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朝の歳時記風日記Twitter版 4月17日(水)

mixiで月~金朝に更新する日記を概ね週1の割合でTwitterにも掲載することにしました。Twitter投稿第1回目は、株式会社の歴史をひもときつつ株式会社と株主の本来のあり方、世間に蔓延る株と景気感に対する思い込みの問題を指摘する回となりました。投資と似ても似つかない「投機」の恐ろしさを特に大きく書いてます。
経済 賃上げ バブル 投機 株式 ファンド 投資 株式会社 株主
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つれづれの木の下藤吉郎 @Tohkichiro
1.おはようございます。木下藤吉郎です。 1947年(昭和22年)の今日、地方自治に関する法律、地方自治法が公布されました。 また、今から78年前の1935年(昭和10年)の今日は、ムツゴロウさんの愛称でおなじみ、エッセイストの畑 正憲(はた まさのり)さんの生まれた日です。
つれづれの木の下藤吉郎 @Tohkichiro
2.4月17日 水曜日   昨日は、世論調査の話から、マスコミの株価と景気の見方における矛盾点を指摘する話で終わりました。けさはもう少し株について詳しく話をしたいと思います。説明をまじえるので長くなりますが、どんどん読んでいって頂くとありがたいです。
つれづれの木の下藤吉郎 @Tohkichiro
3.そもそも株式会社の始まりは、江戸時代末期の開国で欧米の品がたくさん日本へやって来たあたりからになります。輸出入取引が盛んになる一方、品物を運ぶために欠かせない大型船は、今もそうであるようにとても高い料金がかかりました。
つれづれの木の下藤吉郎 @Tohkichiro
4.そこで商人は、いろいろな人から少しずつ資金を調達し、そのお金で船を出し、売上金の一部を、出資してくれた人々に分け与えるという商法を編み出しました。
つれづれの木の下藤吉郎 @Tohkichiro
5.もうおわかりの事でしょう。この商人こそ株式会社の社長や営業の人間であり、出資してくれた人が株主、分け与えられた売上金こそ配当金の基になったものなのです。株式会社と株主の間柄は、これが基礎となるものでした。
つれづれの木の下藤吉郎 @Tohkichiro
6.しかし時は流れ、戦後にアメリカ流の会社の運営方法が導入されると、高度経済成長を起こし景気がよくなった反面、だんだんと株式会社と株主の関係は健全ではなくなっていきました。
つれづれの木の下藤吉郎 @Tohkichiro
7.お金持ちであればあるほど、あくせく働いて稼いだり、投資して企業を応援し配当金を待ったりで得る楽しさを忘れ、楽(らく)して金儲けをする方法を模索するようになっていったのです。
つれづれの木の下藤吉郎 @Tohkichiro
8.円とドルの変動相場制と証券取引の導入は大きな影響をもたらしました。時価が変動する事で、株が安くなれば買って投資し、株価が高くなればその株を売ることで、「売却益」が生じて、楽して金儲けができるようになったのです。売買目的有価証券の登場です。
つれづれの木の下藤吉郎 @Tohkichiro
9.もちろん、変動である以上は思った通りにはいかないのが当たり前であり、売却損を出してしまう投資家もありました。 最初のうちはまだ株の売買は企業の業績と多少の外国為替変動に左右される可愛らしいものでしたが、バブル経済を迎えると株の取引は危険千万なものになりました。
つれづれの木の下藤吉郎 @Tohkichiro
10.べらぼうに高く投資してその企業の資本(財産)を上げる事で株価を上げ、ある時にその投資資産を大量に売却し、膨大な売却益獲得を目論む「投機(とうき)」という行為が蔓延るようになったのです。いわゆるマネーゲームと呼ばれている行為です。
つれづれの木の下藤吉郎 @Tohkichiro
11.外国為替の変動相場を利用して為替差益を得ようとする「FX」も投機の一種と言えましょう。
つれづれの木の下藤吉郎 @Tohkichiro
12.「投資」も利益を得ることが目的ではありますが、その内容は債券を買い満期まで持ち続ける事で得る利息や、株買いで株主になる事で得る配当金が狙いであり、これに取得費用を突き合わせると決して莫大な金儲けではありません。
つれづれの木の下藤吉郎 @Tohkichiro
13.しかし「投機」は最初から株の売却益が目的であり、株を売買された企業にとっては、短い期間で会社の財産が激しく上下するため、たまらない事になりかねません。投機は本来の株式会社と株主の間柄とは大きく掛け離れた、不自然で冷酷な状況なのです。
つれづれの木の下藤吉郎 @Tohkichiro
14.これこそ、株価の急上昇における影の側面であり、現在の急激な株価上昇は、大金持ちによる投機、株価操作の可能性がきわめて高いと言えます。
つれづれの木の下藤吉郎 @Tohkichiro
15.最近、老舗百貨店の高島屋で高級品がよく売れているという情報がありますが、これは投機で大儲けした人々がこぞって高級品を買いあさりに来たと解釈しかねません。何ら景気回復の証拠にはならないのです。
つれづれの木の下藤吉郎 @Tohkichiro
16.真に景気の良い状態というのは、お金と商品がほぼ等しく生産者、企業、消費者の間を流通している状態です。今、景気が悪いと言われている元凶は、他でも無い消費者にお金が回っていないがために、ものを買ってもらえない事です。
つれづれの木の下藤吉郎 @Tohkichiro
17.結局、国として成すべき事は、企業が賃上げをしても大した負担にならないような補助金交付政策を取る事ではないでしょうか。(了

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