山田町災害ボラセンの起ち上げの頃を私の目線で思い出してみた

爲眞茶坊公史 @tamemasahito

ボランティアセンター立ち上げ時の詳細が解りません。ある日突然社協の前にボランティアセンターの看板が出ました。それが何を意味するモノか解りませんでした。その後しばらく山田を離れました。次にきた時はBJ？のボラセンが立ち上がっていました。

爲眞茶坊公史 @tamemasahito

ボラセンの運営を静岡？の社協が協力していた話も聞きました。色々の社協がボラセンの運営に協力していたと思うのですが正確な情報を持ち合わせていません。ご存じの方が居られたらお知らせ願えないでしょうか。報告書では、他の団体がボラセンの立ち上げを準備協力していた旨の報告があります。

山本康史💉MMMP+罹患+P @yasusy1973

まもなく、11日14:46。東日本大震災から2年と1ヶ月の月命日。

山本康史💉MMMP+罹患+P @yasusy1973

@tamemasahito 山田町災害ボラセンの起ち上げの経緯については、わたしも一番最初から分かっているわけではありませんが知っている範囲で概略を（特に初期はある程度想像も含むことを最初に断っておきます）

山本康史💉MMMP+罹患+P @yasusy1973

みえでみえ災害ボランティア支援センターを設置し、東日本大震災を支援するにあたり、どこを支援するか？　と考え、岩手県山田町を選んだ経緯は、以前ちょこっと呟いたのでそちらをみて下さい。　→　http://t.co/U3GgnEZPLo

山本康史💉MMMP+罹患+P @yasusy1973

みえの支援センターの先遣隊第1陣が山田に行ったのが確か4/2，3頃。このときは既にB&G海洋センターに山田町の災害ボラセンを立ち上げる予定、という情報を得ましたし、山田町社協とりばぁねっとが合同で立ち上げる、という報告を受けたと記憶しています。なので、これ以前の事はわたしにも不明

山本康史💉MMMP+罹患+P @yasusy1973

おそらく、災害ボラセンを立ち上げるべきと山田町社協や役場にアドバイスしたのは全国社協や岩手県社協、そして、支援プロジェクト会議の方々だろうと思います。そのアドバイスを受けて設置しようとしたとき、ボランティアとして既に山田町で活動していたりばぁねっとにも声がかかったと聞いています。

山本康史💉MMMP+罹患+P @yasusy1973

みえからの先遣隊第2陣が山田に入ったのが4/9位。この頃には山田町災害ボラセンはやっと立ち上がったくらいですが、山田町社協の職員もりばぁねっとも何をどうしたら良いかともかく分からないという状況だったのは想像できます。よってみえへの支援ニーズの第一が「ボラセン運営スタッフ」でした。

山本康史💉MMMP+罹患+P @yasusy1973

なので、みえからの先遣隊第2陣は、一部メンバーにそのまま残ってもらってボラセンスタッフとして活動してもらいました。 また、うち以外には、アドバイザーとして、支援Pからの派遣者や全国社協を通じたブロック派遣制度による県外社協職員（静岡県と長野県が割り当てられた）が応援に入りました。

山本康史💉MMMP+罹患+P @yasusy1973

4/20から先遣隊3陣として3名を、4/28日からわたし含む3名の4次先遣隊を派遣し、同じくボラセンスタッフとして活動しました。 それでも、ともかく全てⅠから作らなきゃならない、インフラもまだまだ不十分な中、スタッフは早朝から日が変わるくらいまで働く必要がありました。

山本康史💉MMMP+罹患+P @yasusy1973

このとき、りばぁねっと岡田くんは行方不明者捜索と物資センター担当、ボラセン担当と3役を担っていたと記憶しています。なので昼間はほぼ不在。朝と夜に顔を出す程度でした。ボラセンには、りばぁねっとのメンバーが数名、山田町社協職員も数名、あと、有志の地元の方も何人か顔を出していました。

山本康史💉MMMP+罹患+P @yasusy1973

他にも入っていたところが居るかもしれませんが、山田町災害ボラセン起ち上げ時の主要なプレイヤーは、山田町社協、りばぁねっと（山田町役場の災害ボラセン担当主幹、と名乗っていた）、支援P、社協のブロック派遣、そしてうち（みえの支援センター）といったところだと思います。

山本康史💉MMMP+罹患+P @yasusy1973

みえからボラパック第1便が山田入りしたのが4/29。全メンバーをボラセンスタッフとして活動してもらい、やっとボラセンスタッフが30名を越える人数にでき、以後、4便までのボラパック参加者のみんながブロック派遣の社協職員達と協力し合って山田町災害ボラセンを軌道に乗せてくれました。

山本康史💉MMMP+罹患+P @yasusy1973

ボラパック第5便の時からはみえボラはスタッフではなく現地に行く一般ボランティアに切り替えました。これが5月20日頃。 代わりのスタッフは緊急雇用創出事業で雇用された山田町の住民の方々が担う形となりました。 これ以降はみえはボラセン運営からは手を引いて、参加ボラとして関わりました。

山本康史💉MMMP+罹患+P @yasusy1973

私が現地に居たのは2011/4/28〜5/5迄。 すでにりばぁねっと岡田さんと山田町社協の間では色んな意見の相違が出てきていて、管理人室に置いていた事務局内は非常に息苦しい状況ではありました。 しかし、様々に起こる課題に関して、打開策を打てたのは、岡田さんの方でした。

山本康史💉MMMP+罹患+P @yasusy1973

あ、ちょっと今から移動になるので、ここから先は少し後で。

山本康史💉MMMP+罹患+P @yasusy1973

再開。 私としては山田町社協職員さんの顔を立てたいとは思いつつ、様々な課題については「是々非々」で「山田町で被災した方々の目線ならどうか？」を判断基準に置いて対応しました。 その結果、実は当時は岡田くんの判断を是とする事や、彼に相談することが多かったのが本当のところです。

山本康史💉MMMP+罹患+P @yasusy1973

それは彼が既に「山田町役場」への唯一の窓口だったことも大いに関係します。当時からなぜ彼が山田町役場の窓口を担えるのか不思議ではありましたが、そこを考えるより、ボランティアに参加してくれた方々の善意を如何に被災した方々の元に届けるか？　の方が当時の優先順位は上と考えていました。

山本康史💉MMMP+罹患+P @yasusy1973

あとは、、、私たちみえボラも「よそ者」であり、信頼しあえる関係を山田町社協や役場、その他の方々と築けていなかった事も背景にあると思います。 おそらく、わたしだって当時は【信頼して良いかどうか、分からないよそ者】として写っていたでしょう。信頼関係を築くのは本来時間がかかるものです。

山本康史💉MMMP+罹患+P @yasusy1973

県社協や支援P、ブロック派遣の県外社協職員も同じだったでしょう。 いずれも山田町に長期間いるわけではなく、入れ替わり立ち替わり人が替わってしまう状態での応援でしたので、最初からずっと居続け活動しているりばぁねっとと比較して信頼を得られなかったのは仕方ない部分だったと思います。

山本康史💉MMMP+罹患+P @yasusy1973

岡田くんの判断は非常に独善的に感じることもありましたし、正面切って反対し大声で口論し合ったこともありました。 しかし一方で、よくそこまでがんばれるな、と思うときもありました。 体育会系、ガテン系だと思ってみれば、「ま、こんな人間も居るわなぁ」と思う程度でした。

山本康史💉MMMP+罹患+P @yasusy1973

結果的にこの「こんな人間も居るわなぁ」という判断は大きな間違いだった訳で、ひとを見る目がなかったことが本当に悔やまれます。

山本康史💉MMMP+罹患+P @yasusy1973

山田町災害ボラセンが2011年11月で解散し、山田町復興支え愛センターとして旧山田病院に移転して以降、みえボラも支え愛センターを窓口に活動を続けることになり、B&Gセンターへの立ち入りはしなくなりました。その後はみなさんご存じの通り、入口に鍵が付き、、、　となった訳です。

山本康史💉MMMP+罹患+P @yasusy1973

山田町社協の職員の方々も本当に頑張っていました。しかし如何せん、岡田くんの迫力と行動力の前には対抗しきれるだけのビジョンを出すことができなかった。 応援の私たちも、入れ替わり立ち替わりでは、そこを深く支えることができるような信頼関係を築けなかった。

山本康史💉MMMP+罹患+P @yasusy1973

みえ発!ボラパック第4便〜第5便の間でセンタースタッフから一般ボラに移行して以降は、ボラセン運営について意見を言うのを控えるようにしましたので、その後11月に解散するまで、どのような葛藤が山田町社協とりばぁなっとの間にあったかは想像しかできないので控えます。