久しぶりに吉祥寺・moiに寄ってお茶をした。オーナーから聞いた、戦後の北欧ブームの話は興味をそそられた。『近代文学』同人も立役者の人たちに入ってるようだ。
2013-05-16 20:54:01@akkoacco 山室静がトーヴェ・ヤンソンに惹かれた背景には、恐らくイデオロギー的共鳴があるように思います。直観ですけど。そのあたり、ウラがとれると面白くなりそうです。
2013-05-16 22:11:35むむ、益々気になります。秋の地元の展示が終わったら、そのあたりに分け入りたい感じです… 深そうです。@moikahvila 山室静がトーヴェ・ヤンソンに惹かれた背景には、恐らくイデオロギー的共鳴があるように思います。直観ですけど。そのあたり、ウラがとれると面白くなりそうです。
2013-05-16 22:20:03@akkoacco 山室静&「近代文学」をはじめとした日本における北欧文学の受容をめぐっては、中丸禎子さんという若い研究者の方が興味深い論文を発表されています。「青鞜」と北欧文学の関係も指摘されていていろいろ腑に落ちます。 http://t.co/xC6XuXTi4c
2013-05-17 08:17:09@moikahvila 昨日の今日で、早速の情報をありがとうございます!近代文学の同人たちは荒正人をはじめいろんな角度からアプローチができて興味深く、周辺を含めると延々と調べられそう…若い女性研究者というのが、またいいです。
2013-05-17 09:48:10《北欧系》と呼ばれる分野が、1927年当時の新劇界には存在していると岸田國士はいう。「『思想らしきもの』を重んじ、舞台の『動き』を重んじる」それは、つまりイプセンの、ストリンドベリの《北欧》だったろう。そしておなじ文脈から、山室静はトーヴェ・ヤンソンと《出会った》のではないか。
2013-05-17 21:14:55日本で「最初に」北欧を見い出したのは、新劇界、マルクス主義者、それに女性解放論者たちだったという興味深い指摘をある論文で知る。30年代〜40年代には、山室静ら『近代文学』の同人の周辺に、あるいは「第一次北欧ブーム」といったものすらあったかもしれない。
2013-05-17 21:15:03日本の《北欧好き》の系譜を遡ってゆくと、思いがけない「出会い」の連続に驚く。奥が深いゾ。「日本の《北欧好き》のルーツをさぐる」って企画、どこかの出版社で買ってくれないだろうか?(笑)。
2013-05-17 21:26:22知りたいー!“@moikahvila: 日本の《北欧好き》の系譜を遡ってゆくと、思いがけない「出会い」の連続に驚く。奥が深いゾ。「日本の《北欧好き》のルーツをさぐる」って企画、どこかの出版社で買ってくれないだろうか?(笑)。”
2013-05-17 21:30:52ぜひ読みたい!"@moikahvila: 日本の《北欧好き》の系譜を遡ってゆくと、思いがけない「出会い」の連続に驚く。奥が深いゾ。「日本の《北欧好き》のルーツをさぐる」って企画、どこかの出版社で買ってくれないだろうか?(笑)。"
2013-05-17 21:33:22@moikahvila とりわけ演劇や社会運動にイプセンの作品が与えた影響は大きいですね。当時、新劇に関わっているだけで「アカ」と言われた時代、初代水戸黄門や新劇の神様、東京物語のお母さん役は、命懸けで演劇活動をしたわけです。
2013-05-17 21:43:46日本には昔から北欧ブームがあるんですね。RT @moikahvila: 日本の《北欧好き》の系譜を遡ってゆくと、思いがけない「出会い」の連続に驚く。奥が深いゾ。「日本の《北欧好き》のルーツをさぐる」って企画、どこかの出版社で買ってくれないだろうか?(笑)。
2013-05-17 21:52:20@klemperer1885 新劇とロシアとのつながりは知っていましたが、北欧文学とのつながりも想像以上に深いこと、そして影響を受けた次の世代の一部に、ロシア以上に北欧への関心を抱いた人々がいたことは発見でした。
2013-05-17 22:02:02@Scandinavia181 10年前くらいに、「いまの北欧ブームは第3次じゃない?」なんて話を聞きましたが、もしかしたら「第4次」かもしれません。
2013-05-17 22:04:12@moikahvila リツイートありがとうございます。ロシアというか、ソ連繋がりが、新劇に"アカ"と排撃を受けた最大の理由ですね。戦後新劇界の重鎮達にそういう背景があるのは、重要な史実ですね。
2013-05-17 22:11:04@klemperer1885 あ、ソ連ですね。演劇界に関わらず、この時代の芸術を理解するにはソ連とのつながりは無視できないですよね。
2013-05-17 22:17:59