【なぜ(子どもの)血液検査に消極的?】
- karitoshi2011
- 4694
- 0
- 0
- 52
1【なぜ(子どもの)血液検査に消極的?】県民健康管理調査第10回検討委員会の議事録が公開された(3/22)。甲状腺検査の結果について鈴木教授が口頭で発表した内容とその後の討議内容も確認できる。しかし余り注目されていない血液検査も重要。 http://t.co/har9AWcnD2
2013-04-19 14:14:33「県民健康管理調査」検討委員会について
2【なぜ(子どもの)血液検査に消極的?】健康診査で血液検査とりわけ子どもの血液検査がどう扱われているかは、第10回検討委委員会で初めて概要が見えるようになってきた。当日配付資料3と議事録p19-24参照。第8回検討委員会でも40歳以上の血液検査の結果が出てるが今回は全年齢が出てる
2013-04-19 14:15:343【なぜ(子どもの)血液検査に消極的?】健康診査で詳細な血液検査を含む「上乗せ健診」を避難地域に限定してる。これはたいへんあやしい理由によるものだ。http://t.co/UFgPaYhc6r これについて第10回検討委で複数の委員から質問が出ているが、山下座長は逃げているp23
2013-04-19 14:16:28【なぜ白血球分画検査等をしないのか?】
4【なぜ(子どもの)血液検査に消極的?】井坂晶委員(双葉郡医師会長)は「いわゆる避難区域の方々には重点的に電離健診を加えたと理解しております。他の避難区域外の所は、それに入らないです。…これで全県民といえるかということですね。福島市と郡山市でも被ばく線量が結構高かった地域が」
2013-04-19 14:16:455【なぜ(子どもの)血液検査に消極的?】井坂委員発言・続「あります。全県民の中に、電離健診を加えてもいいのではないかと思います。…全県民でもかまわないのかなと思いますが、その辺はどうでしょうか」山下座長の答は問いに応じていないもので逃げているだけでなく嘘も入っている。
2013-04-19 14:17:086【なぜ(子どもの)血液検査に消極的?】山下座長「これは当初、国の避難指示で出された県民を対象とするということで、21万人が対象であったということが1つと、それ以外の方々にも通常の健診をきちんと受けていただこうという話の中で進展中ですので、このラインの中で御理解いただければ…」
2013-04-19 14:17:407【なぜ(子どもの)血液検査に消極的?】この点は2012年1/25、3/26の第5回、第6回準備会(秘密会)で検討されてたとの報道(毎日2013年1/30)http://t.co/pFlbn06Ozk 。本来避難地域外でも行う予定になってたのを線量の線引きが難しいのでうやむやに。
2013-04-19 14:19:36福島原発事故:県検討委、詳細な健診対象絞る案
毎日新聞 2013年01月30日 15時00分
8【なぜ(子どもの)血液検査に消極的?】毎日の報道はたいへん重要な問題をはらんでいることは→ http://t.co/JkAPLa80R0今回の議事録ではこの問題につき隠されていた新たな経緯が見えてきた。山下氏と県立医大・県は避難地域外では上乗せ健診をせずにすませるつもりらしい。
2013-04-19 14:20:31【問い直される福島県県民健康管理調査⑪】
9【なぜ(子どもの)血液検査に消極的?】それについて山下氏が述べていないのは情報隠ぺいであり嘘といってもよいだろう。上乗せ健診が重要であることは、第10回検討委の配布資料3からも分かる。上乗せ健診で血液に問題があった住民には医師に相談するなどしてきたことが分かる。
2013-04-19 14:20:5310【なぜ(子どもの)血液検査に消極的?】p101を見ると「健康診査」で「緊急に連絡をもらう場合の基準値」と「検診結果のうち医師に判断を仰いだもの」の一覧があげられている。後者では、「血小板減少」16、「血小板増多」6、「白血球減少」13、「白血球増多」39などの数値が見える。
2013-04-19 14:21:1211【なぜ(子どもの)血液検査に消極的?】これらの数値は何を意味するのか。チェルノブイリでは長瀧氏、山下氏らはこうした数値の地域比較、経年比較を行ってた。今回はそもそも地域比較ができにくくなっている。避難地域外では同じ検査を行っていないからだ。資料3にはいくつかの比較が出ている。
2013-04-19 14:21:4512【なぜ(子どもの)血液検査に消極的?】しかし比較で重視されているのは、生活習慣病に関するデータが中心だ。小児も含め生活習慣病が増えていることを示し、それに対する対策を立てようとする意欲は十分に見える。他方、血液検査を充実させて地域や時間経過によって比較することに消極的。
2013-04-19 14:22:0813【なぜ(子どもの)血液検査に消極的?】白血球等の異常が見えてくるのをきらってるのではないかと疑われてもしようがないだろう。血液に異常が見えれば対策をとらねばならないことは、上記p101の記載からも明らかだ。避難地域以外の住民に対してなぜ検査し対策をとらなくてよいと考えるのか?
2013-04-19 14:22:5214【なぜ(子どもの)血液検査に消極的?】今回の資料3では、これまで40歳以上に限られていた検査結果が他の年齢層にも広げられている。だが、子どもの資料はひじょうに限定的だ。また、血液検査は比較データがあまり出ていない。偏った健診であり、誠意ある健康管理とは言えないだろう。
2013-04-19 14:23:1315【なぜ(子どもの)血液検査に消極的?】なお、この問題については、第10回検討委で井坂晶双葉郡医師会長や春日文子日本学術会議副会長が問いかけを行っている。しかし原発被災地での生活習慣病に強い関心を寄せる医学者や科学者がこの問題に関心をもたない理由は理解が難しい。
2013-04-19 14:26:02補1【なぜ(子どもの)血液検査に消極的?】なお県民健康管理調査の検討委委員会メンバー、井坂晶双葉郡医師会長がふれている「電離健診」は「電離放射線健康診断」を指す。http://t.co/a1hGg0Hs6i 電離放射線障害防止規則第56条の規定によるもの。
2013-04-20 10:23:18■電離放射線健康診断
(電離放射線障害防止規則第56条)