放射性物質の生物学的半減期への体重の影響は、実際には骨格筋重量の反映

・「女性は筋肉が少ないのでセシウムは子宮と乳腺に蓄積する」(http://j.mp/10UVBvn) というデマを鵜呑みにしてはいけませんキリッ! ・田崎晴明さんの放射線と原子力発電所事故についてのできるだけ短くてわかりやすくて正確な解説  「食品中のセシウムによる内部被ばくについて考えるために」 http://j.mp/12D4z2P   ゴイアニア事故後の実測に基づくモデルでは成人の生物学的半減期は(男性90日、女性65日)
33
まとめ 早野先生の【密かに公開】シミュレーター 【初期セシウム量,一日の摂取量,年齢区分 → 体内セシウム量変化をグラフに】 【放射性セシウムを時々食べる → 体内セシウム量変化をグラフに】 【ホールボディーカウンター スペクトル シミュレーター】 8364 pv 229 2 users 12
酋長仮免厨 @kazooooya

@parasite2006 @hayano 福島民報(http://t.co/IGMVqd9Jq7) BABYSCANの開発が待たれていますが、陰膳調査やその他の食品検査における放射性物質の摂取状況では体内セシウムが検出されないので、更に検出限界を引き下げろ、と言われそう…orz

2013-05-25 13:18:55
酋長仮免厨 @kazooooya

『「4歳未満対象外」40市町村 県内の内部被ばく検査』(福島民報) http://t.co/IGMVqd9Jq7 BABYSCANの完成が待ち望まれている。WBC検査で保護者が検出されないんだから、乳幼児が検出されるわけが…要確認→ http://t.co/KyeWIwiDF9

2013-05-25 13:20:59
nao @parasite2006

@kazooooya 全く同感。このまとめ http://t.co/PKqlCwTrj4 の最初に紹介されている均等摂取のグラフを年齢を変化させながら見るだけでも、こどもの生物学的半減期が大人と比べてどれだけ短いか実感できますね。生物学的半減期の値も体重の隣に書いておけばいいかも

2013-05-25 13:35:25
nao @parasite2006

@kazooooya あ、そうそう、体重で思い出しましたが、ICRPによる放射性セシウムの体内動態モデルでは代表的な年齢ごとに体重の値を1つずつ想定していますがhttp://t.co/X3noBOfym8 この体重の値は日本人の体格と比較すると高年齢ほどずれが大きくないかしら?

2013-05-25 14:26:59
酋長仮免厨 @kazooooya

@parasite2006 放射性ヨウ素抑制率と同様に、セシウム体内平衡量でも日本人バージョンを是非作ってもらいたいですねw

2013-05-25 14:36:02
nao @parasite2006

@kazooooya 同じ体内蓄積量の時間変化のグラフでも、自分の体重や「うちの子」の体重の値を使って描けたらもっといいだろうにと思うのですが、体重はいったいどんな形で体内蓄積量のグラフに効いてくるのかな。均等摂取の場合1日の摂取量のように単純に比例しているだけとも思えませんが。

2013-05-25 14:39:17
酋長仮免厨 @kazooooya

@parasite2006 ICRPの体内動態の資料は読んだ事がなくて、田崎さんの資料(http://t.co/rQg8ZmGljY)をぱっと見た限りでは、物学的半減期は体重に比例してるだけなんじゃ?だから本人の体重に合ったグラフがない場合は、前後のグラフの中間でいいかなと思う。

2013-05-25 15:05:19
nao @parasite2006

@kazooooya もっともチェルノブイリ事故後のドイツの研究で調べられた各種畜産品の中のCs137の生物学的半減期を見ると、ウシよりブタ、ブタより鶏と体の小さいものほど短くなっていく傾向が伺えるのが興味深い(こちらhttp://t.co/M28E8h0kYR の「食肉」の項)

2013-05-25 14:58:53
nao @parasite2006

@kazooooya 田崎先生の資料http://t.co/DGlWXE3n30 に引用されているIAEAの報告書(ゴイアニア事故後の実測に基づく放射性セシウムの体内動態モデルを作成)http://t.co/riITQ0DxFj を見ると生物学的半減期と体重の関係がよくわかります

2013-05-25 18:04:08
nao @parasite2006

@kazooooya 実測結果から体内に取り込まれた放射性セシウムには生物学的半減期の長いもの(T2)と短いもの(T1)と2つの成分があり(人によっては極微量ながらさらに半減期の長い第3の成分が存在)、短い方のT1は年齢、体重、性別との相関性がないのに対し(p.29最終段落)(続

2013-05-25 18:14:24
nao @parasite2006

@kazooooya (続き)長い方のT2は年齢16歳以下では体重とよく相関するものの成人では相関性なし(p.32、表4.2)。年齢16歳以下におけるT2(日)と体重W(kg)の関係式はT2=4.9 x W^0.643 (p.31、式4.4)。これで求めた値がp.29の表4.1

2013-05-25 18:39:44
nao @parasite2006

@kazooooya IAEAの報告書http://t.co/riITQ0DxFj p.29の表1を同じ報告書のp.35に表4.3として引用されているICRPの体内動態モデルのパラメーターと比べると、ICRPでは5歳、10歳、15歳のT1の値が別々なのが違うものの(続く)

2013-05-25 18:46:40
nao @parasite2006

@kazooooya (続き)こどもについては年齢別(実態は体重別)に細かく分けてT2の値を決め、成人は一律としている点は共通しています。どうやら大人の場合だと、マイ体重でCsの体内蓄積量グラフを描くには及ばないようですね。

2013-05-25 18:53:28
nao @parasite2006

@kazooooya IAEAの報告書http://t.co/riITQ0DxFj のp.34の図4.2はゴイアニア事故後の実測結果に基づく放射性セシウムの体内動態モデル。生物学的半減期が最短(T1)の成分に対応するのは血漿、細胞外液、代謝回転の速い組織中に存在する分。

2013-05-25 19:07:06
nao @parasite2006

@kazooooya 生物学的半減期が長い(T2)成分に対応するのは脾臓、腎臓、肝臓と骨格筋組織の細胞間(本文記述では細胞内)液体成分中に存在する分。ごくまれに見られる生物学的半減期が非常に長い(T3)第3の成分に対応するのは骨格筋組織の細胞内に取り込まれた分。

2013-05-25 19:12:09
nao @parasite2006

@kazooooya 生物学的半減期が短い(T1)成分の割合が体重の影響を受ける(具体的には負の相関関係があり、体重が多いほど少なくなる)のは、実際には骨格筋組織の重量を反映しているのではないかとも考えられるそうで(p.29、第1段落)。

2013-05-25 19:26:48
酋長仮免厨 @kazooooya

@parasite2006 はい、そうですね。大人の場合、青年と高齢者では代謝が異なるから生物学的半減期も異なり、結果的に体内蓄積量も変わってくるでしょうから、グラフにない体重の蓄積量をみる場合は子どもの場合だけですよね。

2013-05-25 19:08:33
nao @parasite2006

@kazooooya 体重の実態が骨格筋の重量だという考え方には大いに納得です。

2013-05-25 19:31:17

(横道ここから)

1 ・・ 4 次へ