ニンジャスレイヤーの未回収伏線まとめ

ニンジャスレイヤーの未回収伏線まとめ。忘備録
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ヤモトの親殺し伏線

「ラスト・ガール・スタンディング」等

ニンジャスレイヤー / Ninja Slayer @NJSLYR

あの事件をきっかけに、ヤモトを取り巻く環境は何もかも破綻し、変貌した。屋上から彼が降ってきたあの時に。だがあれはきっかけにすぎなかったのだ。既にヤモトの家庭は何もかもおかしかったのだ。オリガミはヤモトに現実の閉塞を忘れさせ、かりそめの力を貸してくれた。ヤモトは夢中で打ち込んだ……

2011-04-16 21:45:58
ニンジャスレイヤー / Ninja Slayer @NJSLYR

だがそれは嬉しい戸惑いであった。かつてヤモトのオリガミは孤独であった。現実からの必死な逃避だったからだ。しかし今は違う。こんな事が自分の身に起こっていいのだろうかと、やがて罪悪感めいた気持ちすら湧いてくるのだ。自分にそんな権利があるのだろうかと。

2011-04-16 23:45:41
ニンジャスレイヤー / Ninja Slayer @NJSLYR

ヤモトは後ずさった。ソニックブームはおどけた調子で手招きする。「そう怖がりなさんな?このスーサイドだってなぁ、シンジケートのおかげで初めて生きる価値ってもんが生まれたんだ。それをお前にもくれてやるってンだよ、社会に貢献!わかるか?エエッ?お前のような……親殺しのガキにもな!」

2011-04-22 16:26:48
ニンジャスレイヤー / Ninja Slayer @NJSLYR

「ドーモ、ヤモト・コキ=サン……!」声は一つではない。不穏!いつしか校内は夜闇に包まれている!ヤモトは折鶴を投げ捨て、振り返った。ナムサン!そこには、死んだはずの父親!その横には、やはり死んだはずのソウカイニンジャ、ソニックブーム!その他にも、大勢のニンジャやヤクザたちが! 10

2012-04-21 23:18:39

ヤモトの親殺し伏線。
父親を手に掛けたような描写あり。
名鑑のこともあるのでいずれ明かされると思われる。

バシダの記憶喪失

「ウェイティング・フォー・マイ・ニンジャ」#3-4

ニンジャスレイヤー / Ninja Slayer @NJSLYR

とにかく明かりを……ボンボリ……バシダは手探りでスイッチに触れる。これだ。しかしそこでさらに頭痛!「アイエエエエ!」バシダは床に膝を着く!苦悶して、痛みから逃れるべく額を壁に押し当てる。真っ暗な視界がストロボめいて光る。悲鳴……鮮血……悲鳴……「アアー!アイエエエエー!」

2011-07-06 18:09:34
ニンジャスレイヤー / Ninja Slayer @NJSLYR

バシダは嘔吐を堪える。抽象的な脳内映像……闇に閃く……手術の映像記憶だろうか?確かにこのところ飛び込みの仕事が多く、それがこの昏睡や頭痛の原因と考えるのが自然……。なんとか立ち上がり、再度、ボンボリのスイッチに手を触れる。明かりが灯る……「アイエエエエエエ!?」バシダは再度絶叫!

2011-07-06 18:19:15
ニンジャスレイヤー / Ninja Slayer @NJSLYR

バシダは闇雲に路地裏から路地裏へ走っていた。わけがわからない。どうしてしまったんだ。一体どうなったんだ。意識を失い、気がつけば今度は外、路地裏だ。激しい頭痛がバシダを苛み、再生される女性の悲鳴が繰り返しニューロンを焼く。次第に、仮定したくない仮定がモヤモヤと立ち上る。

2011-07-12 20:08:21
ニンジャスレイヤー / Ninja Slayer @NJSLYR

もしや私は人を殺してしまった?悲鳴を上げたのは私の手にかかった犠牲者なのでは?そう考えれば返り血も説明がつく……バシダの心は乱れた。そんな事が私にできるのか?でも、この血は……途切れがちな記憶と時間……記憶……映像……!「いたわ!そこよ!」野太い声が飛んできた。バシダは凍りつく!

2011-07-12 20:13:21

闇医者バシダが誰かにニューロンを乗っ取られた、ないしは二重人格で見に覚えのない手術や殺人をしたかのような描写。
プロフェッサーの正体がバシダでは?というミスリードのようにみえるものの、本当はなんだったのか明かされていない。
バシダは再登場しているので今後明かされるかもしれない。

ニンジャスレイヤー / Ninja Slayer @NJSLYR

◆M「ウェティング…の話をしよう」B「とにかく二つの物語が重なり合う構造を重点したかった。バシダ=サンの秘密は当時の私のカラテの不足でややわかりづらかったので、今回の加筆は良いチャンスだった」M「シルバーキーも初登場する」B「ユニークなニンジャだ」◆

2013-09-01 14:48:29

ボンドによると、ツイッター版であまりバシダのくだりが伝わらなかったようで、書籍で加筆修正したとのこと(それでもあまりよくわからなかった)

「バシダはプロフェッサーの殺戮現場を目撃してニンジャ・リアリティ・ショックに陥った。」これが正解でよさそう。
バシダがプロフェッサーか?というミスリードしているように思えるのだが、あまりいいミスリードとはいえないし、さほど意味がなく、御都合主義感あるかなあというのが本音。

でも秘密っていってるしやはりなんか秘密が…?

トランスペアレントクィリンの謎。

「ビヨンド・ザ・フスマ・オブ・サイレンス」#3など

ニンジャスレイヤー / Ninja Slayer @NJSLYR

「よくぞ辿り着いた」多彩なる装束をまとう透明のダビデ像めいたニンジャは、溢れるような威厳をもって彼らを見渡した。「今こそ最終試練に臨む時。怖じ恐れる弱体者はまさかこの中におるまいが、なまなかな覚悟で臨めば、容易く地獄に落ちるであろう」 24

2011-10-29 00:04:39
ニンジャスレイヤー / Ninja Slayer @NJSLYR

「誰ですか?その情けない野郎は」背の高い赤いニンジャが不敵に言う。「少なくとも俺じゃねえ事は確かだぜ」その赤いニンジャを横目で見ながら、象牙のニンジャは無言で口の端を歪め、鼻を鳴らす。黒いニンジャが言った。「この四人の中に、そのような未熟者はおりませぬ」 25

2011-10-29 00:15:38
ニンジャスレイヤー / Ninja Slayer @NJSLYR

「さすがだ」透明のニンジャは満足げに頷いた。「最終試練に臨み、半神に比する肉体を手にするがいい!」そしてパープルタコを見た。「……どうした?」「師父」パープルタコは口を開いた。すると突如ドージョーの光景がグニャリと歪み、三人の仲間の姿もろとも消え失せた。「師父、どうして」 26

2011-10-29 00:29:09
ニンジャスレイヤー / Ninja Slayer @NJSLYR

「……」「師父はどうして私達を捨てたのですか」透明のニンジャは答えず、その姿もまた歪み、ノイズの中へ散ってゆく。「どうして!あたし達を捨てた!どこに行ったんだ!」パープルタコが叫ぶ。「……シテンノ……シテンノ……」彼女はいつしか暗黒の宇宙に独り浮かび……。 27

2011-10-29 00:37:06
ニンジャスレイヤー / Ninja Slayer @NJSLYR

「ドーモ、ヴィジランスです……儀式の最中の再インタラプトをご容赦いただきたい……ハイ、ハイ……ええ、我々の攻撃精神は全く衰えておりません……感動しております、このヘル・オン・アースに。……ハイ、ハイ……例の件ですが、私の前任者が何らかのシステム抜け穴を作っていたとしか……」 24

2012-08-06 01:23:12
ニンジャスレイヤー / Ninja Slayer @NJSLYR

「ハイ、ハイ……物理的にも、また電子的にも……。前任者、あの呪われるべきトランスペアレントクィリンが、かつて何らかのムーホンを企てていたのだとしか……。ハイ、ハイ……そして残念ながら、城内に今、その計画を引き継いだ者がいるとしか……」ヴィジランスはまたアンコ・ラムを嗅いだ。 25

2012-08-06 01:29:56
ニンジャスレイヤー / Ninja Slayer @NJSLYR

「少なくともグランドマスターの中にひとり、ヨロシサンと秘密コネクションを持つ者が……。ハッキング直後からの電子ログ分析の結果、その者の名は……」ヴィジランスは息を吸った。バックスタブ報告は、失敗すればセプクに繋がる。だが、セキュリティこそが彼の命なのだ。「……スローハンド」 26

2012-08-06 01:36:51
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