朱鎔基の経済学から李克強の経済学へ

朱鎔基の経済学から李克強の経済学へ
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Nobuhiro Okamoto @okmtnbhr

財経網でブロガー管清友が「朱鎔基の経済学から李克強の経済学へ」と題して、李克強がどのような経済政策をとるか論じていたので、簡単に内容を整理。(連投失礼) http://t.co/xAeFUne2A5

2013-04-13 17:27:52
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Nobuhiro Okamoto @okmtnbhr

①朱鎔基時代はフロー改革が主でストック改革が補、李克強時代はストック改革が主でフロー改革は補になる。中国は利益分配で資源配分を行う時代になっている。政府が利益を調整し、市場が資源を配分する。見える手が見えざる手を誘導する。

2013-04-13 17:28:58
Nobuhiro Okamoto @okmtnbhr

②フロー改革では利益分配は結果であり、資源配分が因であった。ストック改革の過程では、利益分配は因になり、資源配分が果となる。資源配分は中国国内の利益分配が成功するかどうかがカギ。

2013-04-13 17:29:54
Nobuhiro Okamoto @okmtnbhr

③李克強政府のもとでは、管理を受ける市場化から全面的に規制緩和された市場に変化が必要である。中国の新リーダーや人事配置を見るに、李克強経済学の基本的思考は、市場強化、規制緩和、供給改善である。

2013-04-13 17:30:32
Nobuhiro Okamoto @okmtnbhr

④市場を強化するとは、政府と市場が立場を換えること、政府のやることを変えて、市場の基礎的作用を発揮させること。市場ができることは市場に任せる、政府がやりすぎるのでもなく、まったくやらないのでもない。

2013-04-13 17:35:05
Nobuhiro Okamoto @okmtnbhr

⑤規制緩和では、許認可を減らし市場を尊重する。市場主体が選択し、政府のミクロ的な関与はなくす。全人代で李克強は1700ある行政許認可権を3分の1以上減らすと約束。土地開発、戸籍問題、公共サービスなども地方分権を促し、地方で先行的に試行する。

2013-04-13 17:35:40
Nobuhiro Okamoto @okmtnbhr

⑥供給改善では、減税で投資を促進し、福利制度を改善する。国内の利益分配を調整し、国有部門から家計部門に利潤を譲る。投資型政府ではなく、民間家計収入を増加させる。李克強経済学はレーガン、サッチャー経済学、あるいは供給学派、公共選択学派に類似している。(終わり)

2013-04-13 17:37:59