130424 三浦陽一教授インタビュー 実況ツイート

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岩上安身 @iwakamiyasumi

以下、連投。 RT @IWJ_ch1: 1.4月22日(火)15時~ 中部大学・三浦陽一教授インタビューの模様を実況します。『吉田茂とサンフランシスコ講和』などの著書がある三浦教授に、主に戦後の日米関係についてお話をうかがいます。#iwakamiyasumi

2013-04-23 23:06:52
岩上安身 @iwakamiyasumi

連投2 RT @IWJ_ch1: 2.岩上「ご著書『吉田茂とサンフランシスコ講和』上下巻を拝読しました。下巻は冒頭、朝鮮戦争の話から始まります。今、北朝鮮情勢が緊迫しています。他方、メディアは米韓合同軍事演習についてはろくろく報じていない」#iwakamiyasumi

2013-04-23 23:07:19
岩上安身 @iwakamiyasumi

連投3 RT @IWJ_ch1: 3.岩上「TPP、憲法改悪、秘密保全法などが同時並行的に進んでいる。これらの状況を考えるには、まずは原点に立ち返って、サンフランシスコ講話以降の日米関係について考えなければいけないと思います」#iwakamiyasumi

2013-04-23 23:07:48
岩上安身 @iwakamiyasumi

連投4 RT @IWJ_ch1: 4.岩上「安倍政権が4月28日を『主権回復の日』として式典を開こうとしている。しかし4月28日というのは、主権が回復していない日ではないか。日本が米国の属国、属領であることを隠すためにこそ、この式典を企図しているのでは」

2013-04-23 23:08:08
岩上安身 @iwakamiyasumi

連投5 RT @IWJ_ch1: 5.三浦教授「ちょっと岩上さんとは違う角度から話してみたい。4月28日主権回復をしなかったかといえば、確かに主権は回復はした。しかしそれは不完全なもの。賠償問題、さらに領土問題が曖昧なままになった」#iwakamiyasumi

2013-04-23 23:08:25
岩上安身 @iwakamiyasumi

連投6 RT @IWJ_ch1 6.三浦「朝鮮半島はもちろん、中国も分裂国家。そして日本も分裂国家。北方四島、竹島、尖閣諸島。東アジアは分裂国家だらけ。それを解決するチャンスがサンフランシスコ講和条約だったのに、米国はそうしなかった」@iwakamiyasumi

2013-04-23 23:38:57
岩上安身 @iwakamiyasumi

連投7 RT @IWJ_ch1: 7.三浦「米国は、あえて東アジア諸国の分裂状態を残した。分裂し、紛争が起これば、そこに米国が介入する余地が生じる。それを企図していたのではないか」#iwakamiyasumi

2013-04-23 23:40:08
岩上安身 @iwakamiyasumi

連投8 RT @IWJ_ch1: 8.岩上「自民党政権になり、憲法が改正されようとしている。これは立憲主義の否定などの内容を含んでいる。その理屈として、押し付け憲法論というものがある」#iwakamiyasumi

2013-04-23 23:41:02
岩上安身 @iwakamiyasumi

連投9 RT @IWJ_ch1: 9.三浦「当時の資料を見ると、外務省はなんとか日本に米軍がいてほしいと考えていたようだ。それが、朝鮮戦争の前からあるということが驚き。共産主義との戦いとして、ソ連・中国を想定していたように思う」#iwakamiyasumi

2013-04-23 23:40:44
岩上安身 @iwakamiyasumi

連投10 RT @IWJ_ch1: 10.三浦「旧安保には内乱条項があった。日本国内の内乱を想定し、米軍にとどまってほしかったということだろう。つまり、日米関係は、単なる従属ではなく、"自由意志による従属"なのだということだと思う」#iwakamiyasumi

2013-04-23 23:45:31
岩上安身 @iwakamiyasumi

連投11 RT @IWJ_ch1: 11.岩上「重光葵や石橋湛山といった自主独立派の政治家もいた。しかし彼らは失脚し、鳩山一郎のような公職追放になっていた人物が戦後に復権した。彼は米国から資金提供を受けていたという事実がある」#iwakamiyasumi

2013-04-23 23:46:37
岩上安身 @iwakamiyasumi

連投12 RT @IWJ_ch1: 12.三浦「"自由意思による従属"、これは国家意思として明確にあった。その代表的人物として、天皇裕仁(昭和天皇)があげられると思う。沖縄を米軍に使ってもらおうというメッセージを出したわけですから」#iwakamiyasumi

2013-04-23 23:46:25
岩上安身 @iwakamiyasumi

連投13 RT @IWJ_ch1: 13.三浦「アメリカに従属することで、"支配する側"にまわれるわけです」岩上「過去、中国の冊封体制の中で席次を奪い合ったのと同じ構図ですね」#iwakamiyasumi

2013-04-23 23:46:51
岩上安身 @iwakamiyasumi

連投14 RT @IWJ_ch1: 14.岩上「あれだけの戦争をやって、戦後になぜこうも変わってしまうのか」三浦「家永三郎氏が、あれだけ鬼畜米英と言っていたのに、戦後になって米国べったりになったのは理解できない、と言ってましたね」#iwakamiyasumi

2013-04-23 23:47:16
岩上安身 @iwakamiyasumi

連投15 RT @IWJ_ch1: 15.三浦「米国でも、国防総省と国務省とでは考えが違う。国防総省がまず考えるのは軍事。他方、国務省は心理を考える。人心をどう把握するか、ということ」#iwakamiyasumi

2013-04-23 23:48:00
岩上安身 @iwakamiyasumi

連投16 RT @IWJ_ch1: 16.岩上「冷戦初期、米英ソはともに世界大戦で日独伊というファシズムと戦ってきたという仲間という認識があった。それがどう変質したのか」三浦「東アジアで冷戦体制が決定的になったのは、やはり朝鮮戦争だと思います」#iwakamiyasumi

2013-04-23 23:48:29
岩上安身 @iwakamiyasumi

連投17 RT @IWJ_ch1: 17.三浦「日本が全面講和が絶対できないタイミングをアメリカは狙ったんです。ここは強調したい。これはアメリカの戦略なんですよ」#iwakamiyasumi

2013-04-23 23:48:43
岩上安身 @iwakamiyasumi

連投18 RT @IWJ_ch1: 18.三浦「全面講和と単独講和の違い、これは経済的な問題が大きい。日本は資源がないので、米国側に取り込んでしまうと厄介者になりかねないと米国も考えたと思う。経済成長の見込みも立っていなかった状態だった」#iwakamiyasumi

2013-04-23 23:48:26
岩上安身 @iwakamiyasumi

連投19 RT @IWJ_ch1: 19.岩上「日本の再建というテーマと日本への懲罰というテーマとがぶつかりあっていたと」三浦「日本だけ復興させても反発を食う。そこへ朝鮮戦争が起きた。これが決定的で、日本を米国側へ入れようということになった」#iwakamiyasumi

2013-04-23 23:48:41
岩上安身 @iwakamiyasumi

連投20 RT @IWJ_ch1: 20.三浦「例えば、朝鮮特需でトヨタ自動車などは完全に息を吹き返した。日本政府にとっても日本企業にとっても、朝鮮戦争は天佑だった。米国も同様。ここから米国は、今に至るような軍産複合体の道を歩み始めたと思う」#iwakamiyasumi

2013-04-23 23:49:05
岩上安身 @iwakamiyasumi

連投21 RT @IWJ_ch1: 21,三浦「米国の伝統は、平時に大きな軍隊を維持するのはおかしい、というものだったはず。戦争が終わったらいっせいに帰還していった」#iwakamiyasumi

2013-04-23 23:49:23
岩上安身 @iwakamiyasumi

連投22 RT @IWJ_ch1: 22.岩上「米国が反ファシストで日本を打倒した。そのまま反共の旗を掲げて、国民党に加担して中国に介入していく方法もあったのではないか。なぜあそこでひいたのか」三浦「その話し大好きなんですよ(笑)」#iwakamiyasumi

2013-04-23 23:50:27
岩上安身 @iwakamiyasumi

連投23 RT @IWJ_ch1: 23.三浦「当時、国民党は相当腐敗していた。規律が甘くなっていたので民衆の支持を失っていた。他方、共産党の八路軍のほうが規律正しく民衆の支持があった。そこで米国は国民党を全面的に支援するわけにはいかず傍観の態度を選んだ」

2013-04-23 23:50:16
岩上安身 @iwakamiyasumi

連投24 RT @IWJ_ch1: 24.岩上「昭和天皇や外務省の主流が考えていたのは、なぜそのような米軍志向だったのか。そしてなぜ朝鮮戦争によりはっきりしたのか」三浦「戦争による経済特需、さらに戦場は国外になると。そして日米の支配層は反共で一致した」

2013-04-23 23:50:36
岩上安身 @iwakamiyasumi

連投25 RT @IWJ_ch1: 25.三浦「一つは、徹底的に謝罪して賠償するという方法があった。しかし米国が日本に戦略的にそれをやらせなかった。日本を子分にさせるという方法としてそうした。米国側も日本への空襲・原爆という戦争責任を隠蔽したかった」

2013-04-23 23:50:56