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榊一郎 @ichiro_sakaki
退役鉄人 #退役ってつけるとなんでもカッコいい ……あれ。ダグラムみたいに擱座して錆びていってる28号が連想できて、意外に渋いな。
榊一郎 @ichiro_sakaki
大人になった正太郎が、その錆びて座り込んだままの鉄人を前にこう、感慨に耽る図とか。で、久し振りに戯れに、言う訳よ。「立て、鉄人」ってさ。立つはずがないのに――って苦笑して背を向ける正太郎の周囲が陰って。愕然と振り返る正太郎の背後で、ぎいぎいと言いながらも雄々しく立つ鉄人――とか。
余市@夏は申し込まんデス @v416
@ichiro_sakaki 「月刊ヒーローズ」での連載をお願いします!
榊一郎 @ichiro_sakaki
@v416 わ、私に漫画が描けたなら……!w
翅田大介@虹回転すり抜けが続いてPU不信病 @DaisukeHaneta
@ichiro_sakaki それ、長谷川裕一さんか戸田泰成さんでマンガ化希望! 猛烈に希望です!
榊一郎 @ichiro_sakaki
@DaisukeHaneta どう考えても私に言うより、漫画家さんに言った方がいい件w
榊一郎 @ichiro_sakaki
昼飯と買い物いてきます-。
榊一郎 @ichiro_sakaki
いかん、なんかメシ喰って嫁の買い物手伝ったりとかしているうちに、退役鉄人の妄想がとまらんようになった。吐き出しておくか。
榊一郎 @ichiro_sakaki
西暦●●●●年。日本は某国に制圧されて属国化している。表向きは悪化する日本の治安の維持に協力するという名目で侵攻してきた某国が事実上、日本を占領。同時に、「大戦中の日本軍の『侵略』兵器」であるとして、鉄人はヒステリックなバッシングに遭い、凍結・破棄が決定。
榊一郎 @ichiro_sakaki
元々、日本国内における警察権の補助であった鉄人の活動は、当然ながら、国家間の戦争に使える筈も無く。国際条約の上で「正当に」日本に進駐してきた某国の軍を叩くと、そもそも、鉄人が「警察に狩られる」側に回ってしまう。
榊一郎 @ichiro_sakaki
進駐の名目下で行われる某国の暴虐を前に、しかし、何も出来ない正太郎。何のかんのと理屈をつけては、次々と職を追いやられていく大人達(大塚所長とか)。最終的に荒野に打ち棄てられる鉄人、そしてリモコン、そして泣き叫びながらも鉄人から引き離される正太郎。
榊一郎 @ichiro_sakaki
やがて、占領・属国化を経て二等市民としての生活を送る大人になった正太郎。大塚所長らの行方は知れず、彼は蔑まれながら、日々を暮らしている。「良いも悪いもリモコン次第……でもさ、眼に見て分かる悪とか、鉄人で叩けば倒せる悪、だけじゃなかったよ……」
榊一郎 @ichiro_sakaki
ある日、テレビに反政府活動をしていたテロリストが捕まったとの報が。そこに映る「テロリスト」は大塚署長。彼は日本国民の解放の為にテロリストに身をやつしていた――「なお、このテロリスト達は、来週、公開処刑されます」 
榊一郎 @ichiro_sakaki
たまたま仕事で鉄人が遺棄された場所近くに来ていた正太郎は、懊悩を抱えつつ、鉄人の元へ。すると鉄人の廃棄された荒野のある地域で、「頭がおかしい」と言われている一人の老人。「あなたは――まさか、敷島博士!?」 げらげら笑いながら踊り狂うその姿にかつての面影は無く、
榊一郎 @ichiro_sakaki
しかし放っておけずに彼の後をついていく正太郎。するとそこには擱座した鉄人の姿。敷島博士は「おお、おおお、おおお!」とか何とか言いながら、錆び付いたリモコンを正太郎に押しつける。近くを通り掛かった地元の人間が、苦笑しながら言う。「なんかその爺さん、いつもそれ押しつけてくるんだよ」
榊一郎 @ichiro_sakaki
多分、もう敷島博士は、正太郎すら判別出来ていない。悲しみを覚えながらも、敷島博士を慰めるべく、正太郎はリモコンを手にして言う。「立て、鉄人」だが勿論、鉄人は沈黙したまま。「そうだよな。そんな筈ないよな」呟きながらその場を後にする正太郎――その周囲が突如、陰る。
榊一郎 @ichiro_sakaki
愕然と振り返る正太郎。そこには、ぎいぎいと音をたてながらも立ち上がる鉄人が。しかもその表面には何やら大量の文字がスクロールし始める。『相転移装甲起動中』『触レルナ危険』そんな文字を装甲表面にスクロールさせる鉄人から、表面の錆が剥離して落ちていく。
榊一郎 @ichiro_sakaki
「鉄人……生きている? いや、これは……」敷島博士の方を振り返るが、博士の姿はもう何処にも無い。だが明らかにアップグレードさえされている鉄人。外見はそのままだが、明らかにかつての鉄人どころではなく。やがて正太郎はリモコンの裏に貼り付けられていた手紙に気付く。
榊一郎 @ichiro_sakaki
それは未だ正気を保っていた頃の敷島博士からの、正太郎にあてた手紙。「いつか君が再び鉄人を使うその時の為に、私の正気が残っている間に、これを書いておこうと思う。正太郎君。君は、鉄人はどうして、鉄『人』だと思う? どうして人の姿をしているのだと思うね?」
榊一郎 @ichiro_sakaki
「私が思うに。結局、鉄人とは、兵器ではないのだ。あの鋼鉄と油と電子回路の塊だけでは鉄人になれない。そうだ。鉄人が人の姿をしているのは、人の願いを受け止める為であり、人と共に立つからこそ、鉄人は「人」なのだ。兵器であるならば、兵器でいいなら、あんな形は必要無い」
榊一郎 @ichiro_sakaki
「いいかね。正太郎君。君もまた鉄人なのだ。君と、あの機械が揃って、あれは初めて鉄人たり得る。鋼鉄を駆動する人の心が、あれを鉄人にする。そう、勿論、『良いも悪いもリモコン次第』だ。その通りだよ。だから私は、君にこれを遺すだけだ。これをどう使うかは、君が決めてくれ」
榊一郎 @ichiro_sakaki
「それが今の世間的に見て『悪』に見える事でも。君が心の底から願い、誰かの為に戦う積もりで操るならば、28号は応える。応えられる様に改造した積もりだ。兵器ではなく鉄人として」
榊一郎 @ichiro_sakaki
「これは、君達子供に、明るい未来を遺す事の出来なかった私達大人の――君に『正義を貫く』事を教える事すら出来なかった愚かな大人の、最後の贖罪だ。だからこうしろ、どうしろとは言わない。ただ受け取って欲しい。このまま、海に沈めても構わない。ただ一つだけ」
榊一郎 @ichiro_sakaki
「君が、君の意思で、鉄人を使ってくれ。それだけだ」――敷島博士の『遺言』はそこで終わる。懊悩する正太郎。既に日本は占領されて体制が解体され、過去の日本を『悪』と教える社会情勢になっている。更には正太郎の身の周りには現状に満足している(飼い慣らされた)日本人も少なくない。
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