Bグル本の男女のライターの目線が色々違うよねーという話
書店でこれを見た時、「あずまんがの大阪とちよが巨大化したのか」と一瞬空目したhttp://t.co/i74jyNtwvX
2013-04-18 16:19:20なお、内容も「大阪とちよのような女性二人が、延々と下町の美味しいものをもっきゅもっきゅ食べている」というもので、まさかだめんずの世界とあずまんがの世界がつながっているような認識を持つとは思わなかった
2013-04-18 16:20:41この二人は「沢山食べるし、何を食べても美味しい」というので、他の食べ歩き本のレビューでは「さらに、何を食べてもおいしいらしく、はずれが余りにも少ないので、この二人の味覚信用できるのか?」と書かれていました。言うだけ野暮じゃねえのかい?
2013-04-18 16:23:26なお、この本と別に、松本圭司氏の「チェーン店B級グルメメニュー別ガチンコ食べ比べ」と、北尾・えのきど共著の「愛の山田うどん」を読んだが、やはり男女のBグルに対するスタンスの違いが結構出ていると思いましたね
2013-04-18 16:29:15男子のBグルの場合、めしを食う店の企業情報とかめし屋のオヤッサンのライフヒストリーが背景として物語られるケースが多い。要するに、三国志や信長の野望のようにBグルが語られる傾向がある
2013-04-18 16:31:03「愛の山田うどん」なんかは、山田うどんの勢力範囲を後北条氏の勢力範囲と重ねて論じているし、「ガチンコ食べ比べ」では、Bグル食堂チェーンの企業体としての盛衰が記述の一面を占めている。
2013-04-18 16:32:53要するに、史記っぽいんですね。つまり「山田うどん世家」と、「平成年間Bグル食堂諸侯表」なのだよな、司馬遷風にいえば。どうしても、山田うどんと対立する丸亀製麺の争いとか、日高屋と幸楽苑、しのぎを削るとかそういうテイストになる
2013-04-18 16:35:12ところが、女子二人の「トーキョーはらへり散歩」は生活者目線、料理をする人目線なのですね。例えば、彼女たちは新大久保のスーパーで「豚肉の血の塊」に大喜びするが、商店街同士の客の取り合いという目線はないわけです
2013-04-18 16:37:08この辺りはカンブリア宮殿における村上龍氏と小池栄子さんの企業への質問内容ともかぶっているので面白い。村上氏の質問内容は概ね企業戦略と経営者の思想であって、小池さんが女性目線というか、生活者目線、消費者目線なのですね。
2013-04-18 16:40:14まあ、これは一般的傾向であるし、余り精密な感想でもない(故サッチャー女史みたいなのを想定したらどうなるんだろう)のですね。
2013-04-18 16:42:14