険しい翻訳家への道(主にSF)

いまや翻訳家は絶滅危惧種なのかもしれません。少なくともこれからはフルタイム仕事にするのが難しそうです。
文学 書籍 文芸 SF 出版
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大和田 始 BigSea Begin @fifi_ma_fifi
1970年代初頭のSFマガジンの翻訳稿料は400字一枚200円から。
Y. Furusawa 古沢嘉通 @frswy
SFMはともかく、今、小説を訳して得られる収入は、400字詰め原稿換算、一枚、千円足らずじゃないかな。
Y. Furusawa 古沢嘉通 @frswy
@frswy そこそこ売れる本で、一枚2000円くらい。そこからは千差万別。基本的に千円と思ったほうが無駄に夢見なくていい。
Y. Furusawa 古沢嘉通 @frswy
@frswy 一枚千円、一時間四枚訳して時給四千円。一日十時間働くとして、翻訳作業に充てられるのは、半分くらいだから、日収二万円。月二十日働いて月収40万。年収480万。だいたいそんなものだ。
牧眞司(shinji maki) @ShindyMonkey
年収480万の自由業、悪くないよね! と翻訳家を目指す若者が続出しそうですが。 RT@frswy 一枚千円、一時間四枚訳して時給四千円。一日十時間働くとして、翻訳作業に充てられるのは、半分くらいだから、日収二万円。月二十日働いて月収40万。年収480万。だいたいそんなものだ。
牧眞司(shinji maki) @ShindyMonkey
もちろん、最初から年収480万のレベルにはいくわけがない。それまでの道のりが長い。
大森望 @nzm
売り物になるレベルの文章で時速4枚訳せるようになるまではけっこう時間がかかるかも。それ以上に、時速4枚を5時間つづけるのはきびしくて、日産20枚ならまあなんとか、という感じじゃないですかね。
牧眞司(shinji maki) @ShindyMonkey
そのとおりですね。もっとも、SFの場合は、実力さえあればコネはつけやすい。けれど、SF専業で年収480万を維持していくのは至難だろうと思いますが。 RT@tiptrii @nzm 出版翻訳、産業翻訳、いずれも簡単にプロになれる職業ではありません。コネも必要だと思います。
Y. Furusawa 古沢嘉通 @frswy
@frswy あれ? 四百八十万円稼ぐのに、四千八百枚訳さないと駄目なことになるな、この計算では。えーっと、四百枚の本(八百円、印税率6%、1万部)から得られる印税は、四十八万円。一枚一千二百円。それを十冊訳して、やっと四百八十万円か。そんなに間違っていない。
牧眞司(shinji maki) @ShindyMonkey
そのうえ、SF翻訳界の「実力さえあれば」は、おそろしくレベルが高いからなあ。ファン時代からの友人である翻訳家の訳文をみて、神業! 仙人? とか思って、コンヴェンションなどで本人と再会すると、むかしとかわらず普通の人間で、ほっとしたり釈然としなかったり。
牧眞司(shinji maki) @ShindyMonkey
10冊! RT@frswy あれ? 四百八十万円稼ぐのに、四千八百枚訳さないと駄目なことになるな、この計算では。えーっと、四百枚の本(八百円、印税率6%、1万部)から得られる印税は、四十八万円。一枚一千二百円。それを十冊訳して、やっと四百八十万円か。そんなに間違っていない。
Y. Furusawa 古沢嘉通 @frswy
@frswy でも、年間四千八百枚訳すのは、現実的ではないので、前提が違ってますね。一日十枚、年二千六百枚で、年収二百六十万円から三百十二万円くらいに訂正します。
Y. Furusawa 古沢嘉通 @frswy
@frswy うん、三百万円前後というのが、フルタイムの「勤勉な若手」出版翻訳家が期待できる年収じゃないかしら。
牧眞司(shinji maki) @ShindyMonkey
自分で訳した作品で同人誌を作って、SFセミナーや京都SFフェスティバルに持っていき、翻訳家や編集者に渡すところからはじめると早いのではないでしょうか? また、こうしたイベントでは、ときどき「翻訳講座」があるので、そこで話を聞くのも参考になるかと。 @tiptrii
牧眞司(shinji maki) @ShindyMonkey
しかし、生活に困ってすぐに翻訳家デビューしなければならないというのならSFは無理です。SFが好きで堪らず、学生時代から洋書を読んで、同人誌で翻訳して、だんだんと腕を磨いてきたひとたちがひしめいている世界ですから。 SFが好きが出発点。 @tiptrii
Y. Furusawa 古沢嘉通 @frswy
@frswy ヲレ、最高で年間、5冊のSF長篇を出したことがある。だれでも馬力のある時代はある。長続きしないのも確か。いまはそれほど筆が速くない宮脇孝雄さんも、一時期たくさん出したことがあり、病気で(過労で?)倒れたんだっけ。
Y. Furusawa 古沢嘉通 @frswy
@frswy SF翻訳家の前提条件を厳しくするのはどうだろうな。イーガンやラファティやウルフみたいな作家を訳せないとSF翻訳家になれないわけではなかろう……イアン・マクドナルドが訳せる程度でいいのよ。
Y. Furusawa 古沢嘉通 @frswy
@frswy また、だれもが浅倉久志や伊藤典夫である必要はない。そのへんに転がってるオレみたいな凡庸な訳者の居場所もちゃんとある。
Y. Furusawa 古沢嘉通 @frswy
スーパースターしかSF翻訳家になれないわけじゃない、ってことは声を大にして言っておきたい。SFが好きで好きで、翻訳に飽き足らず、原書に手を出し、いつのまにか読めるようになった時点で、翻訳に手を出せばいい。オレなんか、読めてないのに翻訳してたもんな。
らっぱ亭 @RappaTei
私なんか自分の訳したラファティ短篇で、後から浅倉久志訳が出て読み比べなんかされたりしても、強く生きていますよーw
Y. Furusawa 古沢嘉通 @frswy
物凄く優秀で才能と馬力がある人がフルタイムの翻訳家になって得られる最初の年収が三百万円程度というのは、どんなものだろう。しばらくつづけて、せいぜいそれが倍になるくらい? 以降は横ばい(ここ十年以上、下降しつづけている)。大人の意見としては、「勤めは辞めるな」になるなあ。
Y. Furusawa 古沢嘉通 @frswy
三百万円が魅力的に思えるくらい、最近の若年就業者の年収が下がってきているかもしれないが。
Y. Furusawa 古沢嘉通 @frswy
@monasumi 出版翻訳家が職業として成立していたのは、戦後の日本のごく一時期だけの特殊な状況だと思います。かつては乱立していた出版翻訳を教える学校もごく限られた数になってしまいました。出版翻訳を専門にする雑誌もなくなってしまいましたし。
Y. Furusawa 古沢嘉通 @frswy
フルタイムの出版翻訳家は、いまや、絶滅危惧種です。
Y. Furusawa 古沢嘉通 @frswy
ヲレが銀行員なら出版翻訳家に金は貸さないし、カード会社の社員なら出版翻訳家にカードを発行しないぞ。
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