- H_Hirayama
- 1524
- 0
- 0
- 0
国連のキューブサットの会議で使用されたスライドに、中国の小型固体ロケットに関する情報が含まれていた。おもしろいのは明らかに開拓者ロケットではなく、そして現在はそのスライドから当該ページが消されている点。これは長征十一号の可能性が高い。 http://t.co/8bszwMJDsL
2013-03-31 08:45:54@Kosmograd_JP これは貴重な資料ですね。固体3段式+PBS。YF-50というエンジンも初めてですね。(YF-2X:長征2系、YF-4X:長征4系上段、YF-7X:LOX系エンジン)なんとなくKT-2Aのコアが似てるようなhttp://t.co/uO6K5pOlTG
2013-03-31 08:53:02@Kosmograd_JP そしてこのスライド、右側のところに消し忘れらしき丸いものがありますね。ここにはPLFの形状が描かれていたのかも、と思うのですがどうでしょう? 全体的には東風41 ICBMの転用ロケットっぽいですが…。
2013-03-31 08:55:44@LH2NHI この画像の出所は9iflyというサイトのフォーラムなのですが、ここに掲載されている時点でフェアリングのような部分は消えているんですよね……。でもこんな中途半端な消し方は妙なので、何らかのエラーな気もしますけれども。 http://t.co/aWMHJLlAUW
2013-03-31 23:23:26@LH2NHI YF-50tならあったのですが、これは上段向けではないですよね。 http://t.co/YsLBBztgGP そういえば長征六号には、イプシロンのPBSのような液体ロケットをオプションで搭載できるらしいので、ひょっとしたらそれと同じなのかも知れません。
2013-03-31 23:35:52@Kosmograd_JP これは・・・中国の宇宙ファンの情報収集能力もすごいですね。今はリンク先を見ても載っていないですがやっぱり消されましたか…。
2013-03-31 23:52:11@LH2NHI 今試しにと思い、googleのキャッシュを見てみたら、削除前のpdfが残ってました! やはりフェアリングの図でした。 http://t.co/XpxpjSZDSD
2013-04-01 00:12:56長征十一号(らしき想像図)の件、たくさんの方にRTして頂きありがとうございます。「長征十一号って何?」とお思いの方もおられると思うので簡単に説明します。中国は今、2010年代後半に向けて新しいロケットを続々と開発中で、その一つがくだんの長征十一号です。(続く)
2013-04-01 01:45:28しかし長征十一号は「3段式の固体ロケット」ということ以外、性能や形などは明らかにされておらず、よもやこんな形で情報が出てくるとは思いもよりませんでした。もちろんあれが本当に長征十一号であれば、ですが(違ったとしても、まったく未知のロケットということなので、それはそれで貴重)。
2013-04-01 01:53:31また長征十一号は大陸間弾道ミサイルの「東風31A」を基に開発されているという説もあり、加えて東風31Aはキャニスターに入った状態(つまりミサイル本体は見えない)の写真ぐらいしか出回っていないので、その点でもとても興味深い資料ということになります。
2013-04-01 01:57:10今回はどういう事情か、例のpdfからは削除されたようですが、少なくとも直接のお客である衛星開発者に対してはロケットの構成やフェアリング寸法などの情報を提供しているわけで、おそらく長征十一号を含む次世代の長征ロケットは、商業打ち上げ市場に本格的に売り込みをかけるつもりなのでしょう。
2013-04-01 02:05:10