文化審議会著作権分科会法制問題小委員会(第9回)
文化審議会の法制問題小委員会 第9回 http://bit.ly/cgoJx3。アクセスコントロール回避規制が議題に乗るようなので、傍聴を申し込み。現在、霞ヶ関合同庁舎7号館6F講堂にスタンバイ済み。いちおう発言者をメモる程度にはつぶやく予定。
2010-09-07 09:45:58配布資料を見る限りでは、知財戦略本部のとりまとめを報告して、この問題向けのWGを設置するというのが会議の流れの模様。WGの方はメールベースで進めるつもりらしいので、議論の流れが外に見えないのがやな感じだね。
2010-09-07 09:50:56奈良参事官(資料に無かった発言):「不正競争防止法」で対処するか「著作権法」で対処するか議論があったし、著作権法の位置づけ等大変難しい問題があると思うが、皆さんの検討をお願いしたい。
2010-09-07 10:21:46事務局から「技術的保護手段」に関して著作権法の逐条解説中。資料には条文しか載ってないので貴重。この場ではまとめきれないので別にまとめなおす予定。
2010-09-07 10:27:14奈良参事官:著作物に対しての被害実態ということで著作者団体に依頼して資料をまとめたので、著作物に対しての被害ということで検討が進められたと理解している。
2010-09-07 10:45:00松田委員:資料5では著作権法でも不正競争防止法でも回避行為に関する規制は「なし」となっているが、これを規制しろという方向で検討を進めろという理解で良いか?
2010-09-07 10:46:11多賀谷委員:アクセスコントロールとコピーコントロールを組み合わせて提供する例が増えてきているが、ここでアクセスコントロールを規制したとすると、どういった弊害が考えられるか?
2010-09-07 10:48:51奈良参事官:アクセスコントロールであれば、シャッターとリモコンの関係やプリンターとパソコンの関係も含まれる。また著作権の切れているものに対するアクセスコントロールの回避等も考えられる。
2010-09-07 10:50:35森田委員:アクセスコントロールの回避そのものを著作権とは独立して規制してしまうと、著作権の及ばない、著作権侵害ではないものまでも違法としてしまうことになるが、それをよしとするのかという問題ではないか?
2010-09-07 10:54:27大渕委員:著作権の支分権侵害と独立にアクセスコントロール規制としてしまうと、支分権のない著作者の権利を広く保護することになってしまう。著作権の根幹にもかかわることなので慎重に検討すべき。
2010-09-07 10:57:07松田委員:不正競争防止法と著作権法の技術的保護手段の対象は多少違っていて、コンピュータープログラムも含めるか含めないかが違ったと思うが、それも含めるという意図だろうか?
2010-09-07 10:59:37奈良参事官:発言まとめきれず 土肥主査:これは事務局からの方が良いのでは? 事務局:著作権法は著作物としか…… 松田委員:技術的保護手段の条文に「映像又は音を知覚する」とあって映像と音に限定しているのではないか?
2010-09-07 11:02:07