ししせつ！

七海　歩 @_ayu_mu_

ヤンデレ「ね？いいでしょ？手足いらないよね？」 男「や、やめ」 姉「おっと！始まりましたー！第３４回、ヤンデレ手足切断退会！」 兄「実況は男の姉、解説は私、童貞２６年兄がお送りします！」 姉「いやー、今回は天井裏から出現とは、ヤンデレさんには驚かされますね」 兄「あれはすごい」

七海　歩 @_ayu_mu_

姉「今回の要点はなんでしょうか？」 兄「そうですね、今回は縛ってるのが紐じゃなくて、鎖ですからね」 「というと？」 「つまりは紐のように自力で解くというのは不可能ということです」 「なるほどー、つまりは説得が要点と！」 「そうです、あとは第三者の協力ですかね」 「妹の存在ですね」

七海　歩 @_ayu_mu_

兄「妹は休日は９時まではおきませんからね、現時刻は７時３０分、これは大変厳しい」 姉「これは手足切断、ありうるかもしれませんね～」 「十分にありうると思いますよ」 「おっと、プレイカットです！」 「ワクワクしますね」 「おっと、手足を揺らして、切りにくくしている！」 「なるほど」

七海　歩 @_ayu_mu_

姉「ヤンデレ選手、ビンタして大人しくしてと要求してますね」 兄「これは有効ですよ、絶大な恐怖をビンタという痛みを伴う行為に変換させることで、動きが鈍ります」 「なるほど、ナイスプレーですね」 「ええ、現に男は泣きそうですよね」 「おお、涙目を見たヤンデレ選手呼吸が荒くなっている」

七海　歩 @_ayu_mu_

兄「あ、ノコギリの歯が当たり始めましたね」 姉「これは不味いんじゃないですか？」 「まだ余裕はあると思いますが、油断は出来ませんね」 「流石に弟の腕が斬れるのはあんま見たくないですねぇ」 「確かに、朝飯が不味くなりますからね」 「おっと！兄くん叫びだしました！！」 「おおっ！！」

七海　歩 @_ayu_mu_

姉「痛い痛い言ってますねぇ」 兄「カミソリと違って、ノコギリは綺麗に切れませんからね、粉砕に近い形になると思います」 「それは痛いですねぇ」 「悪くすれば腕が一本斬れる前に発狂しますよ」 「でも、ヤンデレちゃんのお仕事はやりやすくなりますよ」 「彼女はそれで良いんでしょうか」

七海　歩 @_ayu_mu_

姉「ここで廊下から足音がぁ！！」 兄「妹ですね、この音は」 「部屋に入ったぁ！！」 「ヤンデレちゃん即座に腹パンから、連続顔面パンチぃ！！」 「あ、気絶しましたね」 「強いぃ！！」 「救いが消えましたね」 「あの娘は何か武道でもやってたんでしょうか」 「愛故にじゃないですか」

七海　歩 @_ayu_mu_

姉「ヤンデレちゃん、のこぎりを振りかぶって」 兄「うーん？」 「降ろしたぁ！！！」 「あ、妹が死にましたね」 「ビクンビクン動いてますよ」 「あれならまだ死姦できますよ」 「流石にそれは引きます」 「…あ、男くん、とうとう「あ…あ…」とか言い出し始めましたよ」 「これは不味い」

七海　歩 @_ayu_mu_

兄「コンビニでコーラ買って来ました」 姉「ありがとうございます」 「どうですか？」 「止血終わって、今骨がゴリゴリ言ってます」 「なるほど、飯が不味くなる音ですね」 「泡吹いて気絶してますよ」 「目が覚めたら右腕がないってどんな心境なんでしょうかね」 「それはつらい！」

七海　歩 @_ayu_mu_

姉「とうとう最後の左足が切断終わりましたぁ」 兄「最後のほうはヤンデレちゃんが「大丈夫、大丈夫」って言い続けててそそりますね」 姉「返り血つけないのために全裸ですからね」 「羨ましい！」 「はい、切断終わりましたぁ！！」 「これにてカットセット！」 「では、まとめに入りましょう」

七海　歩 @_ayu_mu_

姉「全体的に見て、どうでしたか？」 兄「妹ちゃんがあまりにも、あんまりです」 「確かに役に立ちませんでしたね」 「あいつは男を精神的に追い詰めるために登場したんでしょうかねぇ」 「では、ヤンデレちゃんのほうは？」 「ナイスプレイですよ、妹ちゃんを即殺したのは、見事に慈悲がない」

七海　歩 @_ayu_mu_

姉「確かに、あれはスゴかったですね」 兄「脳天にノコギリですからね」 「それは置いておいてでも、ヤンデレちゃん幸せそうですね」 「ええ、赤ちゃんをあやす母のようです」 「それでは、ここらでお別れといきましょう」 「それでは、次回のプレイカットは弟くんとメンヘラちゃんの予定です」

七海　歩 @_ayu_mu_

作者あとがき　 切断描写もしっかりやりたかったけど、それだとすげぇグロくなるし長くなるので辞めました！