デリダ『散種』をめぐって

まず蓮實重彦が語ったデリダの「リシャール殺し」の話題。そして「相対主義」との差異。12月21日には第2回脱構築研究会・『散種』ワークショップ。
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リシャール殺し

Yoshiharu ISHIOKA @yishioka

リシャールがマラルメに見出した「想像的宇宙」。それをひとつの理論装置と考え、狭義のテマティズムとは別様に、その射程を展開することができるのではないだろうか。

2012-04-02 03:42:25
yusuke miyazaki @parages

@yishioka デリダの「力と意味」(『エクリチュールと差異』)と「二重の会」(『散種』)を「リシャール殺人事件」(蓮實重彦)のように敵視することなく、リシャールの理論的再読として肯定的に読み替えることができれば、その近道になるのかなと思います。

2012-04-03 00:12:20
nibuya @cbfn

デリダは深層という「底を抜いてしまう」ことによってリシャールを「殺した」のではないか。デリダはマラルメを底のない虚無の「表層」の油膜模様のように「散らした」のではないか。これは後に例えばフーコーとデリダを決裂させた「言説」と「ランガージュ」に対する差異の問題につながるものだと思う

2012-07-09 23:02:43
nibuya @cbfn

デリダによるリシャール殺しを言ったのは蓮實さんだが、その言い方にはニュアンスがある。デリダによる「殺し」には「文脈」が存在した。しかし、その文脈を「恐ろしく単純化したデリダ主義者」によってリシャール殺しは最終的に実行されたという言い方を蓮實さんはしている。デリダとデリダ主義者・・

2012-07-10 02:14:22
守中高明Takaaki Morinaka @ladissemination

デリダ『散種』(法政大学出版局)、訳者の一人・藤本一勇さんよりご恵投いただく。誰もがいだく感慨だろうが、原書刊行より41年目にして、まさに時代を画したこの著作が日本語の思考環境に導入されたことを喜びたい。この本に没入して過ごした労苦と快楽の入り混じった30年前の日々を思い出す。

2013-02-27 20:26:52
守中高明Takaaki Morinaka @ladissemination

『散種』所収の「二重の会」が訳されたおかげで、「デリダによるリシャールの虐殺」(蓮實重彦『「知」的放蕩論序説』第3部:糸圭秀実・渡部直己・守中・菅谷憲興によるインタヴュー参照)の現場を誰もが検証できるようになった。テーマ批評側からの反論等、生産的な議論を期待。

2013-02-27 20:59:37
猫飛ニャン助 @suga94491396

デリダ「二重の会」(『散種』)、「力と意味」(『エクリチュールと差異』)と併せて。デリダ的ヌーヴェルクリティック批判は、旧くは豊崎光一や宮川淳によって表明(紹介)されていたが、蓮實重彦の脱構築的(?)テマティスムの実践を除いて、誰がそのことを受け止めて批評を書きえたのか。

2013-03-06 08:36:44
明石健五 @kengoa1965

本日もお仕事。これから印刷所に向う。3月22日号の1・2面の編集作業。夕方会社に戻り、昨日のデリダ鼎談の文字起こし。「デリダによるリシャール殺し」というのが、ひとつのトピックであった。どこかで聞いた話だと思っていたら、蓮實さんが、読書人のインタビューで昔話していたことであった。

2013-03-16 10:23:32
明石健五 @kengoa1965

デリダ『散種』をめぐる鼎談、文字起こしおわり。2万6000字。やはり掲載は半分ほど。さて原稿まとめに。「週刊読書人」4月5日号掲載予定。

2013-03-17 11:55:31
アイカワ @aikawajenjenn

ジャック・デリダ『散種』(藤本一勇ほか訳、法政大学出版)。原著1972年、豊崎光一『余白とその余白または幹のない接木』の紹介が1974年。デリダ も豊崎もすでに亡く、デリダに「殺害」されたはずのJPRがいまだ健在の2013年日本語訳刊行はBJの英訳(1981)より32年遅れ…。

2013-03-21 20:12:23
* @siteO_

『散種』、読みはじめる。デリダ自身による序文に相当する、「書物外」というテクストから。やけにはじめから(?)鼻息が荒いなあと思い、パラパラめくるとこれだけで約90pもあるw さすがフッサールの訳書に本文より長い序説を書いた漢やね。

2013-03-31 13:21:52
週刊読書人 @Dokushojin_Club

【週刊読書人・次号4/5号予告】藤本一勇・立花史・郷原佳以=鼎談「デリダが『散種』したもの」~内容:プラトンの脱構築/リシャール殺し?/「怪しいデリダ」の復権など。高田馬場・芳林堂、神保町・廣文館、神楽坂・文鳥堂にて本日午前、先行発売 http://t.co/zgs9n07548

2013-04-03 09:53:13
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週刊読書人 @Dokushojin_Club

【本日発売4/5号】★藤本一勇・立花史・郷原佳以鼎談「デリダが<散種>したもの」★ジャック・デリダ『散種』が原書刊行から41年を経てついに翻訳 http://t.co/knO6g9mnbx  http://t.co/RHBsygCh0E

2013-04-05 15:17:35
立花史 @FUHITOT

『散種』の現代的意義というお題で鼎談のご依頼を頂いた後、ふと守中高明さんが「二重の会」についてツイートしてくださったのを思い出し、『「知」的放蕩論序説 』での周到なやりとりの後で自分がいったい何を付け加えられるだろうかと悩みに悩んで結論が出ぬまま、率直な意見を幾つか述べておいた。

2013-04-05 02:37:30
立花史 @FUHITOT

ちなみに、「リシャール殺し」については自分からコメントするつもりだったが、なぜかうまい具合に藤本さんからその話が出たので、鼎談の流れに沿ってスムーズに意見を述べることができた次第。

2013-04-05 02:58:21
耳証人 @mimishonin

今日発売の「週刊 読書人」掲載の、藤本一勇・立花史・郷原佳以鼎談「デリダが〈散種〉したもの」を読んでいます。 http://t.co/JabSk432fx

2013-04-05 16:52:35
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Shigeo Hayashi @HAYASHI_twit

【週刊読書人:4/5号】藤本一勇・立花史・郷原佳以=鼎談「デリダが『散種』したもの」全2面読了。ややあっさりめの『散種』あとがきを補ってくれるいくつかの示唆があり、読んで良かった。1面はオンラインで立ち読み可。ただし2面のほうが深い。 http://t.co/fk0WAo2Ih4

2013-04-05 17:32:37
Shigeo Hayashi @HAYASHI_twit

付記。週刊読書人:4/5号のデリダ『散種』鼎談2面の小見出しは「翻訳不可能な書」「テル・ケルの影響」「リシャール殺し?」「怪しいデリダの復権」の4つ。プラトン、マラルメ、ソレルスを扱った『散種』を読む前に頭に植え付けておくといい種が散りばめられていた。@HAYASHI_twit

2013-04-05 23:50:40
Shigeo Hayashi @HAYASHI_twit

「リシャール殺し?」と題された2面の記事でこんなコメントがあった。デリダがやったことは「リシャール殺し、というより、リシャールの防腐処理」であり、「実体としてのテーマ概念から効果としてのテーマ概念を引き出す」というデリダ的変奏を見てとりたくなる、と。

2013-04-05 23:52:23
Shigeo Hayashi @HAYASHI_twit

「防腐処理」という表現は微妙なニュアンスながら、要は、デリダはリシャールのテーマ批評を救う方向で書いたんじゃないか、という視点なのでしょう。ニブヤさんの下記twとはかなり異なる見方。 https://t.co/EApP1yBPQN https://t.co/SUvRY3BMGC

2013-04-05 23:56:00
立花史 @FUHITOT

@HAYASHI_twit とりあげていただき感謝。手短に二点ほど補足させてください。(1)蓮実さんは「リシャール殺し」という事態を実に繊細かつ重層的に語っていて、これは『「知」的放蕩論序説』を直接お読みいただくのがよいかと。私の知る限り「デリダ主義者」という言葉は見られません。

2013-04-06 03:39:28
立花史 @FUHITOT

@HAYASHI_twit (2)あとこれは素朴な疑問なのですが、「二重の会」を最後まで読んだとき、デリダはおよそ一切のテーマ的な分析を放棄していると、デリダはテーマ的な議論を自分では一切していないと、受け取れるのでしょうかね。どうも私はそう思えないのです。

2013-04-06 03:54:34
Shigeo Hayashi @HAYASHI_twit

デリダ『散種』のマラルメ論「二重の会」、ソレルス論「散種」を読み始めた。長らく絶版状態のソレルス『数』は復刊のチャンスだと思うのだけど売れないか…同書の岩崎力氏の訳者あとがきは、バルト、クリステヴァの他、デリダへの言及あり。 【PDF】http://t.co/JZUDwVU8EK

2013-04-06 15:45:34
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