就活と婚活に共通する　誤った考え方のイメージ

岩崎敏之　Iwasaki Toshiyuki @SKYtamagoro

就活、婚活、という言葉が、当たり前のように使われています。この言葉の良し悪しはおいておくとして、就活、婚活のいずれにおいても陥りやすい誤ったイメージについて書き連ねることにします。

岩崎敏之　Iwasaki Toshiyuki @SKYtamagoro

就婚(1) 就活と婚活に共通して、対象相手となる企業や人物の数が多いほど良い出会いにつながるように思える。そういうイメージが大いに誤っていて、時には活動の仕方や判断を誤らせることになります。

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就婚(2) 就職も結婚も、出会った相手（企業や結婚相手）とつきあっていく中で、自分も相手も変化していきます。お互いが変化していく中で時間は経過していきます。出会った時のままで過ごし続けるということはありません。

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就婚(3) 就職も結婚も、今後、この相手とやっていけるかどうかということについて想像を張り巡らせて最後の決断をします。それは企業側も就職する学生側も同じです。結婚するもの同士でも同じです。つまり、今の状態ではなく、将来に渡って一緒にやっていけるかどうかが判断のポイントとなります。

岩崎敏之　Iwasaki Toshiyuki @SKYtamagoro

就婚(4) 就職活動の場合、学生自身がどのようなタイプで、企業がどういう人材を求めているかという情報をしっかりとらえて、そのマッチングするものを探していく。正しそうに思えますが、変わりゆく者同士の合う合わないということを考えると、判断材料をどう選ぶかは簡単ではありません。

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就婚(5) 今の自分がこういうタイプだと思っていても、ある企業で仕事をしていくうちに変わっていきます。就職前にこういう企業なんだと想像してみても、就職してから、その想像と異なることを知ったり、就職直後の状況から企業そのものを変化していきます。

岩崎敏之　Iwasaki Toshiyuki @SKYtamagoro

就婚(6) 今あるデータの上だけでマッチングを図ろうとすると、自分に合う企業などというものが見つからなかったり、良い出会いかもしれない情報を見過ごしたりすることになります。実際には、どこかのタイミングで、良くわからないけど中身に飛び込むというようなアクションが必要となります。

岩崎敏之　Iwasaki Toshiyuki @SKYtamagoro

就婚(7) 重要なのはデータの数ではなく、中身に飛び込んでいくことができる出会いの数です。実際に足を運んで企業のことを知る数です。就職活動を始めたつもりになってインターネットのサイトへのアクセスのみを繰り返し、その先に進めない学生がいたりします。

岩崎敏之　Iwasaki Toshiyuki @SKYtamagoro

就婚(8) それはよりデータ数にアクセスすれば、マッチングするものと出会うのではなかという思い込みに囚われてしまっています。合う合わないかは付き合ってみなければわからず、最終的には就職してみなければ分かりません。就職後こんなはずではなかったと後悔しないように調べる必要はあります。

岩崎敏之　Iwasaki Toshiyuki @SKYtamagoro

就婚(9) でも現時点でのマッチングするかしないかを気にしすぎて踏み出すことに躊躇すると出会いは訪れません。婚活についても同じことが言えます。婚活サイトの登録者数が多い方がより良いマッチングを図ることができるというものではありません。初めの第一歩は、付き合い始めることです。

岩崎敏之　Iwasaki Toshiyuki @SKYtamagoro

就婚(10) 就職も結婚も人生の大きな分岐点。そうであるからこそ、じっくり、しっかり考えたいと思うことは当然。しかし、変化してゆくお互いの出会いが良いかどうかを事前にすべて調べつくすことは不可能です。いくつかの出会いそのものとしっかり向き合い、最後は決心する。それが最も重要です。

岩崎敏之　Iwasaki Toshiyuki @SKYtamagoro

以上　就活においても結婚においてもデータに振り回されることなく、目の前の出会いに向き合うことがいかに重要かということを書き連ねました。

岩崎敏之　Iwasaki Toshiyuki @SKYtamagoro

就婚（追記）　もしかすると出会いに向き合う就職活動というものは婚活のトレーニングになっているかもしれません。