為末大さん@daijapanの「【私でなければいけない理由】について 『ハードルを選んだ時と同じロジックで次の人生を考えたらいい』」

本当は100mがやりたかったけれど、18歳の時それを諦めた。今考えるとあれは、好きな事をやるか、勝てる事をやるかの選択だったのだと思う。 by 為末大
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爲末大 Dai Tamesue 熟達論発売中 @daijapan

おはようございます。今日は【私でなければいけない理由】について

2013-05-21 10:16:53
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私の仕事は大きく分けて、メディア、講演やイベント、それ以外の事業の三つで成り立っていて、できるだけそれ以外の事業をこれから大きくしたいと思っている。本業が無いとメディアや世の中に迎合せざるを得なくなり自分の思った事が言いにくくなる。

2013-05-21 10:22:24
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僕以外のメディアに出る職業の人も同じだろうけれど、究極の所この仕事は割のいい日雇い的な所があって続けばそれなりにいいのだけれど、ぷつっと終わってしまえばそこで収入が断たれる。そして僕は僕がこれから先、必要とされる事にあまり確信がもてない。

2013-05-21 10:25:25
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毎年たくさんのアスリートが引退し、たくさんの方がメディアに出られる。引退してすぐぼんやりメディアを眺めていた時に、初めて世界大会で100mを見た時と同じ気分になった。自分があそこで勝ってる気がしない。だったら勝てる場所はどこか

2013-05-21 10:27:03
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私でなければならないという理由で必要とされない限り、お願いしなければいけなくなる。余裕があればそれでも生きていけるかもしれないけれど、無くなれば他のもっと安いものや便利な方に乗り換えられる。唯一無二をどうやって作るのか。

2013-05-21 10:31:01
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本当は100mがやりたかったけれど、18歳の時それを諦めた。今考えるとあれは、好きな事をやるか、勝てる事をやるかの選択だったのだと思う。引退した時、ある人に言われた。『ハードルを選んだ時と同じロジックで次の人生を考えたらいい』

2013-05-21 10:38:29
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【終わり】僕の競技人生は早熟との戦いだった。15歳でほぼ身長体重が今と同じ。いずれ追いついてくる本物からどう逃げるか、どう戦うか、というのが頭にこびりついている。幸いな事に競技人生は短い。ハードルを知る前にほとんどの選手が引退したからなんとか勝てていた。

2013-05-21 10:41:20
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西洋世界で共有されてるタテマエがわからないことが引き起こした摩擦ってのが最近多い気がする

2013-05-21 11:59:29