精神科診断名のこと（極私的体験）

kingstone @king1234stone

私の場合、精神科クリニックに行きだしてから、主治医は診断名については何も言ってくれなかったのね。でなんか聞ける雰囲気でもなかった。で、通い初めて３回目くらいの時、たまたま主治医がいない日で、そこのもともとの名医の診察の日だった。

kingstone @king1234stone

いやあ、この名医、ちょっと話始めるとすごく楽しくてどんどん話したくなる。でなんか「これは聞けるな」と思って「私の診断名は何なんでしょうか？」と尋ねたら、「精神科の診断名はつけるのがすごく難しいんだよねえ」と言いながら、DSMを出して来て、私の目の前でめくりながら

kingstone @king1234stone

「あなたの場合は『大うつ病』には入らないし・・・ええっと、ええっと・・・『ストレス性障害』かな？まあはっきりはしないんだけどね」と答えて下さった。なんか妙に安心した。

kingstone @king1234stone

なおWikipediaの「適応障害」の項目には「適応障害（てきおうしょうがい、英: Adjustment disorder）は、精神疾患の一種である。ストレス障害に分類される。」となっている。だから報道で「適応障害」とされる人がバッシングされたら味方したい、と思うわけだけど。

kingstone @king1234stone

でもその後、いろいろ「診断書」が必要になることがあって主治医に書いてもらうと「うつ状態」となっていた。まあそれに間違いは無い。確かに私の「行動」「当時の考え方」は「うつ状態」で間違いはない。しかし「診断名」としてはなんか違うんじゃないか、と思っていた。

kingstone @king1234stone

で、まあどんどん悪くなってネタキリ生活に突入していくわけだけど・・・でそこからまたごそごそ起き出して、活動するようになって、やはりしかし診断書は「うつ状態」だった。

kingstone @king1234stone

で、昨年あたりから、私は活発に外でも活動するようになり、気分とかもどちらかと言えばテンションが高くなった。（実のところ、自分では「ひょっとして私は双極性障害で躁転したのか？」と疑いつつ動いていた。でもなんとなく違いそうとは思った）

kingstone @king1234stone

で、そうこうしているうちに息子の奨学金申請書類を書くためにまた診断書が必要になった。で主治医に「診断書を下さい」とお願いしたのだけど、その時に私は「いくらなんでも、今の私は『うつ状態』とは思えませんが」と言うと、間髪を入れず、簡単な感じで「パニック障害」とおっしゃった。

kingstone @king1234stone

へえええ。パニック障害やったんやあ・・・みたいなことを思ったけれど・・・で、それやったらそうと最初から言ってくれたら良かったのに・・・と思った。

kingstone @king1234stone

実は、2002年か3年頃、友人の精神科医に5分ほどの立ち話で今の自分の状態を言ったら「それはパニック障害、昔で言えば不安神経症」とすごく簡単に答えてくれていた。しかしそれは「診察」でのことではないので頭の片隅に置いてただけなのだけど、なんやああの時の意見で良かったのか、と思った

kingstone @king1234stone

で、そういう診断名がつくといろいろすっきりするのだけど・・・

kingstone @king1234stone

ところがよく考えてみると、「ストレス性障害」にしろ「パニック障害」にしろある環境の中での「行動」や「考え方」を見て判断していくんだよね。何かがぶつかって外傷を負った、とか、インフルエンザウィルスでインフルエンザになった、とかとも違う。

kingstone @king1234stone

ってことは「うつ状態」ってのも結局「パニック障害」とか「ストレス性障害」とかいうのとあんましよく変わらないわけで・・・でも私自身は「うつ状態」とかいう名前ではなく「パニック障害」とか「ストレス性障害」とかの名前が欲しかったわけで・・・

kingstone @king1234stone

同じようなもんなのにねえ。でも「パニック障害」や「ストレス性障害」のほうがなんか安心できるというか前向きになれる感じはある・・・で、名前がつけられるならそっちのほうが「ありがたい」みたいな気分はあるな。

kingstone @king1234stone

で、それが「自閉症」「広汎性発達障害」「アスペルガー症候群」「発達障害」「学習障害」「ADHD」あたりになったらどうなんだろう・・・そこらへんが今の私の関心事だったりします。