東電福島第1原発の廃炉費用はいくらかかるのか

Kontan_Bigcat @Kontan_Bigcat

今、東電福島第1原発の廃炉作業（現段階では安定化作業？）に、年間どのくらいのコストがかかっているのだろうか？ ちょっと検索した感じでは、数字は見当たらなかったので、おおざっぱに想定してみる。 まず、現在1Fのサイトで働いている人は約3,000人と報道されている。（続く

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@Kontan_Bigcat 続き）サイトで働く人には、高度な技術者、管理職から、下請けの単純労働者までいるけど、 仮に平均賃金を25,000円／日、経費を直接人件費の150％、年間300日労働とすると、 25,000×2.5×3,000×300＝562.5億円。（続く

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@Kontan_Bigcat 続き）これがサイトで働く人の人件費関連。 1Fのサイト外で働く人もいるし、必要な資材も相当な金額にのぼるはず。 また、この1年間でも、ALPS3セット、巨大な建屋カバー、膨大なタンク群等々、大物の設置も相次いでいるし、研究開発も始まっている。（続く

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@Kontan_Bigcat 続き）私はプラントエンジニアではないので、このへんの費用は良く分からないけど、合計すれば、軽く1,000億円は超えているのではないだろうか。 （有効数字1桁で、1,000億円／年くらいというのが私の勝手な推定。）（続く

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@Kontan_Bigcat 続き）そして、仮に40年間で廃炉できたとして、年当たり1,000億円かかるとすると、廃炉にかかる費用は4兆円となる。（実際はもっと多いだろう。）（続く

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@Kontan_Bigcat 続き）事故直後、20011/3/30のFGW記事では、廃炉費用を7兆円と推計しているが、 http://t.co/JlALM32qlX この数字はかなりいいセンではないだろうか。 但し、これは40年で廃炉できる場合の話しであって、（続く

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@Kontan_Bigcat 続き）燃料デブリの取り出しができず、石棺になる場合は、137Csと90Srが1/1,000になる300年くらいは厳重な管理が必要になるし、 その後も長期に渡って管理コストが発生し、その膨大なコストは子孫につけ回されるのだろう。（この項おわり）