ツイッター超短編小説2013年4月17日編集

消費者金融でこれをやる勇気はない。
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@maomk68

客 用件を明確にして訪れたつもりでも結局その用件はその店で話すことではないよとやんわり店員の目が語る。その用件に付随して確認したかっただけだがその事柄は常識でしょうがと店員の目が語る。そもそも聞く前にネットというものがあるんだから調べろよと店員の目が語る。

2013-04-17 19:28:37
@maomk68

客2 やがて応対もぞんざいになり、会話の様子から敬語が消えざっくばらんな素の会話になり清は用件を切り上げて店を出てその用件をきくべく電話をする。メールを送ってきたのは訪れた店だったが額面通り文脈を読んで空気を読まないといけない社会はとても疲れると清は思った。

2013-04-17 19:31:24
@maomk68

客3 クレーマー対応というものが接客業にはある。客にクレーマーの意識は大抵ない。結果的にクレーマー対応されて自分がクレームを言っているのか単に理解するために聞きに来たのかを峻別できないこともある。

2013-04-17 19:37:45
@maomk68

客4 結果的にクレーマーになってしまった日の午後、こっそり相方にLINEをつなぎ戦況を報告、この支払いは不要ですよと電話のオペレーターが言うのを聞いて自分が訪れた店にクレームを言いに来たと勘違いされたと気が付いて忸怩たる思いをする清だった。

2013-04-17 19:42:10