【ヒロヤマガタ問題】 アールビバン系作家と現代日本美術
- misonikomioden
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ミヅマアートギャラリーはアートバーゼル香港に出展するそうで案内メールを見て出展作家に天野喜孝とあり、いろいろ驚く。。。 http://t.co/h8am9UO71Z
2013-05-16 23:23:07天野喜孝はアニメーターとして有名だし、スクェアのファイナルファンタジーのキャラクターやイメージデザインとしても有名だが、いつの頃からアールビバン取扱作家となって、電車内広告で作者来日!と販売広告でよく名前を見るようになったな。
2013-05-16 23:26:39このアールビバンってこれで→ https://t.co/wU3k8I7CTK 日本現代美術において有名なアールヴィヴァンではない → http://t.co/cL5ezYCMY4
2013-05-16 23:31:15そういえばアールビバンっていうと子会社にアールジュネスってあって、ラノベ(エロゲ?)系のイラストレーターを取扱作家にして以前と同じことしてるな・・・ http://t.co/uAiuKY7vsq
2013-05-16 23:34:50このアールビバンって会社とその取扱作家は日本現代美術にとって面白い存在だという話を聞いた。それについて中ザワヒデキが以前いろいろ取り上げていた
2013-05-16 23:43:28まず中ザワヒデキが機関紙「方法」で「ヒロヤマガタ問題」としてとりあげている。ヒロヤマガタって今は聞かないが「ラッセン」だと考えればわかりやすい。 http://t.co/bBtBgF8YeB
2013-05-16 23:43:46また2000年のスタジオヴォイスでハニーペインティング特集が組まれ、そこでは奈良美智などが取り上げられたが、そこで中ザワヒデキと村上隆で「ヒロヤマガタとは?」と対談が組まれたそうだ。 http://t.co/ova64DyVsz
2013-05-16 23:48:04スタジオヴォイス本文をぜひとも読んでみたいが、概要を読む限り、アート界隈からは相当「忌避」されてるという状態が面白い。
2013-05-16 23:50:59ヒロヤマガタ(とかアールビバン系作家?)に対してアート界隈が忌避するのは80年代から同様だったようだけど、当時は一般人にとってこれこそアートである存在だったとか。 いずれにしてもこの忌避というか毛嫌いする感じが面白い。
2013-05-16 23:53:11しかし今はアールビバン自体が絵画商法として認知され、それがネットで簡単に共有されてしまい、いつまでも忘却されない状態にあって、一般的にも問題視されてしまう状態になっている。
2013-05-16 23:55:49取扱会社が絵画商法やってるからということで、ヒロヤマガタがアートでないわけじゃないし、なによりなんでアート界隈が忌避すんの?っていう問題の解決になってない。
2013-05-16 23:59:37以前、CASHIで「ラッセン展」という意欲的な企画展をしていた。 今考えれば中ザワのいう「ヒロヤマガタ問題」を引き継いで行った問題提起だったのかな。 http://t.co/7a5bQN9P7a
2013-05-17 00:01:54俺はアールビバン=取扱作家(例えばヒロヤマガタとか)としていっしょくたに絵画商法として問題視してたけど、それではとらえられない「ヒロヤマガタ問題」なるものがあったんだな、、、と。
2013-05-17 00:11:20そういえば友人からギャラリーで絵を買うのとアールビバンで絵を買うのと何が違うの?とか素直な質問があったなー・・・コレクターの人たちはどう答えてるんだろうか・・・?
2013-05-17 00:26:46中ザワは90年代以降は批評が後退し、売れるていることが正しいというか評価基準になったと話していた。 作家も作品を売って生活することが目指すべき作家像になっているし、作家を取り巻く人々も売れる作品になるよう当たり前のように助言をしているし、、、
2013-05-17 00:31:18絵を買うにあたりアールビバンとギャラリー何が違うのって質問には、とりあえず前者は絵画商法だし、値段の形成や維持に責任持っていない、と答えてはおいたが、ではギャラリーはしているのかというと実際曖昧だろう。
2013-05-17 00:40:56ギャラリーは購入価格で買取してくれるわけではないし、購入したものが将来セカンダリーマーケットでどの程度の価格に成るか予想できないし、、、
2013-05-17 00:43:05アールビバン系の作家は、もし買うならセカンダリー(中古?)にしたほうが手が出しやすいかもね。 http://t.co/hBsfGh1NNn ヤフオクにもいっぱいある
2013-05-17 00:52:00売れる売れないがアートの価値であることから、それを買う側の対応が色々出てくる 聞いた話では、作家は富裕な生活をしていないと駄目だと思うコレクターがいるそうで、 それは自分の買った作品に見合う存在として作家があることが作品価値を裏付けるから、ということだ。
2013-05-17 01:07:47逆の立場で、若いアーティストを応援する=生活の自立を助けるという意味で若手アーティストの作品購入を中心にしているコレクターもいるね。
2013-05-17 01:10:06売れる売れないという評価基準であれば、それに巻き込まれないための判断として自分の審美眼でそれを買うという立場、というのも出てくるだろう。
2013-05-17 01:16:27売れる売れないが評価基準なら、素直に将来作品価格が上がるのを狙う→上がれば後日転売、というスタイルも出てきて当たり前な気がする。 作家も売るために作ってるのであれば転売を非難できないような、、、
2013-05-17 01:19:44