「現代風俗や若者言葉についていけなくなった大御所漫画家は歴史物に走る法則」
>前RT 素人さんにはそう見えてしまうんだろうが、現実は違う。平田弘史先生はもちろん、手塚・横山・石ノ森・藤子A先生、若い頃から歴史物や時代物は描いてる。史実という制限の中で空想的に物語を紡ぐ能力や考証力や画力がついたんでチャレンジする人が大半じゃないかな。
2013-05-16 19:19:55@NATSU2007 残念ながら、時代小説や歴史小説はうるさ型の歴史好きが、鬼の首を取ったように毎回執拗に考証の間違いを指摘してきますんで、もっとも嘘が通用しづらいジャンルのひとつです。架空の人物をリアルに書くより、実在の人物を想像力豊かに描く方が難しいのは、作話の大原則です。
2013-05-16 19:32:14@kazumi_tojyo なんですかね、想像で物を言うのは構わないんですが、現実に描きてとしていろんなものにチャレンジする人は、最終的に歴史物という巨大なジャンルにチャレンジするモノではないかと。その年齢まで第一線でないと書けない部分も多々ありますし。
2013-05-16 19:42:13@mogura2001 考証やってきちんと描く能力がないから若い人が描かない、で正解なのではないのでしょうか。石森先生が佐武と市描き始めたの28歳の時なんですけどね。
2013-05-16 19:27:28@seitarofujita 平田弘史先生なんて、草鞋の紐の考証が気になって、調べてるうちに何も書けなくなった訳ですし。もちろん、人それぞれ得手不得手はありますが、楽だから時代物にって、どんだけ才能ある人だって話ですから。
2013-05-16 19:44:28永井豪先生も、ガキの頃から戦国武将や合戦が大好きで、でも自分がデビューした頃はそこに需要はなかったし、そもそも青年誌もまだまだ未成熟。だから、戦国合戦モノをSF仕立てや近未来に表層を変えたら、デビルマンやバイオレンスジャックになった、と。まさか歴史物が簡単とか思ってない?
2013-05-16 19:23:57永井豪先生は石ノ森先生がギャグ漫画を量産していたからギャグは簡単なんだと思ってギャグ漫画でデビューしたらしいですね。石ノ森先生のエッセイに書いてあったと思います。 RT “@mogura2001: 永井豪先生も、ガキの頃から戦国武将や…まさか歴史物が簡単とか思ってない?”
2013-05-16 19:31:42@kurokimasahito あ、先ほどのツイートは永井先生ご本人から、新年会の挨拶でお伺いしました。黒の獅子とかバイオレンスジャックとか、戦国合戦色が濃厚ですしね。そこが根っこにあるから作品も骨太です。
2013-05-16 19:47:43@NATSU2007 それも、作品作りに対する誤解と思い込みですね。多くの作家は編集者との打ち合わせで作品作りをしていますから、言葉に関しては編集者というある種流行を追いかけるのが仕事の人間のチェックが入ります。一言一句変えるなというのは、一握りの作家です。
2013-05-16 23:23:20@NATSU2007 承前)そもそも、編集者も大卒以上が基本なので、小中学生を対象とした作品作りではどうやってもジェネレーションギャップが出るので、流行の言葉は追わないか徹底的にリサーチするかですので、現代語での言い回しの新しい・古いは年齢ではなく、作家のスタンス次第です。
2013-05-16 23:26:47@NATSU2007 承前)コレは編集の問題でもあるのですが、例えば初期のテレビドラマの翻訳家は流行の言葉をできるだけ避けて翻訳しましたが、そのお陰で数十年たっても通用する訳です。なので、ダメ編集で時流に乗ったを入れさせたがる人もいますが、優れた作家は避ける傾向が強いです。
2013-05-16 23:34:06@NATSU2007 承前)例えばあなたが「今は」時流とのズレだと思ってる言葉遣いの古さが、作家の感性のズレか単純にオーソドックスな言い回しを古臭いと感じてるのか、それはわかりませんが、少なくともそのようなズレからベテランが歴史漫画に逃げてるというのは、一般化はできませんよ。
2013-05-16 23:38:38@NATSU2007 最初のツイートは多くの漫画家さんにRTされていますので、自分のフォロワーの漫画家さんや編集者向けの意見の部分も含め、長めのリプライになりましたが、作家側・編集者側の見解のひとつとして、参考にして頂ければ幸いです。歴史漫画はかなり難しいジャンルですから。
2013-05-16 23:41:52@mogura2001 ただのファン目線ですが、何かしらヒット作を出した漫画家先生は一度は歴史物に挑戦することが多い印象があります。むしろ、次回作が発表されてそれが歴史物だったとき「ついに来たか」と。
2013-05-16 20:37:22@a_Cyg 作家を長く続けると、やっぱり知識とか蓄積されてきますし、そこでようやく自信ができたのでチャレンジという漫画家さんは多いですね。最初からそちらを目指す人もいますが、基本的にいろいろ書ける人が、満をじしてチャレンジするものってのが、一般的かと。歴史ファン、多いですから。
2013-05-16 23:45:37