リスク関連論文まとめ

2013年4月以降に読んだ論文のサマリーです。 社会心理学の観点から、リスク・防災行動についての論文を読んでいます。
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Taku Ozaki @takuozaki

動物の集団意思決定研究を社会心理学に活かせるかどうか。人の判断の1)不正確性、2)相互依存性、3)フリーライド、の問題を考える必要がある http://t.co/Mg4IAkFFez

2013-04-30 13:30:34
Taku Ozaki @takuozaki

自身の利得を最大化しようとするmaximizerは、ほどほどで満足するsatisficerより、選択に対するコミットメントを避けたり、選択肢を広げておく傾向があり、これらが満足度を低下させている。http://t.co/c174zeBWl4

2013-04-30 10:35:14
Taku Ozaki @takuozaki

不安が意思決定に与える影響。不安によるバイアスがあることが知られているが、その影響は限定的。Anxiety and selective attention to threat in tactical decision-making http://t.co/DR7wLK2PHC

2013-04-29 20:30:02
Taku Ozaki @takuozaki

risk aversionはbipolarな質問方法では生じず、relative intensity scaleで生じる。人は普段ゲインとロスを同じ文脈では考えていない。Comparing Gains and Losses http://t.co/JCFnowCpm4

2013-04-29 19:25:10
Taku Ozaki @takuozaki

洪水リスクにたいする準備行動の研究。恐ろしさや頻度についての認知は行動に影響があるが、結果認知は影響しない。機関に対する信頼は行動に直接影響しない。しかし恐ろしさや頻度についての認知に媒介されてネガティブな影響を持つ。http://t.co/Njxu5ftyA6

2013-04-29 15:39:16
Taku Ozaki @takuozaki

リスク認知が行動と結びつかないのはなぜか。1)coping appraisalが低いから。2)すでに対策をとっているから。 http://t.co/4WC5ztBn3F

2013-04-29 15:34:02
Taku Ozaki @takuozaki

The Risk Perception Paradox: リスク認知と行動の関係についてのレビュー論文。リスク認知が高まっても、必ずしも準備行動は促進されない。また、信頼も高いほど準備行動が促進されるわけではない http://t.co/Bff7UzNxsG

2013-04-25 21:40:38
Taku Ozaki @takuozaki

リスク対処行動を、行動意図ではなく実際の準備で測定した研究。リスク認知を頻度と重大さに分けたところ、重大さの方が強く準備を予測した。政府機関の警報に信頼性があると考えると、準備しなくなる http://t.co/YWLGPjwuNt

2013-04-23 21:55:08
Taku Ozaki @takuozaki

Risk Analysisより:テロに対するリスクについて、リッカートスケールとWTPで評定した研究。人口統計学の変数より心理学的な変数のほうがどちらの従属変数もよく予測した。リッカートスケールとWTPは完全には相関しなかった http://t.co/I9b54xOQ5j

2013-04-22 21:21:30
Taku Ozaki @takuozaki

Communication in Nuclear Emergency Preparedness: リスク情報のreceptionについて。原発の正確な知識が情報のreceptionを強く規定する。リスク認知は弱い http://t.co/hlNRQ4VmN1

2013-04-22 19:11:57
Taku Ozaki @takuozaki

科学予算の内容をブレークダウンしたほうが市民は科学予算をより多く受け入れる。ただし、削減についても同じ傾向で、ブレークダウンしたほうが大きな削減額を望んだ。http://t.co/QQQBlMRc2m

2013-04-21 12:34:47
Taku Ozaki @takuozaki

"Optimism Following a Tornado Disaster" 災害に遭った人は、将来の被害予測について楽観的な見通しをもつ(ただしリスクについては過大評価)http://t.co/MuNQPdUgHO

2013-04-21 12:24:14