【エアミス研名物】春の愛川晶マラソン1【お玉さんの読書マラソン】

第5回鮎川哲也賞作家である愛川晶さんの作品を取り上げた、お玉さんの読書マラソンです。第1部では、デビュー作から栗本夏樹シリーズまでをレビューしてらっしゃいます。
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お玉と毒をくらわば皿まで @ottama709

さぁ、今回のマラソンは、私が偏愛している作家さんの一人 美少女キャラクターを書かせたら右に出るもの無し。けど大トリックを展開したがる傾向アリアリでちょっぴりバランスを考えちゃうあの人です♫ 第五回鮎川哲也賞受賞作家、愛川晶マラソンなのですよ( ´ ▽ ` )ノ

2013-03-28 23:42:27
お玉と毒をくらわば皿まで @ottama709

愛川晶マラソン、とりあえず刊行している単行本が20冊前後なので、単行本化されている作品を全作品読む予定です。 シリーズ別に読もうかなぁ、と迷いましたが、刊行順に読んでいきます。 既読が半分くらいかな?

2013-03-28 23:45:18
お玉と毒をくらわば皿まで @ottama709

というわけで、今から『化身』を読みます。ハードカバーで読んだけど、これはきれいさっぱり忘れてるなぁ〜。19年前だもんなぁ〜\(´Д` )

2013-03-28 23:49:43
お玉と毒をくらわば皿まで @ottama709

愛川晶マラソン『化身』読了。 ふはぁΣ(゚д゚lll) さすが、賞レースの授賞作品、想定していた以上の完成度の高さにニヤニヤだわ 感想は明日。続いて二作目『七週間の闇』へ

2013-03-29 03:57:22
お玉と毒をくらわば皿まで @ottama709

さてさて、愛川晶マラソンその1『化身』を楽しみました〜♫ 1994年刊行。第五回鮎川哲也賞受賞作品であります。 ……まぁ、鮎川哲也さんは同候補作、美唄清斗『由仁葉は或る日』を推していたみたいですが……

2013-03-30 00:11:44
お玉と毒をくらわば皿まで @ottama709

おーっ、第五回鮎川哲也賞の候補には矢口敦子も入っているなぁ〜( ´ ▽ ` )ノほんかくみすてりーかんしょうしつ もちろん大ベストセラーの『償い』も絶賛積んでいますよ! い、いつか……よむぞオ……

2013-03-30 00:12:43
お玉と毒をくらわば皿まで @ottama709

さて、『化身』 化身という言葉に伴いインド神話への言及があるのですが、そのインド神話のエピソードの挿入が、物語上かなり浮いているのですよ。作品を進める上で有機的に活きていないだけではなく、正直ジャマそのもの。

2013-03-30 00:13:56
お玉と毒をくらわば皿まで @ottama709

『化身』 しかし、トリッキーで複雑奇っ怪な誘拐事件の構図と、おいおい今時社会派ミステリかよ、とツッコミたくなるような地に足のついた戸籍を用いたトリックが、理想的ともいてる割合で融合しているので、もう全肯定なのですよ。

2013-03-30 00:14:49
お玉と毒をくらわば皿まで @ottama709

『化身』 特に戸籍を用いたトリック。 中盤、戸籍票から割合明解な一つの解法がなされて、おお、これはよくできているなぁ、あるある、と思っちゃうわけなのですが、終盤、とある一つの証言から、そこにもう一つ別のトリックが隠されていたことがわかるのですよ。 うぉおお〜Σ(゚д゚lll)

2013-03-30 00:15:49
お玉と毒をくらわば皿まで @ottama709

『化身』 対して誘拐事件はかなりトリッキーで、初読のときはまるで連城三紀彦みたいだぁΣ(゚д゚lll) と思ったんだよ。(まぁ、戸籍のトリックが現実的すぎたし、以後の作品の傾向から、その印象はなくなってますが……) 変なこと考えつくよなぁ。

2013-03-30 00:17:17
お玉と毒をくらわば皿まで @ottama709

『化身』 途中の殺人いらないよなぁ〜Σ(゚д゚lll) というか密室もいらないよなぁ〜Σ(゚д゚lll) 金を握らせて偽証させた、という偽の解決はすごい好きだけど……、誘拐の構図と戸籍トリックでお腹いっぱいなのに……

2013-03-30 00:19:13
お玉と毒をくらわば皿まで @ottama709

『化身』 あとラストの犯人の行動と物語の説明が、警察の調書で終わらせているのが、凄味を感じるし、残念さも感じるわけで……。 確かにこの見せ方だったら何が行われていたかが、明確なんだよなぁ〜。 だけど、こんなに長い調書を作ったら、検察、嫌な顔しちゃうだろうなぁ。

2013-03-30 00:19:45
お玉と毒をくらわば皿まで @ottama709

『化身』 警察調書ではなくて、国選弁護士への経緯書とかにすればヨカッタのでは、とふと思った。あれなら長くてもおかしくないよね( ´ ▽ ` )ノ

2013-03-30 00:19:57
お玉と毒をくらわば皿まで @ottama709

『化身』 主人公の操ちゃんの人見知りっぷりが、かなりリアルだわ。流されやすさ、とか、感情が爆発してアーっとなっちゃうところとか。 デビュー作品で美少女の見せ方に感しては、完成しきっている感があるよなぁ……。いいぞ、いいぞ。 あと作中に出てくる料理が、異常なまでに美味そう〜♫

2013-03-30 00:21:23
お玉と毒をくらわば皿まで @ottama709

というわけで、『化身』の感想、終しまいでぇす。現在『七週間の闇』を読んでますよ〜( ´ ▽ ` )ノ

2013-03-30 00:21:56
お玉と毒をくらわば皿まで @ottama709

『七週間の闇』半分くらい読む。 読み続けたいけど、一息おく

2013-03-30 04:28:54
お玉と毒をくらわば皿まで @ottama709

『七週間の闇』読了。感想は明日。 続けて愛川晶マラソンその3『黄昏の罠』へと……

2013-03-31 03:26:52
お玉と毒をくらわば皿まで @ottama709

さて、愛川晶マラソンその2『七週間の闇』を楽しく読みました。1995年刊行。 しかし鮎川哲也賞を受賞したのに、受賞後一作目が講談社からの発行、ってどうしてなのだろうか……

2013-04-01 00:58:18
お玉と毒をくらわば皿まで @ottama709

『七週間の闇』 ああ……、バランスが悪いなぁ……。いろいろな要素を散りばめている構成なのだが、それぞれが全力投球すぎて、逆に印象が薄くなってしまっているよ〜\(´Д` ) 読み終わった後思いました。これはホラーなのか、本格ミステリなのか、警察小説かしら、はたまたオカルト啓蒙書?

2013-04-01 00:58:31
お玉と毒をくらわば皿まで @ottama709

『七週間の闇』 死体の顔に化粧がほどこされていた。 この謎がかなりピーキーで、狂人による狂気の論理なのだが、……な、なんで、こんな面白要素をサラリと流しているの……\(´Д` ) むう これ相当面白いのに〜

2013-04-01 01:00:18
お玉と毒をくらわば皿まで @ottama709

『七週間の闇』 事件を調べる刑事さんたちの視点で3分の1くらい物語は進行するのだが、まぁ、このパートで重要な要素がまるで語られてないのが…… 画家の奥さんの視点パートにいろんなものを詰め込みすぎだよ。 カメラの話とか吉川線とか薀蓄自体は面白いのに……、作品の雰囲気には余剰だわ

2013-04-01 01:00:44
お玉と毒をくらわば皿まで @ottama709

『七週間の闇』 アイディアは面白いし、書き方も達者なのだが、各要素に交わる部分が少な過ぎて不協和音状態になっている、というのが感想。 もっとホラーというジャンルに寄ってもいいような気がするね( ´ ▽ ` )ノ あと美少女がいない。美味しそうな料理も出てこないわ

2013-04-01 01:01:59
お玉と毒をくらわば皿まで @ottama709

で、今は愛川晶マラソンその3『黄昏の罠』を読んでます( ´ ▽ ` )ノ ボーイッシュな美少女探偵・栗村夏樹シリーズ開幕! わぁい

2013-04-01 01:06:00
お玉と毒をくらわば皿まで @ottama709

愛川晶『黄昏の罠』読了( ´ ▽ ` )ノ うん、流石に感想は明日だな、うん。 次は美唄清斗との合作作品『合わせ鏡の迷宮』をば

2013-04-02 13:28:01
お玉と毒をくらわば皿まで @ottama709

さて、春の愛川晶マラソンその3『黄昏の罠』を読み終えたよ。 1996年刊行。元のタイトルの『黄昏の獲物』の改題になりますので、講談社文庫バージョンというわけですね( ´ ▽ ` )ノ 北森鴻の解説、これがまたいい出来なんだよー

2013-04-05 00:29:04
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