日本の教育費の各国比較における特徴
この記事の不十分点は歴史を踏まえていないところ。日本の大学学費がOECD中世界一は周知の事実。この異常の背景にあった「受益者負担」の考え方を批判しない記事には意味がないと思う。「日本の異常 高学費・有利子奨学金 4年間で借金700万円」http://t.co/juz7mWJC9G
2013-04-15 01:33:37なんだか新聞記事を見ていると「頭に来る(苦笑)」ことばかりなので、15年前くらいに、もう見ないでおこうと思った(ただし私は紙新聞もとっている)。が最近は関わらないわけにもいかない。だったら、もうちょっと楽しい、有益な、役立つ記事にしたい。マスメディアの役割を評価しているからだ。
2013-04-15 01:38:58ついでだからこの記事にさらに注文しておきたい。それは、これ→も事実誤認なこと=「給付制奨学金さえないのは、日本だけ」。なぜなら、例えば京都女子大には(貸与でなく)給付制の奨学金制度があるから。「日本の異常 高学費・有利子奨学金 …」http://t.co/juz7mWJC9G
2013-04-15 01:50:01でもまぁ、国の制度としては、確かに「給付制奨学金さえないのは、日本だけ」。でも個別には、例外の制度を作って、受験生や大学生を応援している大学もある。そういう努力も知ってほしい。
2013-04-15 01:53:53愚痴になってもいけないので提案。1960年代高度成長期の高校進学率上昇の結果、70年代から大学進学率も増え始め、その結果を受益者負担という名の論理+学費値上げでまかなおうとした。しかし教育の結果は最終的には社会に還元され、社会で教育を支えるのが望ましい。社会を受益者と考えるべき。
2013-04-15 02:02:22@y_mizuno 受益者負担という忌まわしい言葉にどれだけの人が泣かされてきたか、障害者が健常者とのギャップを埋める為の費用にも受益者という定義が用いられ出来たのが障害者自殺支援法。出発点の決め方一つで定義が変わる受益という思考法、極論すると健常者が障害を負うのも受益ではと?
2013-04-15 02:16:37そういう矛盾に気付いてほしいですね。@Bachelor1950 受益者負担という忌まわしい言葉にどれだけの人が泣かされてきたか、障害者が健常者とのギャップを埋める為の費用にも受益者という定義が用いられ出来たの が障害者自殺支援法。出発点の決め方一つで定義が変わる受益という思考法…
2013-04-15 02:22:02@y_mizuno そうですよね、教育然り、福祉も然り、原点をどこに置くかで社会は良くも悪くもなる。貧乏も障害も高齢もそれぞれの問題が社会の平均を目指すことで社会全体のレベルアップにつながる、平均が上がれば上がった平均を目指すそれこそが政治や行政の役目と思うのですが。
2013-04-15 02:31:53社会全体が教育の受益者と考えるのが欧米の教育で、教育無償化傾向の背景にはそんな理解があると私は思うのだが。その代わり兵役奉仕なども当然のこととしてあって、日本では無理かも。教育を個人の仕業や修行と考えるが日本。健全な個人主義が育ってない日本では、やはり難しいのかと悲観的にもなる。
2013-04-15 02:18:12@Bachelor1950 1980年代バブル期の後、90年代の論点整理が出来ないままに、当時の思想的背景の新自由主義(自由競争)と自己責任論の風潮が作られ、無反省にそれに乗った。当時の文部省の教育時間削減政策も公然と2極分化を宣言したのと同じ。日本社会の悪い面が出ました。
2013-04-15 02:41:40公財政教育支出の各国比較。ただし教育予算とGDPの比の比較。2009年の教育白書から。http://t.co/tcoisHI8Qq http://t.co/Co5RjU8ZE6
2013-04-15 03:52:42日本の教育費が高いかどうかを見るための指標に、何をとるか。いろいろあるが、ここでは大学の学費を縦軸、横軸に奨学金がもらえる比率。日本だけが突出して、「高い学費を私費=家計で」払っている、という傾向にある。これが周知の事実。 http://t.co/G53qxpER87
2013-04-15 04:09:27http://t.co/G53qxpER87 - この図の出典は、 http://t.co/GOCMHxqobt
2013-04-15 04:16:15日本の教育費の各国比較における特徴。「教育機関への公費割合、日本GDP比で最下位 OECD加盟国」http://t.co/phZf21hm6Z 「日本はGDPに占める教育機関への公的支出の割合が3.6%(09年)と、加盟国で比較可能な31カ国中最下位。最下位は3年連続。」
2013-04-15 04:31:32保育園・幼稚園の教育費について、公的予算のGDP割合と、家計教育経費のGDP割合も見ると、日本は相対的に55%が家計から。フランスでは94%が公的予算から。ただし日本は支出全体が低い。これはGDPが高いからなのか?一見、不思議。 http://t.co/KzpN2qxq6l
2013-04-15 04:41:49高等教育でも幼児教育でも、日本では、教育の受益者負担(公的教育予算の割合が極端に低い。)という考え方が貫徹し一貫しているようにみえる。これは日本の教育環境の際立った特徴。さて問題は、なぜ、いつからこうなったのか。これでいいのかどうか。何が問題なのか。今後どうすべきかといった問題。
2013-04-15 04:44:51@y_mizuno 内田樹氏 (@levinassien )がブログ http://t.co/tzaEtqYW1T で同じことを指摘されていますね。教育に関わる人の憂いはみんな同じです。
2013-04-15 06:18:51@y_mizuno 初めまして。質問があります。学費についてはそうかもしれませんが、学校側の必要経費や教職員の手当等も比較しないと、いけないのではないでしょうか?。
2013-04-15 09:41:40それはそうですね。議論や主張の目的によって、最適な指標、社会指標、というのを(誤解のないように)定義して、その上で、議論をしないといけません。RT @k_bj44v 学費についてはそうかもしれませんが、学校側の必要経費や教職員の手当等も比較しないと、いけないのではないでしょうか?
2013-04-15 09:46:42@y_mizuno 各国のGDPの割り振りの表で比較されると、各国の政策、民族意識の違いなどが解り、面白いのではないでしょうか?
2013-04-15 09:44:58そうかもしれませんね。一度ご自分でもやってみられては?確かに、割り振りには、社会の価値観や歴史性が反映されていそう。逆に既往の履歴を背負うので不明確か? @k_bj44v 各国のGDPの割り振りの表で比較されると、各国の政策、民族意識の違いなどが解り、面白いのではないでしょうか?
2013-04-15 09:51:11僕が興味を持ったのは大学の学費がゼロなのに奨学金がもらえる国があること。何のためにもらうのか? 【大学の学費を縦軸、横軸に奨学金がもらえる比率。日本だけが突出して「高い学費を私費=家計で」払っている http://t.co/XEanio6Ji4 @y_mizuno さん投稿】RT
2013-04-15 10:07:09スウェーデンの場合は徹底していて、大学に来ない同世代が給料をもらっているから。学び研究することで、社会に貢献していると考えて(=社会による奨励姿勢から)給料を出す感覚のようです。@pokke_yamada 大学の学費がゼロなのに奨学金がもらえる国があること。何のためにもらうのか?
2013-04-15 10:20:41あと、奨学金が貸与か給付か、貸与なら有利子・無利子か、そして横軸の率というのが単純にもらえる人数の割合なのか全学費中の奨学金の占める割合なのか。【大学の学費を縦軸、横軸に奨学金がもらえる比率。 http://t.co/XEanio6Ji4 @y_mizuno さん投稿】RT
2013-04-15 10:09:52@pokke_yamada その通り。比較するには、様々な違いの背景を揃えないと、あるいは比較の条件を明確にしないと、その結論を、簡単に間違えてしまいます。ご指摘、感謝です。
2013-04-15 10:22:27