」になります。
2013-03-31 08:09:002コリ5:3ーそれを着たなら…復活のからだを与えられたなら、という意味です。 *ここでは「からだ」が服にたとえられ、「からだ」がないなら「裸である」ことが示唆されています。
2013-03-31 08:12:052コリ5:4ー重荷…肉による弱さ。罪の性質。 この幕屋を脱ぎたい…三位一体の神の内住はあるものの「肉のからだ」がある以上、罪の性質もあるため。 死ぬべきものがいのちにのみこまれてしまうために…信者はしばらくの間、裸の状態になります。cf 1コリ15:50~58の要約です。
2013-03-31 08:18:222コリ5:5ー神は、その保証として御霊をくださいました…信者になった瞬間から内側(たましいの内側、霊の部分)に聖霊が住んでくださいます。cf 1コリ12:3b、ヨハネ14:16、エペソ1:13~14。 *信者となった保証として、聖霊が与えられているのです。
2013-03-31 08:28:362コリ5:7ー見るところ…罪の性質を有する肉の思い、肉のからだの欲求によってではなく。 信仰よって…御霊の思い、御霊の性質によって主の栄光を表わすために生きている、という意味。
2013-03-31 08:37:452コリ5:8ー肉体の死によって信者のたましい(霊魂)が肉体から離れると、ただちに主とともにいることになります。
2013-03-31 08:40:452コリ5:9ー信者は、肉体というからだであろうとも、肉体を離れてたましい(霊魂)の状態であろうとも、主に喜ばれることを願っている者なのです。
2013-03-31 08:43:442コリ5:10ーここでは次にいつ、てんからのからだを与えられるのかを教えています。それが「キリストのさばきの座」です。
2013-03-31 08:48:38キリストのさばきの座…「さばきの座」と聞くと「有罪判決が出たらどうしよう?」「私は天の御国へ入れてもらえないのではないか?」と不安になる人がいます。が… *これは「復活のからだで“信仰生活の決算”をする」という意味です。cf 第一コリント3:10~15。
2013-03-31 08:52:54信仰の土台がイエス・キリストにあるなら、たとえ火で燃えてしまうような信仰に家であったとしても「その人自身は、火の中をくぐるようにして助かります」とある以上、必ず天の御国に入れてもらえるのです。アーメン。御霊はそのことの証印でもあるのです。
2013-03-31 08:56:41というわけで、教会時代にすでに死んだクリスチャンたちが、主と同じ栄光のからだに復活するまでの“中間状態のからだ”というものを第二コリント5:1~10から証明することは出来ません。 では、肉体の死後、復活までの間 どのような状態で、どこにいるのでしょうか?
2013-04-01 08:00:27ちりはもとあった地に帰り、霊はこれを下さった神に帰るー伝道者の書12:7。 聖書的には、死とは肉体とたましい(霊魂)の分離であり、分離後はそれぞれもとあった所に帰るということです。
2013-04-01 08:12:41「不滅」という言葉は、聖書では肉体に関してのみ使っていますが、神学的には肉体的だけでなく、非物質的な霊魂の部分にも適応されるものです。 肉体の死後、信者の霊魂は神と共にあり意識がある状態です。cf 詩17:15、ルカ23:43、ヨハネ14:3、ピリピ1:22~24、黙6:9~11
2013-04-01 08:28:42不信者の霊魂もまた意識のある状態ですが、神とともにあるのではなく、シオール(ハデス)にいます。cf イザヤ14:9~11、ルカ16:19~31。そこでも意識があり、会話もでき、痛み苦しみ渇きを感じています。
2013-04-01 08:34:34信者は、肉体の死の瞬間にその霊魂は肉体から離れ、霊魂の聖化は完成し、神の栄光のある所に入ります(栄化)。天において神の臨在の前に置かれますー黙示録6:9。
2013-04-01 08:40:20黙示録6:9~11ー患難時代前半の殉教者たち. 黙示録14:13ー患難時代後半の殉教者たちが、肉体を持たない霊魂だけの状態でいます。ただし霊魂は形がないものではなく、剣とさやのように肉体のような形をしています。人間の霊魂はからだに似せて形造られており、与えられた白い衣を着ています
2013-04-01 09:16:47パウロが「裸の状態になる」と言った信者の霊魂が、神から与えられる白い衣(義の衣)を着ているのですー黙示録6:11。そして「休んでいなさい」と言われています。ここが「アブラハムのふところ」と言われる「パラダイス」です。
2013-04-01 09:31:15