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2013年4月11日

空間中の放射線の量の表現に関してのまとめ

モニタリングポストの変更とかの話題で、1cm線量当量とか空気吸収線量とか分かりづらい言葉が出て来ていたので、ちょっとまとめてみました。 最初のグラフは。。。出典がちょっと行方不明になってしまったので、同じグラフが載っている http://www.aesj.or.jp/~rst/fukushima/120726_01.pdf を提示しておきます。 今回は空気吸収線量や1cm線量当量、実効線量がそれぞれどのような関係があるかを説明したもので、実際にはそれぞれを測定する為にきちんと校正された機器で測定されます。 続きを読む
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yoka72 @yoka72

【1cm線量当量と空気吸収線量の説明】 これは周辺線量当量(=1cm線量当量)を1とした場合に空気吸収線量や実効線量がどれくらいになるかを示したグラフ。 http://t.co/1hh2XdJ3h4

2013-04-09 21:21:37
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yoka72 @yoka72

横軸が放射線のエネルギーなんだけど、Cs137やCs134は0.5~1.3MeVくらいなのでその辺の範囲を見れば良い。空気吸収線量は0.8~0.85位かな。これが1cm線量当量と空気吸収線量の大体の比になって逆数取ればまぁ大体1.2位。

2013-04-09 21:28:17

↑これに関しては、@clear_wtさんから、重要な指摘を頂きました。

cwt @clear_wt

@yoka72 こちらは,それらの物質からの直接線のスペクトルであればその範囲だけで良いのですが,実環境では散乱線による低エネルギー側の成分が(かなり)あるのでそこも考慮するとより正確です. RT Cs137やCs134は0.5~1.3MeVくらいなのでその辺の範囲を見れば良い。

2013-04-19 18:30:07
yoka72 @yoka72

1cm線量当量の単位はSvで、空気吸収線量の単位がGyだから、1.2Sv=1Gyとなるわけだね。ここが誤解されやすいところなんだけど、実効線量の単位もSvなんだよね。でも、実効線量にはこの関係は使えない。

2013-04-09 21:33:25

1.2Sv=1Gyという表現が誤解を招くと指摘頂きまして。↓

yoka72 @yoka72

@kazooooya (承前) 『空気吸収線量を1cm線量当量に換算するには1.2倍すれば良くて、1[Gy]→1.2[Sv]となります。』という表現ではどうでしょうか?(PC復旧頑張って下さい)

2013-04-10 14:17:34
yoka72 @yoka72

じゃぁ、実効線量はどうなのかといえば、それはグラフの青・赤・緑のグラフを見る。三種類あるのは、前面からの被曝なのか、全方向からなのか。。。とか、被曝の仕方の違い。これは割愛。

2013-04-09 21:35:31

割愛した部分の説明の図を引用。↓

yoka72 @yoka72

【実効線量計算のための照射条件】http://t.co/RpwnslgaEK http://t.co/h8bdM2olx8

2013-04-11 09:27:09
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yoka72 @yoka72

で、被曝の仕方によって実効線量は変わってくるので、空気吸収線量と実効線量の比は想定される状況で変わってくる。これが、緊急時は1Gy=1Sv、平時は1Gy=0.8Svとか言われてるやつ。被曝の仕方によって比が変わるから、緊急時と平時で変換係数が変わるんだね。

2013-04-09 21:43:52
yoka72 @yoka72

周辺線量当量(=1cm線量当量:Sv)→空気吸収線量(Gy)→実効線量(Sv) が 1.2→1→0.8(平時) という関係なので、Gy→Svの変換って紛らわしいよね。大体2割ずつの差で似たような数値だし。

2013-04-10 09:29:31
yoka72 @yoka72

実効線量と実効線量率の違いは、時間あたりの値かどうかの違い。率が付いてる方は時間あたりなので、例えば実効線量率であればSv/hと表記される。

2013-04-09 21:45:53

これらを踏まえて実際公表されてる資料を見てみると。。。

yoka72 @yoka72

「固定型モニタリングポストへの移行に伴う空間線量率の測定値の変化について」(PDF) http://t.co/gMSEiV2pIG

2013-04-11 09:40:22
yoka72 @yoka72

可搬型モニタリングポストでは周辺線量当量(=1cm線量当量)を測定していたものがあって、それが空気吸収線量の測定に変更になった際に2割弱程度(計算上おおよそ1-1/1.2)低く表示される可能性があるという意味です。サーベイメーター云々はあまり関係無いので紛らわしいですね。

2013-04-11 09:46:55

↑これ補足しておくと、元々震災以前もモニタリングポストというものはあって、それでは空気吸収線量率を測定して空間線量率としていました。それに合わせたという事で、数値を低く見せるためとは私は解釈しません。

yoka72 @yoka72

※測定している物が変更になった事だけが値の変動の理由では無くて、測定場所や測定機器の変更(精度の高い測定器では10%程度以内の誤差に収まるよう調整されていますが、それ以上の誤差が生じるものもあるそうです)も大きな要因になっています。

2013-04-11 09:53:21

補足↓

yoka72 @yoka72

もうひとつ、紛らわしいのに「空間線量(率)」というのがありますが、これは空気吸収線量(率)と同じものを指す場合が多いようです。http://t.co/Vm3ynNiXzk http://t.co/26MN553vN0

2013-04-11 10:19:30

まとめに関して@clear_wtさんにご意見頂きました。

cwt @clear_wt

@yoka72 基本的な部分をわかりやすくまとめておられると思います.140文字の制限から書き足らない部分もあるかと思いますが,私の勉強した範囲で少し補足してみます(私も放射線計測は専門外です).

2013-04-19 18:25:17

指摘(1)、グラフ上で見るべきエネルギー領域に関して。

yoka72 @yoka72

横軸が放射線のエネルギーなんだけど、Cs137やCs134は0.5~1.3MeVくらいなのでその辺の範囲を見れば良い。空気吸収線量は0.8~0.85位かな。これが1cm線量当量と空気吸収線量の大体の比になって逆数取ればまぁ大体1.2位。

2013-04-09 21:28:17
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