支離滅裂を、支離滅裂のゆえに攻撃しても意味はない
玄妙さんのスクリーニング検査の危険性についての発言は、「専門家」だからではなく、自らの経験から発しているという点が重要だと私は思っている。 → https://t.co/at3HB4bToG @saidakaori
2013-04-10 10:07:40ポラニーによれば、専門家の真理への献身、というものがないと、科学的知識の真正性は担保されない。しかしそれを担保する科学者相互の信頼と批判の相互関係がうまく作動していないと私は思っている。何か根本的なところで狂っている気がする。それがとても怖い。@kentarotakahash
2013-04-10 21:25:05玄妙さんが個人的に目の前が真っ暗になった経験から投げた石の方向性は、私はそれが個人的であるゆえに、重要だと信じる。そのあとの議論が支離滅裂だとしたら、それは医者としての「立場」と、目の前が真っ暗になった自分との葛藤の表現だと思う。@kentarotakahash
2013-04-10 21:27:18玄妙さんの支離滅裂を、支離滅裂のゆえに攻撃しえも意味はない。医師としての「立場」の発言と、目の前が真っ暗になった父親としての発言とを切り分けて理解し、その矛盾を乗り越えるための対話をする以外にない。攻撃すれば、「立場」に追い込むことになる。 @kentarotakahash
2013-04-10 21:29:52僕は3/13にこう書いている。「玄妙さんのメッセージの本質は、実は「嘆き」に近いものだと思う。科学が招き寄せてしまう不条理への嘆き。医学というのはとりわけ、その不条理と隣合わせなのかもしれない。患者や家族の幸せを考えたら、生存日数を長くすることだけを至上目的とは出来ないから」
2013-04-10 21:45:213/28にはこう書いた。「我が子の神経芽細胞腫マススクリーニング検査を経験した一医師の嘆き。そこには説得力があった。が、専門知識には欠けるのに、専門家を自称して、それを重み付けしようとした。それが失敗の種」
2013-04-10 21:46:36これは安冨さんの言う「切り分けた理解」になっているだろうか →「我が子の神経芽細胞腫マススクリーニング検査を経験した一医師の嘆き。そこには説得力があった。が、専門知識には欠けるのに、専門家を自称して、それを重み付けしようとした」
2013-04-10 21:54:29@kentarotakahash 専門知識は立場上の思考を貫く場合にのみ一貫性を持つ。しかしそれは見かけの一貫性であって、深いところに矛盾が生じる。一方、「私」の感覚からスタートして専門用語を使ってしまうと、必然的に思考が混乱する。それを抜けるには専門知識を一旦捨てねばならない。
2013-04-10 21:59:12@kentarotakahash 専門家が、自分の専門(に近い)領域で、専門知識を捨てて思考するには、大変な勇気がいる。たいていは怯えて手元が狂って失敗する。その失敗を咎めても意味はない。もっと狂いながら、立場思考へと回帰するだけ。
2013-04-10 22:00:50問題は対話可能性は閉じていること。森口先生や島薗先生はそれを開こうと腐心されたのだと思うが。
2013-04-10 22:00:44では、誰ができるのでしょう。専門家集団の中で何とかしてくれ/何とかしたい、というのが、議論に関わった多くの人々の願いだったと思います。 QT @anmintei @kentarotakahash 森口さんや島薗さんのような優れた研究者に、そんなことはできないと私は思う。
2013-04-10 22:13:04専門用語を用いながら、ぶっ壊れた論を放ち続け、疑義を唱える人々を攻撃もする、専門家とは言いがたい(隣接領域の)専門家を、では、私達はどうしたら良いのでしょう。 @anmintei
2013-04-10 22:08:56@kentarotakahash その難問をずっと考えていますが、難しいです。ですが、そういう時にこそ、音楽や芸術の力が発揮されるのだと思います。
2013-04-10 22:12:32そういう時にこそ、音楽や芸術の力が発揮される
よしんば、誰かの気持ちに何かが作用して、結果目的が叶う事もあるかも知れないが、それは偶然に過ぎないし、必然だと感じるのは、単なる僕らの勝手だ。
2013-04-10 22:30:35