第1回「コーラスを書いてみよう」

Twitアレンジ講座の第1回分をまとめました。「コードと転回の関係」について図説を交えながら、講座を進めています。
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Twit アレンジ講座 @aca_arr

それでは21時になりましたので、第一回Twitアレンジ講座を開催したいと思います^^ なるだけ専門用語は使わずに進めていきたいと思います、宜しくお願いします。 終了の目安は22時くらいです。でも質問による延長は大歓迎ですので、気軽に @aca_arr 宛に質問お寄せください!

2013-04-02 21:00:10
Twit アレンジ講座 @aca_arr

なお、音符の長さや高さの表し方はある程度理解しているものとして話を進めます。 その辺の内容もちょっと確認しながら進めたいという方は、昨日開催のプレ講座 http://t.co/JJZ1Di2Ram の内容を参考にしてもらえたらと思います。

2013-04-02 21:01:05
Twit アレンジ講座 @aca_arr

それでは、講座に入って行きましょう!今日の目標は【 コードにしたがってコーラスの音符を置くことができる 】という段階になることです。 すでにアレンジはバリバリやってますよ、という方には少し退屈になるかもしれませんが、良かったらおつきあいください。

2013-04-02 21:02:30
Twit アレンジ講座 @aca_arr

譜例1-1を見てみましょう(画像参照) すでにリードとベースは書いています。先ほど「コードにしたがって」といいましたが、まずはコードについて説明します。上のC、G、Fなどがそれにあたります。 http://t.co/eVVznFYS8m

2013-04-02 21:06:01
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Twit アレンジ講座 @aca_arr

コードについての詳しい説明はまた別の講座で行うとして C【ドミソ】、 G【ソシレ】、 F【ファラド】 の3つを含むことを今日は知っておいてください。コードはネットで検索したらすぐに出てくるはずです。要望があれば、一覧も掲載いたします^^

2013-04-02 21:10:19
Twit アレンジ講座 @aca_arr

Cは「ドミソ」、Gは「ソシレ」、Fは「ファラド」が含まれる、ということなので、それに沿って音符を並べてみましょう。 このような楽譜が出来上がりました。しかし、このように音符を並べると問題があります。 http://t.co/rCRCqUEEk3

2013-04-02 21:18:29
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Twit アレンジ講座 @aca_arr

1stコーラスの動きを注目してみると【ソ、レ、ド、レ、ソ】となっていて、ソからレはかなり幅があって、歌いにくくなってしまいます。 なるだけ、音の飛びが少ない方が歌いやすいので検討し直してみましょう。 http://t.co/IrUQDmUuJL

2013-04-02 21:21:48
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Twit アレンジ講座 @aca_arr

コードは「こういう音を含まれますよ」と説明するものですが、含まれる音をきちんと使えばその並びを変えても問題ありません(並びを変えることを「転回」といいます)。 転回を上手く利用して歌いやすくしたものが次の楽譜となります。

2013-04-02 21:25:25
Twit アレンジ講座 @aca_arr

2つ目のGが、譜例1-2では「ソ、シ、レ」から「シ、レ、ソ」にかえました。 同様に3つ目のFを「ド、ファ、ラ」と書きかえることによって、先ほど歌いにくくなっていた1stコーラスが今度は【ソ、ソ、ラ、ソ、ソ】となめらかな動きになります。 http://t.co/YT3Wn9az9f

2013-04-02 21:28:03
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Twit アレンジ講座 @aca_arr

このように「転回」を使うことで歌いやすくすることが出来ます。では、譜例1-3が最も正しいのかというと、そう限らないところがアレンジの面白いところです。 というところで、 一旦、小休止です^^ 何か質問などあれば、気軽にどうぞ!

2013-04-02 21:30:13
Twit アレンジ講座 @aca_arr

次の、譜例1-4を見てみましょう。今度は最初のCを下から「ミ、ソ、ド」として、それに合わせて後ろのコードの転回も歌いやすいようにしています。 http://t.co/sFEVmbkb2r

2013-04-02 21:35:20
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Twit アレンジ講座 @aca_arr

転回の使い分けは色々考え方があるのですが、 ①グループの構成 ②曲の盛り上がり などで書き分ける場合が考えられます。グループの構成とは、混声グループだったらコーラスに男性が何人いるのか、また男性のみ・女性のみなのか。音域にあったアレンジになるように考えて、転回を変えていきます。

2013-04-02 21:37:57
Twit アレンジ講座 @aca_arr

【ここ大事なポイントです!】 アレンジの個性に繋がるのは②の 【曲の盛り上がりに応じて転回を変える】 というテクニックです。「低い音でコーラスを集める」と、落ち着いた印象を受け、また「高い音でコーラスを集める」と盛り上がっている印象を受けます。

2013-04-02 21:41:18
Twit アレンジ講座 @aca_arr

これを利用して、同じ曲の中の同じコードでも、例えばAメロのCは【ド、ミ、ソ】としているのに対し、サビのCは【ミ、ソ、ド】とするとより効果的にサビの盛り上がりを表現することが出来ます。ちょっとしたことですが、こういう工夫の積み重ねで、聴いた時に「カッコいい」と感じます。

2013-04-02 21:45:33
Twit アレンジ講座 @aca_arr

【今日のまとめ】 ・コーラスは転回を使いながらコードに沿って音を置いて行く。 ・「転回」を使って歌いやすく、また盛り上げる山を考える。

2013-04-02 21:50:16