ブッダの6つの性格分類および40種のサマタ瞑想との相性
【6つの性格】について、書いてみます なのです 阿羅漢まで行って煩悩を滅しますと、「○○したい」という意志が消滅し、新しい業は、善い業も悪い業も、一切、作られなくなります
2013-03-27 19:05:33しかし、そこに至る直前までは、多かれ少なかれ、心に波が起きまして、「怒ったり」「悲しんだり」「考えたり」「楽しいことしたいなぁと思ったり」してしまうわけですね これらの割合が、多いか、少ないか 強いか、弱いかで、仏陀が性格を6つに分類されております
2013-03-27 19:06:43この6つの性格は、パッキリと6つにわかれているわけではなくて、1つ、主たる強い性格があり、他に副次的な性格がくっついてくる、混ざっている、というように、グラデーションぽくなっているようすです ただ、誰でもこの6つの性質を持っていて、強弱も存在するそうです
2013-03-27 19:07:51仏陀はこころの成長に役立つことについてしか述べられていませんので、これらも、相性占いのようなものをするために残されているわけでは、ありません その人が生む心の波の1つ1つ、それが総合された業によって性格が変わるのですから… 相性とか固定されたものじゃあ、ないのですね
2013-03-27 19:09:23ただ、「悟りについての説法をされるとき」や、「40種類あるサマタ瞑想の、どれがその人に合い易いか」という、こころの成長に役立つ事柄において、その人の今現在の性格のどれが強いかを見ながら、行われていたそうなのです
2013-03-27 19:10:53私はエニアグラムだとかエゴグラムだとかハーマンモデルだとかをいろいろと勉強しました それらも、心を謎を解きたかったからです 自分の心 ほかの人の、心の謎を
2013-03-27 19:11:49そのなかで、いちばん、仏陀の説かれた内容に似ている…と思ったのは、新フロイト派のカレン・ホーナイさんの残された、3つの分類でした 「対象を支配する」「対象に従属する」「対象から離れる(避ける)」の、3つですね 私はこれらの分類に対し、
2013-03-27 19:13:09「たしかに、人の性格は、傾向として分類が可能な何かがあるようだ」とか「どの分類であっても、何か1つが強くなりすぎると、精神を病んだりする状態になるようだ(バランス大事)」とか「切り口は分類者によって様々である」とかそういう事を考えたりしてました
2013-03-27 19:14:41で、結局なにがわかったかというと、実生活ではあまり役に立たない、と、そういうあたりが、わかりました これは人の性格の多様性を知らしめるものであり、それによって「人は一様ではないから、価値観を押し付けちゃあいけねえぜ」とか、そういう役には立ちました とっても その分類内での
2013-03-27 19:16:07自分の立ち位置確認をすることで、ああ、こっちの分類の人から見たら、わたしはこう見えてるのかなぁ?とか、そういう視点移動のすべも、たくさんの分類を勉強して、自分に当てはめてみたから、学べたことです ただし…
2013-03-27 19:17:03これらをいくら、知っても、私の実生活、つまり「不眠」やら「頭の騒がしさ」やら「延々と考え事や想像をしてしまって現実で役に立つボランティアなどができない」などや、「お酒や食べ物をたくさん求めてしまう」やらは、なくなんなかったのです
2013-03-27 19:18:04プラグマティックではなかった 実践的ではなかったっていうことです 自らや他者の人間観察の役には立って、それを続けたゆえに、今の私がここにいるのですが… これを踏まえた上で、実践として効力があると私が確信している仏法の6分類を、書いていきたいと思います(ちょっと一休み)
2013-03-27 19:19:2340種類あると、書いてありますね 動作をラベリングする瞑想(仏陀が開発した瞑想)のじゃあないほうの、古くからインドや他の国々に存在した瞑想です
2013-03-27 19:55:06これらの40種類には、人によって、禅定を作り易い、作りにくい、という差が、あるのです 仏陀は2、3秒でそれを見抜いたらしいですけど、凡人は、その先人の遺産(知恵)をもとに、適切な瞑想を選ぶとよいわけです〜 そこでの指標となるのが、6種類の性格です
2013-03-27 19:56:51"仏教では呪文は禁止(意味のわかんない言葉で瞑想に入るのは禁止)"とか、日本の大乗仏教と真反対のことを言われておりますが、念仏に、これ意味あるんかな?と抵抗のあった私は、「ですよね〜」と、ようやく納得いたしました 以下、引用します
2013-03-27 20:00:00"性格とは、「本音と建前」の「本音」のようなものではなく、本人にどうにもできない生きるパターンのことです。心のOS(基本ソフト)のようなものです。(これは今現在までコツコツ積まれてきた業=性格は、無意識のあたりから表出してきますよ、っていうことですね)"
2013-03-27 20:05:361.貪性 2.瞋性 3.痴性 4.信性 5.覚性 6.尋性 の6つがあると言われています この6つに、どれが良い性格で、どれが悪い性格であるという差は、ないと思って下さい
2013-03-27 20:07:341.貪性 "ものごとに逆らわないで、そのまま受け入れる性格。表面的には落ちついて穏やかに見えます。議論するのは好きではなくて、あえて皆が賛成できるようなお話をする。花瓶の花の角度が曲がっているのが気になって直したり、部屋が汚れているとつい綺麗にしたくなったりします。"
2013-03-27 20:09:32"服も、たとえ古い服を着ていても、コーディネートを気にする。住むところはきれいに整理整頓しておく。楽しく生活しようとし、キツイ仕事であっても、鼻歌などを歌いながらこなす。美しいもの、楽しいことに、簡単に惹かれる。欲に陥り易い。"
2013-03-27 20:11:38"名前と住所を書かせた場合、見た目の良い、ひとつの何かの作品のようになっている。瞑想では、不浄観の瞑想は苦手。悟る場合、「無常」をハイライトするとよく理解する。「苦」をハイライトしても気が散って集中しない。「無我」をハイライトしても理解しない。"
2013-03-27 20:13:112.瞋性 "怒りっぽい人、のように思えるが、瞋性でもほとんど怒らない人もいるので、指標にはならない。1.貪性の反対の性格だと理解するとわかりやすい。名前と住所を書かせると、文字に、すごく力が入っている。文字の並びや行間隔は気にしていない。しかし文字の大きさは同じ。メモ的な筆跡。"
2013-03-27 20:15:47"貪性と反対で、ものごとに対立するアプローチを持つ人。欠陥の発見に適正があり、すぐに見つける。ものごとや人々の短所を先に調べる。猛烈な勢いで仕事にかかるが、持続力はない。諦めが早い。花瓶の花の位置が悪いと、「花くらいまじめに活けろよ」と気分がわるくなる。怒りながら自分で花を直す"
2013-03-27 20:18:00