めだかボックスはごっこ遊びだったのかもしれないね、というお話

珪素先生の解釈が大好きなのでまとめました。 みんななかよし。
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珪素 @keiso_silicon14

あとめだかは今週最終回でしたが、なんかあのオチだけで、凄い良かった……というか良くなる可能性のあった作品だったのかも、みたいに思いました。どの部分かというと、「20歳を迎える辺りでみんなスキルが使えなくなっていった」のくだり。

2013-04-28 17:39:37
珪素 @keiso_silicon14

つまりこの作品全体が、子供達が「ぼくの考えた最強の設定」を持ち寄って、陰謀とか能力バトルごっことかをやっていた、優しい中二時代を描いた作品だった……みたいな可能性があるんですよね。まあ、多分そうではないというのはわかってて言ってるんですけど

2013-04-28 17:41:03
珪素 @keiso_silicon14

「子供の考えた設定」だから、能力の原理とかも統一されていないし、勝敗も屁理屈で決まる。なぜなら重要なのは「設定がぶつかるとどうなるのか」「常識的にその理論はどうなのか」じゃあなくて、「その設定で遊んで楽しいかどうか」だから。

2013-04-28 17:42:20
珪素 @keiso_silicon14

みんなで遊んでいるうちに、能力バトルごっこ遊びの中にも、ちょっとずつルールができてくる。もちろんそれは明文化されない子供間の暗黙の了解なんだけれど、自然と「アブノーマル」や「スキル」みたいな概念ができていって、皆「俺のスキルはこんな能力だ!」みたいな事を言ってごっこ遊びをする。

2013-04-28 17:44:04
珪素 @keiso_silicon14

で、球磨川先輩辺りのマイナス勢は、本当にどうしようもないクズの問題児の集まりで、みんなが「アブノーマルだー」「スキルだー」ってやってるところに、「は?僕のはマイナスだからそんなルール効かねーし」みたいなポジションだったんじゃないかなあ。

2013-04-28 17:45:26
珪素 @keiso_silicon14

でも球磨川先輩達も本当は、みんなの遊びの中心で人気者で輝いているめだかちゃんに憧れていて、「本当は僕らもああいう友達の輪に入って遊びたかったんだ」と自覚する、みたいなストーリーだと実際本編にも符合するし、すごい美しい流れなんじゃないかと思う。

2013-04-28 17:46:41
珪素 @keiso_silicon14

もちろんめだかちゃんがいつも勝つのは「めだかちゃんが子供グループで一番人気者だから」で、別に本人は実際には優れてなくてもいいし、むしろ変な子でもいい。でもめだかちゃんは「私は世界最強の財閥の一人娘で、最強のスキル『ジ・エンド』を持っている!」みたいな事を臆面もなく言える子で

2013-04-28 17:48:28
珪素 @keiso_silicon14

いい年をした高校生なのにそんな事を言って、恥ずかしげもなく中二ごっこをしてくれる彼女がみんな大好きだった。だから、どんなめちゃくちゃな理屈でも、「うわぁ、やられたー!その手があったか~」みたいに、皆がめだかちゃんに『勝たせてあげた』みたいなさ……

2013-04-28 17:49:47
珪素 @keiso_silicon14

だから今週の話をもし私が書くとしたら、善吉くんが「こうしないとあの『めだかちゃん』には追いつけないからな!」みたいに頑張って、エリート社員に上り詰めた一方で、めだかちゃんはしがない掃除婦のおばちゃんなんかをしてるんですよ。で、会社の廊下なんかで偶然2人は再会する。

2013-04-28 17:51:47
珪素 @keiso_silicon14

もちろん善吉くんも、あの時の大冒険が、皆で妄想しただけの稚拙な作り話だということは、今や十分分かっているんです。でもめだかちゃんに言うわけですよ。「俺はこれだけ頑張っても、まだまだめだかちゃんには届かないよ」。で、掃除婦のめだかちゃんも言うわけです。

2013-04-28 17:53:36
珪素 @keiso_silicon14

「いいや、善吉。よく追いついてきてくれた。そういうお前が、私は大好きだ」卑屈さも何もなく、高校時代の時みたいに笑って言うわけです。思い出話をするんですけど、めだかちゃんが掃除婦なのを除けば、ほとんど今週と同じような、現実の事か中二ごっこの延長かも曖昧な、真偽の確認できない話で

2013-04-28 17:56:48
珪素 @keiso_silicon14

めだかちゃんが言うわけです。「あの時の月は私が壊してしまったけれど。私が作りなおした新しい月も、同じくらいに綺麗だろう?」みたいに。で、2人は空を見上げる。空には高校の時と変わらない月が輝いている。めだかちゃんは本当に月を作りなおしたかもしれない。けれど、それは妄想かもしれない。

2013-04-28 17:58:45
珪素 @keiso_silicon14

けれどそんな事は、2人にとってはどうでもいい。いつでも、楽しかったあの頃の中二な心のままで、めだかちゃんはいつも善吉くんを『待っていて』くれるんだから。めだかボックス完。

2013-04-28 17:59:41
珪素 @keiso_silicon14

みたいな結末をあの一言で妄想できたので、実際良い最終回だったと思います。

2013-04-28 18:00:07
珪素 @keiso_silicon14

いや、月を見上げてエンドでもいいけど、今週のそのままでもいいなあ!スーツを着たいい大人と、掃除婦の格好のめだかちゃんが、会社の廊下で恥ずかしげもなくファイティングポーズを取ってエンドみたいなさ……!

2013-04-28 18:10:19
珪素 @keiso_silicon14

ちなみにめだかちゃん掃除婦説を採用すると、くじらちゃん辺りは問題児マイナス組の脅威の辺りで、「いいよ、じゃあ私もお前らと同じマイナスになるわ!これでお前らも遊んでくれるよなぁ!?」みたいに自分からマイナス組に突っ込んでいく、すっごく男前な娘さんになります。

2013-04-30 09:18:50
珪素 @keiso_silicon14

本人は掃除婦エンドだとしても、当時遊んだ友達は、高校時代に「俺は本当は凄い奴で、世界レベルの『アブノーマル』の一員だし、『あの』めだかちゃんと戦ったことすらあるんだ!」みたいな自意識を否定されずに成長することができたおかげで、みんなそれなりに成功した人生を送っているといいなあ。

2013-04-30 09:23:20
珪素 @keiso_silicon14

そうして周りの人間を引き上げて、たくさんの人間の『完成』を手伝ってあげることこそが、思春期の妄想のスキルなんかではない、めだかちゃん自身の持つ本当の力、『完成(ジ・エンド)』だった……みたいなさ。

2013-04-30 09:25:05
珪素 @keiso_silicon14

近所の安心院お姉さんは中二遊びの天才で、この人だけ現実世界でもガチの天才。なので中二能力ごっこでは尚更『全知全能の天才』くらいの理論で子供達をばったばったなぎ倒すし、めだかちゃんを含めたみんなも、「安心院さんになら負けても仕方ないよな……」くらいの勢いで『負けさせられて』しまう。

2013-04-30 09:46:50
珪素 @keiso_silicon14

安心院お姉さんの口から立板に水のごとく繰り出される、ページを埋め尽くすほどのスキル名!ダメだ!この人にだけは妄想力で勝てない!発想力の量も質も、本物の天才だ!!……だけどめだかちゃんだけは、彼女が「本当に望んでいる」事を見抜いた!彼女はせめて妄想の世界だけでも、負けたかったのだ!

2013-04-30 09:48:35
珪素 @keiso_silicon14

めだかちゃんは安心院さんに突きつける!「安心院さんまさか、『この世界』が漫画の中や、ましてや高校生の妄想の『中二ごっこ』だと思っていたのか!?」――勿論、そのとおりである!しかし安心院さんは気づくのだ。そう、自分は結局、これを『たかが妄想の中二ごっこ』としてしか見ていなかった。

2013-04-30 09:50:05
珪素 @keiso_silicon14

真にこの世界で勝ち組であるのは、自分ではなく……本気でスキルごっこを楽しめる、この高校生の方だったのだ。ついに味わった、真の敗北。安心院さんは満足して、みんなとのスキル遊びから身を引こうとする……だがめだかちゃんは、そんな安心院さんの『自殺』すらも、引き止めるのだ!友達だからだ!

2013-04-30 09:51:30
珪素 @keiso_silicon14

まだまだあるぞ。掃除婦説だと、どうしてスタイル編であんなにあっさり安心院さんが負けて、再登場しなかったのかにも説明が付けられる。少年Aさんも言った通り、スタイル編の大人は『現実』なのだ。さすがの安心院さんも、『現実』には勝てない……

2013-04-30 09:55:19
珪素 @keiso_silicon14

『大人の都合』で、子供の目から見ればまるで輪ゴム一本のような、くだらない、何の価値もないような理由で、中二ごっこから『引退』させられてしまった『最強の友達』、安心院さん。それはめだかちゃん達にとって、どれだけ深い絶望であったろう……

2013-04-30 09:56:14
ε @epsiron3

じゃあ言彦編ってのはつまり「お前らの中二妄想なんて効くかよ、ちょせん中二妄想だろ」って大人の言彦さんが言ってたらめだかちゃんとマジ喧嘩に発展して勝っちゃったってことか。

2013-04-30 10:00:41
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コメント

折木栞 @orikisiori 2018年3月2日
今更だし、勢い任せの与太話なんだろうけれども、これ柔らかい物腰に見せかけて思いっ切り全否定してるよね。 『変人も奇人もただの妄想で、みんなは普通の人間。みんなが妄想から卒業していった中、「黒神めだか」だけ取り残されて掃除婦になりました』なんて解釈、普段私たちが使っている場所を清掃してくれる掃除婦さん方に失礼だし、なによりそういう奴らの存在をフィクションだろうと認めないっていうのが嫌い。
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