私用 海燕さんとペトロニウスさんの対談を読んで

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ペトロニウス @Gaius_Petronius

@kaien いいかえれば、ランキングトーナメントの高度成長に基礎づけられた成長至上主義は、それはそれで残っているんですが、主要なゲームのルールは、もうそれではない!ということが、時代の最先端にはたくさん出ている。

2013-04-13 12:01:18
海燕 @kaien

@Gaius_Petronius たぶんみんな変化することが恐ろしいんですよ。だから「永遠の愛」とか「変わらない友情」とか「変化しないもの」に価値を見出す。「変化するもの」は「変化しないもの」に比べて価値が低いという価値観がある。梅原さんの価値観とは逆ですね。

2013-04-13 12:01:39
べるん @rikabern

>>面白すぎます。「変化しないこと」の動機付けは恐怖、信仰、寂しさなどいろいろあるけど、そこは問題じゃなくて、「変化する」「変化しない」の価値基準がひっくり返ったあと、どうするかな気がします。最初動機なんて消し飛んでしまうのかもしれない。

2013-04-14 10:07:38
ペトロニウス @Gaius_Petronius

@kaien 彼女はよく、伊集院大介に聖書の一説を引用させます。「人間には、時がある」と。それは、変化の時です。同じところに留まることのできない、時間の残酷さと美しさ。それこそが、人生を生きるということだと、僕も思います。

2013-04-13 12:15:47
べるん @rikabern

>>動機付けには「美しい」もある。美化されすぎてしまうというのもときっとあると思う。

2013-04-14 10:12:07
海燕 @kaien

@Gaius_Petronius はい、まったくそう思います。でも、ひとは自分が信じる価値観はなかなか変えられないものなんですよね。たとえそのために不幸になっても。「あなたが不幸なのは、外的要因のためではなく、内的要因のせいです」と言いたくなってしまうんですが。

2013-04-13 12:15:56
べるん @rikabern

>>価値観は変えるものじゃなくて「変わる」ものかもしれない。内的にあがこうとも、1人だけだと永遠の檻に閉じ込められているだけだから。ベルンカステル風にいうなら、閉ざされた空間で、ずっとタイプライター打っているようなそんな感覚。

2013-04-14 10:14:29
べるん @rikabern

内側の世界を捻ったり、書き換えたりすれば幸せになるだろう。内側が変われば、見える外側も変わりますから。ただやっぱりこの心象世界を変えるには、外側の何らかの刺激が必要だと思われる。

2013-04-14 10:15:38
べるん @rikabern

いやほんとうにこれ、永久機関ののようにぐるぐる廻り続ける問題なんだなと。面白くて考えているのならいいんだけど、これを「問題」にしちゃうと、抜け出せないっていう、面白いなあ

2013-04-14 10:20:27
ペトロニウス @Gaius_Petronius

@temmonX @kaien 他者から「認めてもらおう」というのは、僕は、悪い方向に陥る思考だと思います。それは、いいかえれば、環境の、外部のせいにしているんですもん。本当の充実とは、他者の視線がないところに築き上げて、それによって「自分が他者を承認してあげる」ことだと思います

2013-04-13 18:59:50
ペトロニウス @Gaius_Petronius

@kaien @temmonX 海燕さん、僕は、「自分の所で食い止める」という風にいつも言っています。他人に食い止めてもらおうと思うな、親とか自分を保護する義身があった人に恨み言を言うな、自分が引き受けろ、と。そうしなければ、おねだりの人生になる。

2013-04-13 19:05:30
べるん @rikabern

「リア充爆発しろ」「青春を謳歌しているもの砕け散れ」はその例で自分が不幸なのは"あいつ”が悪いっていう被害者意識なんだろうなと思った。これを本気で言っている人は、見ててなんか悲しくなります。そいつらを倒しても、なにも変わらないのに

2013-04-14 10:29:24
べるん @rikabern

自己の世界が強固な人ほど、"強い”っていうのはその通りで、だから私はクロチャの社会不適合者に憧れちゃうんだろう。クロチャのクラスメイトにさ、自己世界で完結している人がいるんだけど、あれは本当に強いよ。だって外側の影響が少ないんだもの。もしくは無い。

2013-04-14 10:31:03
べるん @rikabern

外側からみれば、その人は異常者で壊れていると見えるんだけど、その意見すら彼にとってはどうでもういいっていうね。あまりに行き過ぎた例があれだけど、あれくらいの心象強度を保ちつつ、現実に寄り添う意思があれば、ぼくたちは幸せになれるんじゃないか?

2013-04-14 10:32:52
海燕 @kaien

@Gaius_Petronius 極論はろくなことにならないですからね。それは歴史が証明している。「いいかげんであること」、「自分を赦してあげること」、「自分自身に限りなく優しくなること」、そういうことが案外大切なんじゃないかと思います。ぼくもなかなかできないけれども。

2013-04-13 19:18:19
ペトロニウス @Gaius_Petronius

@kaien 極論である必要性はないんですよ。言葉だとロジカルなので、ゼロサムに見えやすいけれども、、人は本当に、0か100で考えるのが好きだけれども、「まあまあ」とか「てきとーなかんじで」でいいんですよ。何も解決したり答えを出さなくてもいいのだから、人生は。

2013-04-13 19:15:51
べるん @rikabern

>>現実側だとどこまでも曖昧で移ろう、行動に一貫性はなく、言葉を徹底できないのに、思考のロジカルの話になると極論になりがちになる。外側はノイジーなのに、内側は0か1のロジックを用いてしまう。。二極化はしやすいし、分かりやすいから簡単で便利で毒なんですよ。

2013-04-14 10:39:03
べるん @rikabern

完璧主義とかだと余計にその傾向が強い印象があります。「ぶひい」の会話はほんとうに有意義だったなと実感。ダブスタでもトリプルでもなんでもいいし、レンジという方向性をもった思考のほうが、柔軟なんだなと

2013-04-14 10:40:59
海燕 @kaien

@Gaius_Petronius 『鋼の錬金術師』で最後にたどり着く「等価交換じゃなく、10を11にする」という結論ですよね。ほんの少しだけ、何かを食い止める。世界を良くする。そうすれば、誇りをもって生きられるんじゃないかな。自分が生きた証になるんじゃないでしょうか。

2013-04-13 19:16:39
べるん @rikabern

>>一期で「この世界には、等価交換なんてものはない。不公平なんだよ」と提示し、二期で「0でも1でもない考え方」を提示した『鋼の錬金術師』はほんとういい作品。 私は、一期がとくに大好きです。魂の劣化と愛の言及がとても良い

2013-04-14 10:48:55
ペトロニウス @Gaius_Petronius

@kaien そういうのを「中庸」というのだろうと思います。何も極に触れる必要はない。だって、生きているのに、生活しているのに、いきなり解脱とか、いきなり人類に公平に!とか、原罪を引き受ける!とか、ねーよそんなの(苦笑)。まずは、ラノベ買ってきて、なろうに耽溺してればいいのさ。

2013-04-13 19:19:57
べるん @rikabern

>>「曖昧さ」「不完全さ」という自分を認められるかが、カギな気がします。ここテストにでます

2013-04-14 10:50:32
べるん @rikabern

ラスボスがいないから、今の、この世界に「英雄」はいない。昔なら、どっかのアホを叩けば、英雄を崇められたけど今は難しいんだろうなと

2013-04-14 10:51:40
べるん @rikabern

いやあ、本当に面白い。どれくらいの時間がかかるのか分からないけど、そろそろこの論に行き着こうとしたのを加速してくれました。やっぱり人の意見は楽しい

2013-04-14 10:54:21
ペトロニウス @Gaius_Petronius

@kaien 空理空論や抽象的な思考は、とても大事なことです。そうでないと人は、マクロや世界の裏側を考えない、動物脊髄反射になるので。しかし、中島梓も言っていますが、知性は劇薬なんです。知性は、行動の動機を奪う劇薬なのです。それは、歴史が証明している。

2013-04-13 19:35:10