図書館には並ばない童話

アンデルセン童話「皇帝の新しい服」より@bafrpukj
ネタ 武雄市 図書館
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W.R.U.⌚👐📦🍣 @bafrpukj
王さまのあたらしい図書館 むかしむかし、とある国のある城に王さまが住んでいました。 王さまはいつも新しいことが大好きで、フェイクブックという壁新聞を作ったりしていました。王さまののぞむことといったら、いつも気のきいた発言をして、国民に「いいよ」と投票させることでした。
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しかし、自尊心の高い王さまは反対意見を言ったひとたちを国外追放していました。 家臣の報告・連絡・相談といったことはだいきらいで、単調な仕事は家臣におしつけ、 他の国に行ってはフェイクブックをつかって国がさかえていると自慢してまわりました。
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おかげで小さな国なのに世界中のあちこちから知らない人がおおぜいやってきます。
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ある日王さまはテレビでイルボン国という国にツルピカ図書館という、カフェがついた それは、それはおしゃれな図書館があることを知りました。 これだ、と思った王さまはツルピカ屋の社長に会いに行き「わしの国に図書館をつくってほしいのじゃが」とお願いしました。
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社長は2つ返事で了承しました。 「手前どもの図書館は、すばらしいものですが、自分にふさわしくない仕事をしている人と、バカな人には、カフェがある本屋に見えてしまうのです。」
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王さまは「わしはおしゃれな図書館に行きたいのじゃ。もちろん、わしが行きたい図書館は国民も行きたいにきまっとる。」と答えました。 王さまはお金をたくさん用意し、ツルピカ屋の社長にわたしました。国民から集めた税金です。このお金ですぐにでも図書館を作ってくれ、とたのみました。
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さて、図書館ができて国民に公開する日がきました。 図書館に来た国民が、王さまを絶賛する本が販売台に平積みになっているのを見て、 これは図書館でなくカフェがある本屋では?と思いましたが、
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自分はバカだと思われるのがいやなので、「ツルピカ屋のすばらしい企画力」「図書館でコーヒーが飲めるのはすごい」「ツルピカカードのポイントがたまるなんて最高」と口々にさけびました。
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「でもこれは図書館じゃなくて本屋だよ。むかしの図書館はもうなくなったんだ。」 とつぜん、小さな子どもが王さまに向かって言いました。 「……なんてこった! ちょっと聞いておくれ、むじゃきな子どもの言うことなんだ。」 横にいたそのこの父親が、子どもの言うことを聞いてさけびました。
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そして人づたいに子どもの言った言葉がどんどん、ひそひそとつたわっていきました。 「図書館じゃなくて本屋だ!」 ついに一人残らず、こうさけぶようになってしまいました。王さまは大弱りでした。王さまはむなしく「だれがなんと言おうと図書館なんじゃ」と言い、お城の中に逃げていきましたとさ。

コメント

倉瀬美都 @clausemitz 2013年5月5日
私が聞いたヴァージョンでは、Fakebook ではなく、 Surfacebook (表面的なお付き合いしかしない) だったような。:-)
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