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Jun Makino @jun_makino
https://t.co/4cRueRH6Y0 この単純に比較できない2つの事象ですが、どうやって解釈すれば良いのかを自分なりに考えました。
Jun Makino @jun_makino
こういうのは多分、「自分なり」に考える前にその論文での 2 つの数字の扱いを検討しないといけない。
Jun Makino @jun_makino
「 (1) 「米国の小児 10 万人あたり一年間に甲状腺ガンになった数は 0.54 人」」はこの http://t.co/8T2fL76r5L 論文 がベースにしている SEER 統計データから直接でてくる。

Research Article
Pediatric Thyroid Carcinoma Incidence and Temporal Trends in the USA (1973–2007): Race or Shifting Diagnostic Paradigm?
http://www.hindawi.com/journals/isrn/2012/906197/

Jun Makino @jun_makino
一方、「 (2) 「米国の小児 10 万人あたり 50 〜 100 人が甲状腺ガンをもっている」」は、この論文にでてくる場所は 2 つある。
Jun Makino @jun_makino
イントロの "affecting approximately 1 in every 1000 to 2000 children in the United States." これは出典がない
Jun Makino @jun_makino
もう一箇所 : Whereas there are no long-term temporal trend studies to our knowledge,
Jun Makino @jun_makino
the limited studies done in these perspectives identified incidence of pediatric thyroid cancer to be one in every 1000-2000 children [17].
Jun Makino @jun_makino
"the limited studies" という辺りから、著者達はこの数字をあまり信用してなさそう。
Jun Makino @jun_makino
しかも、この論文 17 というのは例の http://t.co/8zPL4tZ46v アレ 。そもそもこの論文 17 には one in every 1000-2000 children なんてことはどこにも書いてない。

Thyroid nodules and cancers in children.
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/16085168

Jun Makino @jun_makino
しかも、 pubmed をみるとでてくる 30% がどうたらというのも論文本体には書いてない。
Jun Makino @jun_makino
もっともちゃんと調べてるのが http://t.co/11wcEY7UbY sivad さん
ツイートまとめ 論文 Thyroid Nodules and Cancers in Children を読む @sivadさんのツイートをまとめさせていただきました。 8632 pv 149 5 users 5
Jun Makino @jun_makino
まあ結論は同じで、「そんなことどこにも書いてねーよ」
2013.2.15のマキノさんのツイート
Jun Makino @jun_makino
小児甲状腺がんは多いと書いてあるらしい ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/16085168 論文
Jun Makino @jun_makino
アブストラクト第一文 : Thyroid nodules are clinically evident in approximately 1% of children and about 30% of these are malignant.
Jun Makino @jun_makino
但し、エディタ権限で本文のどこをみてもそんなことは書いてない。なんだこれ?
Jun Makino @jun_makino
Up to 30% of "cold" nodules are malignant [40]. とは書いてある。
Jun Makino @jun_makino
この論文はオンラインでは読めないのでパス。まあでも surgical slides がどうたらと書いてあるので甲状腺切除手術した人の話みたい。
Jun Makino @jun_makino
チェルノブイリの山下教授の調査では結節のうちがんが見つかる割合は 7% となっている。まあオーダーは同じ。

コメント

林 衛 @SciCom_hayashi 2013年4月7日
@drsteppenwolf さんの指摘を受けて,オリジナル文献をたどってくれた人がいます。"the limited studies"って,著者の引用の意図は何なのでしょうね。
森本卓哉 Takuya MORIMOTO @Todaidon 2013年4月7日
"the limited studies"という表現は割と良くある表現で、逆に言うとそこをしっかり述べていないといい論文とは見なされない傾向もあります。
森本卓哉 Takuya MORIMOTO @Todaidon 2013年4月7日
同業者がコテンパンに論破される状況は正直、あまり愉快ではないのですが、玄妙さんはこのあたりで真摯に白旗を上げられることをお勧めします。人は誰でも間違いはあるという貴重な教訓を身をもって教えていただいたことに対して玄妙さんには感謝しています。
道草クー太郎 @KutaroMichikusa 2013年4月7日
《まあ結論は同じで、「そんなことどこにも書いてねーよ」》← 厳密性に拘るのならこの結語は否定バイアスが先行したオーバーランに見える。「書いてあるが、依拠している原資料が明記されていない」までしか言えないのでは?
道草クー太郎 @KutaroMichikusa 2013年4月7日
記述内容の出典を記載しない理由として考えられるのは、(1)研究内容にとって重要でない場合(2)学会内でほぼ認められた知見の場合(3)既存諸説がこの記述で包含できる場合等が思い浮かびます。
道草クー太郎 @KutaroMichikusa 2013年4月7日
こんな資料もあります。http://seer.cancer.gov/publications/childhood/carcinomas.pdf のページ3/10にあるTable XI.1:米国の年齢構成別甲状腺癌罹患率(by histology)。
道草クー太郎 @KutaroMichikusa 2013年4月7日
すいません。上は計算間違いにつき削除しました。
クリエネ(東京五輪招致疑惑追及しろ) @morecleanenergy 2013年4月8日
QT@KutaroMichikusa 「1000-2000に1人」の定説が罹患率ではなく有病率のことだとすれば、件の論文は罹患率についての研究結果を有病率と比較していると読めます。いずれかは私には判断できません。@drsteppenwolf https://twitter.com/KutaroMichikusa/status/320848312498528256
クリエネ(東京五輪招致疑惑追及しろ) @morecleanenergy 2013年4月8日
↑上から五番目のコメント続く玄妙さんと道草さんのやりとりを三つ貼らせていただきました。余計なお世話でしたらすみません。
内田 @uchida_kawasaki 2015年6月13日
関連ツイート・まとめを追加し、タイトルを変更します。
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