2013年5月21日

『離脱症状』とは何ぞや?〜神経薬理学たんと雑学たんが薬の処方などについて語る〜

神経薬理学たんの豊富な知識に驚かされるっす。 私も薬や病気についての僅かな知識で少し語りました。
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雑学たん @zatugakutan

離脱症状って知ってるっすか?主に薬物・アルコール依存者が依存対象の摂取を中断した時に起こる、倦怠感や幻覚、手の震えなどと認知されているっす。薬物に依存していなくても、広義の向精神薬である中枢神経刺激剤のリタリンやコンサータは、数時間の効能の後に反動として憂鬱感や疲れがあるっす。

2013-05-14 21:04:15
雑学たん @zatugakutan

離脱症状はカフェインにもあるっす。憂鬱感や疲れ、場合によっては手の震えなんかもあるようっす。カフェイン摂取して頑張った後は、どっと疲れてしまうってのはある意味当たり前っすね。雑学たんは今カフェインの離脱っす。離脱症状は「離脱」と略すケースがあるっす。

2013-05-14 21:06:36
神経薬理学たん @psychpharmatan

@zatugakutan はじめまして、神経薬理学たんといいます。挨拶が遅れまして申し訳ありません…主に精神に作用する薬について呟いています。お詳しいですね…離脱症状、昔は禁断症状と呼ばれていたものですね。ときに大きな問題となるものです…

2013-05-14 21:13:05
雑学たん @zatugakutan

.@psychpharmatan おお!はじめまして雑学たんっす!個人的な推測なんですが、ストラテラとコンサータを併用した場合とコンサータのみを使用の場合、ストラテラを使用していた方がコンサータの離脱症状が弱いのではないかと思うのですがどうでしょうか?

2013-05-14 21:22:40

ストラテラ

AD/HD(注意欠陥・多動性障害)に有効。
脳の神経で働いている神経伝達物質のノルアドレナリンの増加が、集中力や注意力を高めるなど諸症状の改善に関係していると考えられています。
おくすり110番より

飲んでからすぐ効くお薬ではなく、飲み続けて薬の体内濃度を一定に保つことで能力が発揮されるっす。

コンサータ

同じくAD/HDなどに効く薬でノルアドレナリンの増加が関係しているとされるっす。

こちらの薬は飲んでから1時間ほどで効き始め、一般に12時間脳を覚醒させておく効果があるとされるっす。
その作用から、ナルコレプシーの患者が処方されることもあるっす。

「リタリン」は、倫理観の低い医者による処方の乱発や、その覚醒作用を目的に一部の使用者の過剰摂取するなどの問題が社会的に注目されたために、今まで使用していたAD/HD患者への処方が禁止されたっす。
そのことを受けて、成分が同じで薬の溶け出しを遅らせる特殊な加工をした「コンサータ」が作られたっす。

「リタリン」は飲んでから約30分で効果を現し、四時間でその効果を終えるために、社会人や学生のAD/HD患者等は就業時間や学習時間に柔軟に対応して薬を飲むことが出来たっすが、コンサータは飲んでから12時間効き続けるために、今まで患者個人が行ってきた生活内での細かい調節が難しくなったという報告もあるっす。

神経薬理学たん @psychpharmatan

@zatugakutan はいっ。よろしくお願いします。ストラテラとコンサータの併用ですか…うーん…有り得ない話ではないかもしれません。ただ、私の知る限りではそのような報告はありませんし、離脱症状軽減のためにストラテラを併用するというわけにもいかなさそうです。少し調べてみますね。

2013-05-14 21:31:20
雑学たん @zatugakutan

そうかーストラテラとコンサータの併用によるコンサータ離脱症状の緩和という報告はまだ無いようっすね・・・

2013-05-14 21:44:19
雑学たん @zatugakutan

.@psychpharmatan なるほど。私はストラテラとコンサータの併用ケースを個人的に知ってるっす。ストラテラの緩やかな効果では、勉強や仕事などの特に集中が必要な場面に対応出来ないという場合にコンサータを使うようっす。そのケースは、コンサータの使用開始時期がストラテラより早

2013-05-14 21:36:39
雑学たん @zatugakutan

.@psychpharmatan かったために、ストラテラを使用し始めた時に離脱症状の緩和を感じたようっす。

2013-05-14 21:36:41
神経薬理学たん @psychpharmatan

@zatugakutan なるほど…そのようなケースもあるのですね…興味深いです。AD/HDとは違いますが、リタリンのうつ病に対する適応が削除された際に、それまでリタリンを使用していた患者の離脱症状を緩和するためにエビリファイが使われたというケースは何例か知っています。

2013-05-14 21:42:21

「『リタリン』の鬱病に対する処方」
鬱病は、化学的観点から観れば、脳内のセロトニンの不足に関係しているっすが、リタリンはセロトニンに対してではなく、中枢神経刺激物質を正常に働かせることで体に「やる気」を読みがえさせるっす。
そこが抗鬱剤と違う点っす。抗鬱剤はセロトニンと直接関係がある化学的効果があるっす。

そこで、「リタリンの鬱病に対する処方は、辛い体にむち打って動かすようなものだ」という考えが起きるっす。

(ここではあくまでも薬について述べ、心理療法についてははぶくっす。)

エビリファイ

気持ちの高ぶりや不安感をしずめるほか、停滞した心身の活動を改善する作用があります。そのような作用から、本来の適応である統合失調や双極性障害(躁うつ病)に限らず、強い不安感や緊張感、興奮状態などさまざまな精神症状に応用することがあります。
おくすり110番より

これは少し面白い薬っす。簡単に言うと、高ぶった気持ちを抑え、沈んだ気持ちを引き上げてくれるっす。

雑学たん @zatugakutan

エビリファイはたまに後半生発達障害、自閉症スペクトラムにも微量に処方されることがあるっすよね。

2013-05-14 22:03:03
雑学たん @zatugakutan

.@psychpharmatan なるほど興味深いっすね…ですがリタリンを鬱病に使用するというのがそもそも原因にアプローチしていない…まるで鬱病患者がお酒に走るケースと同じ感じがするっす。厳密にはADHDへのリタリン処方は当時から認可されていなかったすよね。最も必要としていたのに

2013-05-14 21:53:39
神経薬理学たん @psychpharmatan

@zatugakutan そうですね…当時から意見が分かれるところでしたが、そのような面もあったと思います。安易にリタリンのような薬を処方する場面があったために乱用が大問題となったというのも事実かと思います。ADHDへの適応が無かったのもそうで、精神医学の大きな課題だと思います…

2013-05-14 22:04:04
雑学たん @zatugakutan

.@psychpharmatan そうっすよね…あれから、リタリンを必要としていた患者は、手元にあるリタリンを大事に使いながらコンサータを待ち望んでいたっす。ですがコンサータはリタリンより量が多く長く効くので、飲み方にも注意が必要で使い勝手の悪さも聞くっす。乱用は絶対ダメす!

2013-05-14 22:11:36
神経薬理学たん @psychpharmatan

@zatugakutan 完全に同意です。乱用している人が依存などに苦しめられるだけでなく、その他の患者や医療者も大きな迷惑を被ります。

2013-05-14 22:15:37

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