『不動産登記法概論――登記先例のプロムナード』刊行のご案内

有斐閣六法編集部 @yuhikaku_roppou

本日は『不動産登記法概論――登記先例のプロムナード』という新刊をご紹介いたします。

有斐閣六法編集部 @yuhikaku_roppou

【本日発売】山野目章夫著『不動産登記法概論――登記先例のプロムナード』（2,835円） http://t.co/jzaKCMFCkw 　その名のとおり、不動産登記法の基礎知識がまとめられたテキストです。また、同法と民法との関連性に着目した解説も盛り込まれ、民法の理解も深まります。

有斐閣六法編集部 @yuhikaku_roppou

家を建てる、部屋を借りる、土地を相続するなど、身の回りに存在する不動産に関する権利変動はイメージがしやすいものと思います。しかし、それと同時に行われる不動産登記手続については、実際どのように行われているのか、なかなかイメージがしにくいのではないでしょうか。

有斐閣六法編集部 @yuhikaku_roppou

民法の講義でも「登記を経由する」といったフレーズが使われるけど、それってどういうことだろう。不動産を相続するとき、登記上はどんな処理がなされるのだろう。これらの疑問に応えることが、本書の目的のひとつです。

有斐閣六法編集部 @yuhikaku_roppou

そしてもちろん、不動産登記法自体の基礎知識もしっかりと解説されています。

有斐閣六法編集部 @yuhikaku_roppou

サブタイトルの「プロムナード」といいますのは、フランス語で「散歩」あるいは「散歩道」を意味します。本書では重要な先例が多く引用されており、このサブタイトルには「先例を眺めつつ、不動産登記法の世界を散歩するように楽しんでもらいたい」という著者の想いが込められています。

有斐閣六法編集部 @yuhikaku_roppou

ちなみに、先例に関しましては、こちらもご参照ください。 http://t.co/S9lJQsaqUq

有斐閣六法編集部 @yuhikaku_roppou

以下では、写真を交えて本書の特徴をご説明させていただきます。

有斐閣六法編集部 @yuhikaku_roppou

こちらが本書の外観写真です。装幀は書名に比べてポップな印象ですが、中身は装幀のイメージ通り、大変読みやすい解説になっています。 http://t.co/6pj2Wa1S0V

拡大

有斐閣六法編集部 @yuhikaku_roppou

もうお気付きの方もいらっしゃるかと思いますが、本書は3月に発売となりました、山野目章夫編『不動産登記重要先例集』 http://t.co/UIPG3orshZ の姉妹書です。書店様、生協様におかれましては、この2冊を並べて置いていただけますと幸いです。どうぞ宜しくお願いします。

有斐閣六法編集部 @yuhikaku_roppou

『不動産登記重要先例集』と『不動産登記法概論』を並べてみました。 http://t.co/zt2QkTRagO

拡大

有斐閣六法編集部 @yuhikaku_roppou

すでにご案内いたしました通り、本書では不動産登記に関する重要な先例が多く引用されておりまして、この引用部分では『不動産登記重要先例集』の項目番号をリファーしています。 http://t.co/uvBJaXudCW

拡大

有斐閣六法編集部 @yuhikaku_roppou

また本書では、「不動産登記記録例について」という法務省民事局長通達（平成21年2月20日民二第500号）で示された登記の記録例も豊富に引用されていますので、各申請が登記記録上どのように現れるのか、その姿をご覧いただくことができます。 http://t.co/mpZuUVmKjE

拡大

有斐閣六法編集部 @yuhikaku_roppou

そして、記録例引用部分の下に記された参考情報も必見です。

有斐閣六法編集部 @yuhikaku_roppou

このほかにも、登記原因証明情報の例示や、図表の挿入、漢字カタカナ交じりの判決文の引用箇所での現代語訳の付記、豆知識を集めたコラム、理解度確認のクイズなど、不動産登記法を楽しく学んでいただくための工夫が盛りだくさんで、枚挙にいとまがありません。

有斐閣六法編集部 @yuhikaku_roppou

これから不動産登記法を学ぼうとする方だけでなく、物権法や相続法などの理解を深めたいという方、さらに不動産取引の実務に携わられている方でも、本書をお読みいただければきっと新しい発見があるものと思います。

有斐閣六法編集部 @yuhikaku_roppou

『不動産登記法概論――登記先例のプロムナード』（本日発売、2,835円）、ぜひご一読ください。 http://t.co/jzaKCMFCkw

有斐閣六法編集部 @yuhikaku_roppou

（´-`）.｡oO（「枚挙にいとまがない」という表現を使ってみたかったのですが、ちょっと不自然だったかな……

有斐閣六法編集部 @yuhikaku_roppou

以上、いつもの六法編集部の担当者が、書籍担当者に代わって、『不動産登記法概論――登記先例のプロムナード』をご案内しました。

有斐閣六法編集部 @yuhikaku_roppou

実は、本書については、草稿段階で私も拝読する機会があったのですが、全編にユーモアがちりばめられていまして、何度もクスリとしてしまいました。非常におもしろかったので、オススメの一冊です。