130410 柳澤協二氏 緊急インタビュー 実況ツイートまとめ

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岩上安身 @iwakamiyasumi

続いて、今日のダンディでも言及した柳澤さんへのインタビューの模様を、以下連投。 @IWJ_ch1 1.4月10日(水)午前11時〜 元内閣官房副長官補・柳澤協二氏への緊急インタビューの模様を実況します。北朝鮮情勢、さらには開戦から10年をむかえたイラク戦争について。

2013-04-11 02:13:01
岩上安身 @iwakamiyasumi

連投2 @IWJ_ch1 2.岩上「防衛省がパトリオットPAC3を配備した。しかし北朝鮮がミサイルを発射することの兆候は報道されていない。情報がなく、何も分からないという状況。これが脅しなのか、ブラフなのか。柳澤さんにお話をうかがいます」

2013-04-11 02:13:26
岩上安身 @iwakamiyasumi

連投3 @IWJ_ch1 3.柳澤氏「昨日、みんなの党の浅尾慶一郎さんからも『どういうことなのか?』と連絡があった。昨日の段階では、燃料も注入され、撃てる状態にもなっているということだった」

2013-04-11 02:13:46
岩上安身 @iwakamiyasumi

連投4 @IWJ_ch1 4.柳澤氏「2006年7月と同様のパターン、スカッドとノドン、失敗したがテポドン2を撃った。スカッドで在韓米軍、ノドンで在日米軍をたたく。米韓合同演習に触発されたこともあるが、むしろ前回の核実験へのリアクションでもある」

2013-04-11 02:14:13
岩上安身 @iwakamiyasumi

連投5 @IWJ_ch1 5.柳澤氏「北朝鮮に戦争をする気があるかというと、そうではないと思う。戦争には相当な物資が必要。北朝鮮にはそこまでの余裕はない。アメリカ側も、イージス艦を出すといった、そこまでの態勢はとっていない」

2013-04-11 02:14:40
岩上安身 @iwakamiyasumi

連投6 @IWJ_ch1 6.柳澤氏「政治的に、北朝鮮としては、自国が核保有国であることを認めさせようというのが交渉に入る前提。おそらくアメリカは交渉に乗らずに挑発を続ける。そうなると、金正恩の側に次の打つ手があるのか」

2013-04-11 02:14:58
岩上安身 @iwakamiyasumi

連投7 @IWJ_ch1 7.岩上「今回の米韓合同軍事演習はこれまでと性格が違うものだったと聞いた。北朝鮮側に入り込む海域、島が5つあるあたりでやったと」柳澤氏「武力による威嚇ですね。韓国としても強い姿勢を取らざるを得ないのかと思う」

2013-04-11 02:15:24
岩上安身 @iwakamiyasumi

連投8 @IWJ_ch1 8.柳澤氏「政治的、軍事的にも、韓国のほうが準備は整っている。兵士の練度、兵器の備蓄など。北朝鮮側の映像を見たが、70年前のノルマンディー上陸作戦のようなもの。あれなら、十分に対応できる」

2013-04-11 02:15:47
岩上安身 @iwakamiyasumi

連投9 @IWJ_ch1 9.岩上「テポドンが米本土に届くようになった。そのことに、アメリカ側が激烈な反応を示している。イラク戦争の時のように、アメリカが先に北朝鮮を叩くという戦略があるという見方もある」

2013-04-11 02:16:12
岩上安身 @iwakamiyasumi

連投10 @IWJ_ch1 10.柳澤氏「アメリカが先制攻撃をするオプションがあるとは、今のところ思えない。イラク、アフガンから立ち直れていないというのがアメリカの現状だと思う」

2013-04-11 02:16:39
岩上安身 @iwakamiyasumi

連投11 @IWJ_ch1 11.柳澤氏「アメリカに無視され続けて、北朝鮮がどこまで我慢できるか。アメリカは、さすがにイラク戦争の時のような行動は取れないだろう」

2013-04-11 02:17:07
岩上安身 @iwakamiyasumi

連投12 @IWJ_ch1 12.岩上「戦争になった場合、在日米軍基地、横田・三沢・岩国・沖縄にミサイルが飛んでくる。日本側のダメージはどのようなものになるのか。3.11以後、原発はメルトダウンが起こりうることが明らかに。原発が狙われるのでは」

2013-04-11 02:17:29
岩上安身 @iwakamiyasumi

連投13 @IWJ_ch1 13.柳澤氏「3.11の教訓は、通常弾頭のノドンで周辺施設が破壊されればメルトダウンにまで至るということ。軍事的に考えれば、相手の反撃力を考え、三沢や横田を叩くだろう」

2013-04-11 02:17:57
岩上安身 @iwakamiyasumi

連投14 @IWJ_ch1 14.柳澤氏「戦争は、政治を超えることは出来ないと思っている。目的が、北朝鮮の態勢の維持である限り、戦争にヤケクソに打って出るとはどうも考えにくい。そういうシナリオは考えにくい」

2013-04-11 02:18:27
岩上安身 @iwakamiyasumi

連投15 @IWJ_ch1 15.岩上「自民党政権は日本を戦争にしようという方向に向かっている。改憲をしようと。原発を維持したままケンカに乗り出すなど自殺行為だと」柳澤氏「戦争のダメージをどこまで許容できるかという問題。価値の非対称性がある」

2013-04-11 02:18:46
岩上安身 @iwakamiyasumi

連投16 @IWJ_ch1 16.岩上「外交的な解決はあり得るのか」柳澤氏「それをこそ北朝鮮は狙っている。今、核の拡散のほうが平和につながる、という議論が米国を中心にある。核を持ち合えば互いに慎重になると。だが北朝鮮の核はメンテが行き届いていない」

2013-04-11 02:19:08
岩上安身 @iwakamiyasumi

連投17 @IWJ_ch1 17.岩上「PAC3、それからMD(ミサイル防衛)について」柳澤氏「日本全土はもちろんカバーできない。当たるか当たらないかということの他方で、政治的なメッセージを伝えることはできる。ランダム発射を撃ち落とすことは無理」

2013-04-11 02:19:39
岩上安身 @iwakamiyasumi

連投18 @IWJ_ch1 18.柳澤氏「最悪の事態をどう想定するかというのは非常に難しい。人間の意志は計算出来ない。アメリカと北朝鮮の政治的意図の食い違いをどう埋めていくかという問題。この状態が続くのも、長くて数年だろう」

2013-04-11 02:19:59
岩上安身 @iwakamiyasumi

連投19 @IWJ_ch1 19.岩上「統合エアシーバトル構想というものがある。海幹校で発表された論文がある。3.11後に見積もりが作られた『ヤマサクラ演習』。日本全土が"バトルゾーン"として想定されている。これはどういうシナリオなのか?」

2013-04-11 02:20:20
岩上安身 @iwakamiyasumi

連投20 @IWJ_ch1 20.柳澤氏「ヤマサクラ、私も参加した。朝鮮半島のことを考えたり、住民の疎開のシナリオを考えたり。各方面隊の幕僚の能力を高めようということ。背景となるシナリオはあまり現実味があるものではない」

2013-04-11 02:20:52
岩上安身 @iwakamiyasumi

連投21 @IWJ_ch1 21.柳澤氏「統合エアシーバトルを策定したシンクタンクの人の話を聞いた。中国の力が強くなっている。より遠くから先に相手の主要な基地を叩こうというもの。アメリカにとって都合のよいもの。アメリカが勝つ前提で組まれている」

2013-04-11 02:21:21
岩上安身 @iwakamiyasumi

連投22 @IWJ_ch1 22.柳澤氏「朝日新聞に、アメリカの事務方が沖縄の米軍はミサイル3発で全滅すると発言、と報道。近くにいるということは、お互いに攻撃のインセンティブを高めあう。背後により大きな兵力があるという前提が抑止力になる」

2013-04-11 02:21:46
岩上安身 @iwakamiyasumi

連投23 @IWJ_ch1 23.柳澤氏「エアシーバトルは、ヒットエンドランが出来るということ。その際に、オスプレイに兵力を積んで中国に乗り込むということはあり得ない。まず制空権と制海権を取ることが常識であり、陸軍がのこのこと上陸することはない」

2013-04-11 02:22:10
岩上安身 @iwakamiyasumi

連投24 @IWJ_ch1 24.岩上「米軍に何ができるのか。そして何をしようとしているのか」柳澤氏「一回のバトルで勝つことは可能だろう。しかしそれで戦争が終わるわけではない。そこをどう考えるか」

2013-04-11 02:22:35
岩上安身 @iwakamiyasumi

連投25 @IWJ_ch1 25.柳澤氏「『世界』5月号に集団的自衛権について書いた。現在の議論は雑だし、政治的意図が説明されていない。米国との同盟以外に日本の思考回路がないことが問題。小泉さんは『アメリカしかない』と。しかしそうなのか」

2013-04-11 02:22:57