
めも:IDFがゴラン高原の戦いに投入したセンチュリオンは680両、2/3がショット・カル、残りがショット・ミーティア。開戦数日で200両が交戦、その200両は平均して1.5発の被弾。ゴラン高原に於いては29%が装甲貫徹され、装甲貫徹された車両のうち25%が炎上。(さすがである
2013-04-19 14:31:21
めも続:ゴラン高原で撃破されたショットとシャーマンは250両であるが、うち150両はリビルド・リファービッシュを経て戦闘可能に戻っている。
2013-04-19 14:34:11
戦車は炎上しない限り結構修理できてしまうという事実には、WW2独軍も注目してましたね。特にHEATは小さな穴を装甲に穿つに過ぎないので、これを食らった赤軍戦車は相当数がすぐに戦線復帰してしまった。対策として、パンツァーファウスト用成形炸薬・焼夷複合弾頭なんてものも計画されてます
2013-04-19 16:35:42
APに対するAPHEの有利ってのも、あながち無視できないんじゃないかしら。どちらでも抜かれればどの道戦闘不能になるわけで、そこだけ見ればAPHEは無駄に思われるかも知れない。ですが、その後の修理復帰の可能性はAPHE食らった場合のほうが低かったのではないかなあと
2013-04-19 16:47:49
シャーマンはよく燃えるという悪評がありましたっけ。しかしこれ、シャーマンそれ自体の構造的問題だけだなく、シャーマンを撃つ枢軸軍火砲がことごとく徹甲榴弾を使っていた事とも無関係ではないんじゃないかしら
2013-04-19 16:53:09
@hino_katuhiko なるほど、確かに言われてみればその通りですね。英軍戦車なんかでは装薬が引火しての火災も少なからずあったようですから、それを思えばシャーマンは構造的に特別燃えやすいわけでも無いのかも知れません
2013-04-19 18:39:52
@FHSWman 米軍戦車の構造はよくしらないのですが、弾庫と燃料槽の位置とかも関係しそうですね。ティーガーⅡなどは排気管からの焔が燃料に着火して炎上したという元乗員の記述を読んだ事がありますw
2013-04-19 19:07:07
局地的な戦闘、短期的な視点で考えればHEATによる歩兵対戦車戦闘は市街地など特定の条件を満たした場合とても有効なのは間違いない、けれども、少なくとも戦車を運用する側が充分な兵站を持つ軍であった場合はたとえその時点で戦闘不能となっても回収され戦場に再出撃する可能性はとても高い、と
2013-04-19 18:04:44
HEATは痛みに対する麻酔みたいなものかな 痛覚の伝達を遮断してるだけであって、痛みの原因を治療している訳じゃないから麻酔が切れればまた痛くなる PaKや戦車砲は病原菌へ作用する抗生物質で、航空爆弾やマベリック、MPMSなんかはさしずめ外科手術での病巣摘出とでも言うか
2013-04-19 18:08:56シャーマンと被弾炎上について

オスプレイの「5:シャーマン中戦車」に、シャーマンの炎上原因は燃料よりも自身の弾薬に含まれる装薬へ引火することが主要因で、徹甲弾またはパンツァーファウストに貫徹されたシャーマンのうち60~80%が炎上した、とか書いてある…
2013-04-19 19:22:27
燃料の引火は「より少ない原因として、砲塔旋回装置用オイル、個人装備品、時には燃料そのものの偶発的発火があげられた」としてその他要因扱いなのがちょっと意外かも 乗員からはM10がディーゼルなのを知っていたので「燃料がガソリンだから燃えるんだ!」ぐらいに言うけども、実際は弾薬だったと
2013-04-19 19:25:17
@Jagdchiha T-72でも弾薬への引火は問題になっているようですからねぇ湿式弾薬庫になってからの評判はシャーマン悪くなさそうですし
2013-04-19 19:29:21
M4の燃料槽は独軍戦車に似た機関室袖部、一方で弾薬庫は戦闘室の袖部 有名な「アップリケ・アーマー」が機関室側面ではなく砲塔直下の戦闘室側面に貼られていた事からも、燃料への被弾より弾薬への被弾に対する措置だったと分かる とはいえ、75mm級火砲やPzFに対しては効果がなかった、とも
2013-04-19 19:29:32
あるいは、機関室での火災は消火が可能だけども、戦闘室で装薬が燃え出したら消火器なんて使いようが無いってことも言えるのかしら?
2013-04-19 19:43:41
@FHSWman ガソリンだってタンクから漏れ出ただけじゃなく、「ガソリン蒸気と空気が適当な比率で混ざった場合」でないと引火しませんからね その点装薬は被弾して薬莢からばら撒かれれば固形燃料のようなものですから燃えちゃいます
2013-04-19 19:45:56
しかして、シャーマンの火災の主要因が燃料でなく装薬だとすると、やっぱり独軍の徹甲榴弾は敵戦車を燃やす上で大いに役立ってたんじゃないかしらと思えてきます。赤熱した破片ひとつが薬莢を貫けば、それだけで戦車は炎上し得るわけですから
2013-04-19 19:48:38
@FHSWman 昔のアーマー誌の洋書のレビューで独軍の徹甲弾は貫通後に破片効果で深刻な火災を引き起こしたという例が本文から引用されていたのを思い出しました。
2013-04-19 19:51:29
@FHSWman ああ、ごめんなさい。機銃弾の曳航弾の火花が火災をという記述と勘違いしているかもしれません。曖昧な記憶で答えてしまい申し訳ありません。
2013-04-19 19:54:59
アップリケアーマーはあくまで短期的解決策に過ぎず、44年1月から生産されたM4A1(76mm)へ本命の湿式弾薬庫が装備される これは弾薬庫周囲が水槽になっており、被弾すると内部の液体(確かただの水ではなくグリセリンが混ぜられていたはず)が流れ出し、装薬を浸して発火を防ぐ仕組み
2013-04-19 19:32:33
この湿式弾庫を備えた車両での被貫徹時の炎上率を調べてみると10~15%まで改善されてるんだとか しかして、各国戦車兵の常として「弾庫外の車内、場合によっては車外にすら可能な限りの砲弾を載せたがる」ために、湿式弾庫を備えていても絶対的な解決とはならなかった、と
2013-04-19 19:35:43