- strong_rumia
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ルーミア「どうしよう…」 ---- 霊夢「じゃ、ちょっと妖々夢クリアしてくるからその間待っててね」 ---- ル(…とか言って、神社の留守番と) 幼いルーミア「霊夢が居ないのかー…」 ル(幼い私の子守りを頼まれてしまった…! すっごくやり辛い…!)
2013-05-14 09:32:06ル「……。」 幼「ねーねー、霊夢どこ行ったのかー?」 ル「あー…霊夢はちょっと、お仕事に行ってる」 幼「霊夢のおしごとって巫女じゃないのかー?」 ル「いや…外回りの仕事とかもあるのよ」 幼「そーなのかー」 ル(まさか通り魔まがいの事してるとも言えないしなぁ…)
2013-05-14 09:37:17ル(うー、しかし何だろうこのやり辛さ。 私と同じ存在なのに私より幼いってのがやり辛さに拍車をかけてるわね… せめてそのまんま私だったらもうちょっとやりやすかったのになー) 幼「どーしたのだー?」 ル「あー、うん、ちょっと考え事をね」 幼「そーなのかー」 ル(やりづらい…)
2013-05-14 09:39:30ル「あーうん…私これからお掃除するから、ちょっと一人で遊んでてくれる?」 幼「わはー!」 . ル「ふぅ…」 ル(…ま、素直なだけ扱い易いわね。 自分だから素直に可愛いとは思えないけど、可愛げがないよりずっといいわ…)
2013-05-14 09:42:45. ル(…そう言えば、あの子の『アレ』ってどうなってるんだろ…) 幼「あうっ(ズデッ」 ル「…んあ。 大丈夫?(駆け寄り」 幼「頭打ったのだ。 痛いのかー…」 ル「よしよし、見せてみな…」 ル(…この子の頭のリボン…) ル「っ!(バチッ!」 ル(触れないのか…)
2013-05-14 09:45:32ル(やっぱり私は私か。 他の私のリボンにも触れないんだ) 幼「うー…」 ル「…んあ、ごめんごめん! ほら、よしよーし(ナデナデ」 幼「んーっ… えへへ」 ル(…可愛いなぁ) ル「ん、痛いのおさまった?」 幼「うん、ありがとう! おねえちゃん!」 ル(…お姉ちゃん…)
2013-05-14 09:46:54ル(そっか、そっくりな妹ができたと思えばいいのか。 そう考えると急に可愛くなってきたな…) 幼「おねえちゃんー…」 ル「ん?」 幼「おなかすいたのかー…」 ル(…そうだ、しまった。 ご飯の事考えてなかった…お米は昨日食べつくしちゃったし、どうするかな…)
2013-05-14 09:49:51ル「よし、ちょっと待っててね。 お姉ちゃんがご飯とってきてあげる!」 幼「わはー!」 . ル(…とは言ったものの、この真っ昼間じゃ人間も捕まる訳無いし…どうしたもんかな) <ガサッ ル「ん…?」 ル(…この気配…熊! それもかなりデカイ…! でも、こんな処に何故…?)
2013-05-14 09:52:02熊「グオオオオッ!!」 ル「悪いわね、熊さん! ちょっと私達のお昼ご飯になって貰うわよ!」 . ル「…ふぅ」 ル(ま、動物相手なら楽勝ね…けど、ここら辺ってこんなデカイ熊居たっけなぁ…) - 紫「…ふふ。 上手くいったみたいね」 藍(全く、紫様も大概優しいお方だな…)
2013-05-14 09:55:21ル「ただいまー!」 幼「わー、熊さんなのだー!」 ル(…あ、そういえばこの子幼いんだっけ。 熊丸ごとはちょっとキツかったかな…) 幼「おいしそー!」 ル(あ、大丈夫だ。 小さくても私は私だった)
2013-05-14 10:05:04… 霊「ただいまー…って、何じゃこりゃあ!?境内が血まみれ!内蔵まみれ!しかもめちゃくちゃ獣臭い!!くっそ、ルーミアの仕業ね…ん?」 霊(…これは…熊の手!?) 霊「…ま、今回は許してやるか。 留守番もしてくれたしね…ふふ」 熊の手はそこそこの値段で売れました。 めでたし
2013-05-14 10:17:30