2013年5月5日

原子力規制委員会設置法の一部の施行に伴う関係規則の整備等に関する規則(案)等に対する意見募集ついて(5/10締切)

平川先生のTweetをまとめました。 意見公募(パブリックコメント)|原子力規制委員会 http://www.nsr.go.jp/public_comment/bosyu130410_03.html
15
Hideyuki Hirakawa @hirakawah

小一時間ほど前に話していた原発の規制の話。直近で重要なのは新規制基準(案)に対する規制庁のパブコメ(5/10締切) http://t.co/XjsLepRGk5 細かいとこはともかく大枠での問題は「過酷事故時の防災・避難計画・賠償・補償体制」に関するルールが含まれていないこと。

2013-05-04 18:46:37
Hideyuki Hirakawa @hirakawah

続)つまり、不幸にも過酷事故が起き、大量の放射性物質が発電所プラント外に漏れて拡散してしまった場合に、住民の避難や放射線防護、長期にわたる避難生活や移住、あるいは汚染地域での居住に伴う健康リスク(放射線影響だけではない)、仕事など生活基盤の不安定化にどう備えておくかが欠けている。

2013-05-04 18:51:45
Hideyuki Hirakawa @hirakawah

続)これらの住民防護・被害者救済体制の整備や運用のガバナンスがいかに重要かということは、福島第一原発事故の最も重要な教訓の一つであるはず。しかし新規制基準(案)には含まれていない。

2013-05-04 18:57:37
Hideyuki Hirakawa @hirakawah

続)ちなみに規制基準に住民防護・被害者救済が含まれないのは、規制基準とはプラント内の設備に関するもので、事業者に対して課せられるものであって、防災のように国や自治体まで含むものは射程を超えているからだという理屈はある。(このまえ、とある下視力防災関係者からから聞いた話。)

2013-05-04 19:00:37
Hideyuki Hirakawa @hirakawah

続)確かに原子力ガバナンスの体系全体の中での切り分けとして、プラント内の工学的・技術的詳細に絞ったルールが規制基準であるとすることはできるし、運用上はそれでいいだろう。けれど、原発の稼働の可否も含めた規制全体で見たとき、話をプラント内に限定し住民防護等を外すのはどうなのか。

2013-05-04 19:05:07
Hideyuki Hirakawa @hirakawah

続)「過酷事故は起きうる」ことを前提にすれば、許認可の判断においてプラントの内と外を切り離すのは恣意的でしかない。「内」の防護が崩れれば「外」は直ちに危機にさらされる。規制をプラント内だけの話に限定することは「内の防護は崩れない」という安全神話でしかない。

2013-05-04 19:11:00
Hideyuki Hirakawa @hirakawah

続)従って本来は住民防護・被害者救済体制確保の確認まで含めて原発の建設や稼働の可否は判断されるべき。それなしに「メルトダウンしてもプラント内に放射性物質は封じ込められます」と言われても「外部に漏れることはまたもや想定除外(=「想定外」の真相)するんですか」としかいいようがない。

2013-05-04 19:17:39
Hideyuki Hirakawa @hirakawah

続)ちなみに原発事故で避難というと、今回、大勢のお年寄りが避難で亡くなられたことから、しばしば避難したこと自体を問題視するような論調があるが、元をただせば事故前に避難体制が全く用意さてなかったことが最大の問題だろう。中長期的な「避難リスク」にしても同様のはず。

2013-05-04 19:26:45
Hideyuki Hirakawa @hirakawah

続)避難リスクの話は http://t.co/YXCwKu7W4K では「予防原則の有害性」等と論じてるが、問題とすべきは予防原則を適用して避難することではなく、事故前に予防原則を適用せず何も防災体制を敷かなかったことだろうし、抑々それは予防原則以前のリスク管理の要件でもある。

2013-05-04 19:31:03
Hideyuki Hirakawa @hirakawah

終)とりあえず、5/10締切の新規制基準(案)パブコメ、こんなあたりも書いてみるかな。 http://t.co/XjsLepRGk5

2013-05-04 19:33:04
Hideyuki Hirakawa @hirakawah

同感です。RT @nijiya_hige: @hirakawah 横失、これまでは過酷事故は起きない無事故神話なら最小リスク神話と思う。問題点は①100テラBqといったハザードが被災者側の社会的合意がない、押付け規模想定。②最小規模想定だから避難など防災計画も最小化。

2013-05-04 19:34:16
Hideyuki Hirakawa @hirakawah

追記)さっきの「住民防護・被害者救済体制」の話。これには地域での「シェルター設置」も含むと考えます。身体が不自由なお年寄りをはじめ、緊急避難できない人たちも多いですし、地理条件(さらに地震による道路寸断)で避難できないケースもあるでしょうから。

2013-05-04 20:13:46

コメント

コメントがまだありません。感想を最初に伝えてみませんか?