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2013年5月14日

「野生キノコの放射性セシウム汚染状況 2年目の変化 -- 演習林の例から 山田先生

第六回放射能の農畜水産物等への影響についての研究報告会 「野生キノコの放射性セシウム汚染状況 2年目の変化 -- 演習林の例から 山田 利博 (東京大学大学院農学生命科学研究科 附属演習林 教授) http://www.a.u-tokyo.ac.jp/rpjt/event/20130420.html 要旨 続きを読む
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泉㌠Pro智紀 @jsdfq43wtr

第六回放射能の農畜水産物等への影響についての研究報告会, 「野生キノコの放射性セシウム汚染状況 2年目の変化 -- 演習林の例から http://t.co/qKBAmHucN7

2013-05-14 14:58:50
泉㌠Pro智紀 @jsdfq43wtr

山田 利博先生(東京大学大学院農学生命科学研究科 附属演習林 教授)千葉演習林に勤務.

2013-05-14 14:59:37
泉㌠Pro智紀 @jsdfq43wtr

東大の演習林は北海道から愛知に全部で 7 箇所. 高汚染地帯はないが, さまざな汚染の状況がある. 演習林では教育・研究などの様々な活動を行っている.キノコが危いという話があるのでキノコを取り上げてみた. キノコにかかわるこれまでわかっているCsの特性

2013-05-14 14:59:59
泉㌠Pro智紀 @jsdfq43wtr

チェルノブイリの事故の後, 学習院の村松先生, 吉田先生達の精力的な研究を参考にしている. 一番の特徴は濃縮率が高い(移行係数が2.6〜20倍) 森林農場は有機物が多く, 長くCsを保持. 菌糸の位置, 深さでセシウム濃度が大きく異なる.

2013-05-14 15:00:19
泉㌠Pro智紀 @jsdfq43wtr

チェルノブイリ以後は, セシウム濃度がモニタリングされている. チェルノブイリでは事故直後よりも 2, 3 年後までだんだん上昇. それからやっと減少する傾向がある. 日本では核実験由来のCs137による汚染が大きい.

2013-05-14 15:00:34
泉㌠Pro智紀 @jsdfq43wtr

チェルノブイリ事故後3年から5年の日本産(スライドより)キノコの放射性Csの濃度の資料がスライドにまとめられている. 乾いた状態で中央値は 50Bq/kg,高いのは 16000Bq/kg, 福島の事故以前からみられる.

2013-05-14 15:00:49
泉㌠Pro智紀 @jsdfq43wtr

Csの他に放射性Kがキノコには多い. 1000Bq/kg ぐらい.

2013-05-14 15:00:58
泉㌠Pro智紀 @jsdfq43wtr

Cs137沈着量の分布地図では低線量地域では(濃度の)分解能が低いので, 空間線量率の地図で試料の採取場所を説明. 演習林で一番影響が大きかったと思われるのは秩父. 汚染の程度は会津地方と同じくらい. 次は千葉, 富士.

2013-05-14 15:01:21
泉㌠Pro智紀 @jsdfq43wtr

分析データ紹介. 試料は2011, 2012年の秋採取. 収穫は秋の年 1 回. キノコ, 土壌(A0 層, A 層), 物によっては木材をそれぞれセットで調べる.

2013-05-14 15:01:33
泉㌠Pro智紀 @jsdfq43wtr

2011 年データの紹介. 北海道のは核実験由来と思われる. 秩父と富士で比較的高濃度を検出. 測定は乾燥したもの(基準値は生の状態で設定されている).換算して現行の基準値を超えたものには☆印をつけてある.

2013-05-14 15:01:49
泉㌠Pro智紀 @jsdfq43wtr

最大は生換算で250Bq/kg. 富士のチャナメツムタケが特別に高い.

2013-05-14 15:01:55
泉㌠Pro智紀 @jsdfq43wtr

演習林ごとのキノコと菌質の汚染との関係. A0層に集積, A層にはまだあまり移行していなかった. 例外として2種のキノコ(チャナメツムタケ, ハナイグチ)はA0層よりもはるかに高かった. この2種で理由が異なるようだった.

2013-05-14 15:02:24
泉㌠Pro智紀 @jsdfq43wtr

北海道と愛知からはCs134は出ていないので核実験由来と思われる. 樹芸(伊豆)からは出ている.

2013-05-14 15:02:40
泉㌠Pro智紀 @jsdfq43wtr

1, 2 年目の変化例(秩父, 富士, 千葉). Cs137だけで比較. 1年目青, 2年目赤. ほとんどはやや減少.

2013-05-14 15:02:55
泉㌠Pro智紀 @jsdfq43wtr

チェルノブイリの結果から予想していたのとは異なる. A0からA層へのCsの移行. A0層はいずれも減ってきている. 千葉ではA層のほうが増えているが, 秩父と富士ではあまりないようだ. 富士はHC層(富士ではAのかわりにある)だが入ってきていない.

2013-05-14 15:03:17
泉㌠Pro智紀 @jsdfq43wtr

これの散布図. キノコの場合には2年目に増加していないという傾向にあった. A0層については減少しているという傾向となった. AとHC層については場所によって大きく異なった. 千葉では上(層)から移行, 他ではみられなかった.

2013-05-14 15:03:40
泉㌠Pro智紀 @jsdfq43wtr

K40とCs137との比率. Csを選択的に吸収するかどうかは, 今回の結果からはわからない. 汚染の程度や存在形態, 菌糸の位置で異なる. A0層ではCsが高い, A, HC層では低く,まだ移行していない.

2013-05-14 15:03:56
泉㌠Pro智紀 @jsdfq43wtr

場所で比較, A0層の高いところでもキノコでは低い. この結果からいうとセシウムを特異的に集積している傾向はみられなかった. チャナメツムタケは特別のようだ.

2013-05-14 15:04:12
泉㌠Pro智紀 @jsdfq43wtr

核実験,チェルノブイリ,今回の事故の寄与率のグラフ. 福島由来が緑, 主に核実験由来のが赤.

2013-05-14 15:04:23
泉㌠Pro智紀 @jsdfq43wtr

ハナイグチは赤(核実験由来)が多い. 2011,2012年共に保持している. その他のキノコや土壌も多少は過去のCs137を保持している. 計算法を紹介(見えん).

2013-05-14 15:04:38
泉㌠Pro智紀 @jsdfq43wtr

ピーク時(50年くらい前)は, この4倍くらいではないかと考えられる. キノコに関しては以上. その他の資源(薪, 炭, 灰, 竹林, タケノコ, 山菜, 野生動物)を, 全学体験ゼミナール等の実習等で利用. 野生動物はハンターがつかまえる.

2013-05-14 15:05:00
泉㌠Pro智紀 @jsdfq43wtr

炭, 薪, 灰の結果を簡単に紹介. 実習で炭を焼く温度は840℃くらい. 放射性Csの一部は蒸発すると思われる. 乾燥した木の中で炭素は半分くらい. 炭にすると一部燃焼するので重さは1/3くらいになる. Csが残っていると炭化後には相対的に上がる.

2013-05-14 15:05:18
泉㌠Pro智紀 @jsdfq43wtr

演習林ごとに薪, 炭, 灰の測定. 屋外(△印)/(たぶん)屋内(○印)で, 事故前から保管してあったものも測定.

2013-05-14 15:05:28
泉㌠Pro智紀 @jsdfq43wtr

濃度がもともと高くないから検出限界未満が多いが, 薪から炭にした時には同じ程度か, やや増える. 灰にしたら一気に(10倍あるいはそれ以上)増える.

2013-05-14 15:05:42
泉㌠Pro智紀 @jsdfq43wtr

事故前から倉庫に保管しておいたものを灰にした場合, 一部は300Bq/kg〜400Bq/kg, 田無だと200Bq/kg〜300Bq/kgがもともと含まれていた. 事故後は千葉,田無だと1000Bq/kg, 秩父だと2000Bq/kg〜3000Bq/kg.

2013-05-14 15:06:01
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コメント

泉㌠Pro智紀 @jsdfq43wtr 2013年5月14日
HC層は「重粘質土壌」でいいのかな?
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泉㌠Pro智紀 @jsdfq43wtr 2013年5月14日
ここでは表層からA0層→A層/HC層というふうに説明しているようです.
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