デルタの伝説 ~ イスラエル空軍のミラージュIII/ネシェルに関するメモツイート(1)
次はちゃんと読み直したいこれに手を付けます(拾い読みで止まってしまっていた http://t.co/Y07vsmxRFz
2013-04-30 20:17:46Mirage III vs MiG-21を寝床で読み始めたら、相変わらずのっけから(全くこの機体とは関係ないところで)面白すぎて目がさえてしまったww
2013-05-01 01:11:23めも:ミラージュの生みの親、マルセル・ダッソー(マルセル・ブロック)についての日本語版Wikipedia( http://t.co/ZLtMJ33LuR )で書いていないこと。SUPAERO(国立航空宇宙大学院大学)の同級生にミハイル・グレヴィッチ、MiGのGの方がいる。
2013-05-01 01:15:12めも続:マルセル・ブロックはユダヤ人という事、更にドイツへの協力を拒んだ事で強制収容所にぶち込まれるが、ブーヘンヴァルト強制収容所で絞首刑になる所を救われている(助けたのはフランス共産党の活動家、彼が吊るされるちょうど数時間前に病死した収容者の個人情報を彼のものとすり替えた)
2013-05-01 01:20:52めも:ダッソーがデルタ翼をマッハ2級戦闘機で使おうと決断したのは、フランス製ジェットエンジンの推力不足が直接の原因である。
2013-05-01 01:30:49めも:ダッソー社からのミラージュIIIの提案は1956/11/15付で公式に受け入れられるが、それよりもずっと以前にミラージュIIIは全天候戦闘機で行くお!IVは核攻撃な!と知らされ作業してたため、なんとこの48時間後、11/17にはミラージュIIIプロトタイプは初飛行している。
2013-05-01 01:36:53(まあ、その前にMD550やMD560で試作実績あって、これは朝鮮戦争でMiG-15つええええ!軽戦作って!っていうオーダーに応えて作業してたからというのもあるw
2013-05-01 01:40:02めも:因みにミラージュIIIプロトタイプは、計画放棄されていたミラージュI試作2号機のフレームをあれやこれやして作り上げたものである。3回目の飛行でアフターバーナー点火、4回目の飛行でマッハ1.24を記録する。
2013-05-01 01:46:00めも続:それでもマッハ1.4(SEPR66ブースターを使えば1.9)がやっと、改善が必要と判断されて可動ショックコーン(フランス語でSourisといわれるらしいw マウスのことです)を採用。(先ほどツイートしたトゥギャりはネタ仕込みw http://t.co/aXMJhiyFA7
2013-05-01 01:51:30めも続:可動ショックコーンを採用したプリプロダクションモデルのミラージュIIIA01は1958/10/24に水平飛行でマッハ2を突破!こうしてめでたくヨーロッパ初のマッハ2越え機が誕生することになった。
2013-05-01 01:56:16めも:ミラージュIIIB(複座型)について。ブチ込んだ後席のところに単座型で本来あったものは燃料タンクと無線、無線はレーダーを下ろして機首前方に配置した。燃料携行量は当然減り、しかも機関砲は後席の内装を撤去しないと積めないのだが、これでも戦闘に使えると評価された。
2013-05-01 02:04:13めも:ミラージュIIIは空力的にはバッチコーイ!な出来なのだが、足を引っ張ったのはウェポンシステム。こいつの開発が遅れたせいで1958/8/8にはフランス空軍から「フルスケール生産には移行しないよ」と言われてしまう…シラノレーダーは死滅しろ(迫真)
2013-05-01 02:13:25(以後、この本に関するツイートをしている間は、シラノレーダーに対して死ね・くたばれ・消えろ・失せろ・潰れろ・馬鹿・あほ・間抜け・ドジといった罵詈雑言が乱発されることになると思います(;´Д`))
2013-05-01 02:18:01めも:ミラージュIIIの最初の海外カスタマーは西ドイツ…というダッソーの皮算用&売り込みであったが、皆様ご存知の通り西ドイツはマルヨンに走ったので、最初の海外カスタマーはイスラエルになったw
2013-05-01 09:22:41めも:ミラージュIII/5の輸出実績は、六日戦争前がトータルの1/3、残り2/3は六日戦争後に飛ぶように売れたそうな。
2013-05-01 09:24:04めも:ハイム・ラスコフ参謀長「ダッソーはミラージュIIIのことを拠点防空・高高度で運用する戦闘機って言ってるから、1個スコードロン分だけ買えばいいんじゃないかな…( ´・ω・`)」→IAF「ザッケンナコラー!ぜってー買ってやる!参謀長を説得したる!」(続
2013-05-01 10:51:36めも続:IAF「技術的評価と、先進的な航法システムとSTOL性能を持つマッハ2級マルチロール機の理論的な調査(3つともミラージュにはないw)って風に分けて…ダッソーさん、ハードポイント追加&DEFAの弾数増やしてマルチロールに出来る?」ダッソー「できますよー」(続
2013-05-01 11:20:04めも続:参謀長「なら買ってもいっかな…フランス行って実機飛ばしてきて?(´・ω・`) 」→ダニー・シャピラ(IAFチーフテストパイロット、超凄腕)「承りました!」→実機報告書「ミラージュは最高です!改良すればIAF保有全機種を凌駕するガチのマルチロールです!」→参謀長「買おう!」
2013-05-01 11:24:20めも続:この時(1959/6月)ダニー・シャピラはプリプロダクションモデルを18ソーティ(兵装テスト6ソーティ+ブースターロケット使用2ソーティ)飛ばしている(仏空軍向け量産型すら飛んでない時期に…ダッソーどんだけ売りたかったんだよ、という感じがするw
2013-05-01 11:34:33めも:びんぼーイスラエルと鬼の取り立てフランス。ミラージュ購入が決まった…。参謀長「60機必要です!」→ベングリオン首相「お金ないから購入30機+オプション30機で契約するね( ´・ω・`)4年ローンで30機分払って、だってさ」→ダッソー「もっとさっさと払え(#゚Д゚)」(続
2013-05-01 20:50:28めも続:イスラエル「すみません、すぐ渡せる現ナマは24機分がやっとです…」→フランス「じゃあ24機即決+36機オプションな!オプションどうするか考えとけよ!」→1961/4/28に「お金ないです、24機だけ追加契約させて下さい…」→「残り12機は9/15まで待ってやる」
2013-05-01 20:54:56めも続:ここまでIAFの偉い人発言なし…颯爽と介入する、鬼より怖いエゼル・ワイツマン空軍司令官!「なに60機で妥協してんだよザッケンナ!ミラージュは24機×3個飛行隊、予備機入れて90機必要なんだよ!マトラR530とSEPRブースターの契約全部切って金作れ!46機追加しろ!」(続
2013-05-01 21:02:02めも続:フランス「提案の丸呑みは断る、R530は買え」 すったもんだの末、ミラージュIIICJ×72機+ミラージュIIIBJ×4機がイスラエルにやってくることになった。買えと言われて買わされたマトラR530はたったの15発・訓練弾3発・パイロン8個だけでありました…(;´Д`)
2013-05-01 21:07:55