善良な市民の沈黙は、暴力である。

ちぴ @chipifb

中央集権を理解すれば、「都心から疎開すれば民意が反映されて原発が止まる」と言うのは理想論だと解る。人口が流出したらそこを経済特区にして、新たに流入させれば良い。そうして得た人口は、そのまま票田になるから偽政者には好都合だ。(でも健康の為に、疎開は出来るだけお勧めしたい。)

ちぴ @chipifb

人間は社会的動物だから、政治から逃れられない。疎開や避難は生きる権利だから、出来るなら決行した方が良い。だが一筆でも一言でも良いから意思表明していかなくては、ただの人口流出でしかないのだ。国策で過疎地が狙われ、過重な負担を強いられる。末代までもただ逃げ続けていては、流民のままだ。

ちぴ @chipifb

沈黙の流民がただ漂着しただけでは、何の文化も根付かない。移民とは基層文化を抱く、開拓者だ。命からがら、丸腰で逃げ込んでも構わない。だが命の他に引き継ぐものが何も無ければ、末代まで拠所がどこにも無いのだ。それは 否が応にも、人間が社会的動物である宿命だ。流民として、露と消えるのか。

ちぴ @chipifb

世界人権宣言１４条の規定では「何人も迫害からの避難を求め、かつ避難する権利を有する」と謳っているが、領域内庇護宣言としてこの権利の尊重を国家に要請している。日本人が難民として認められるには、まだ多くの障壁がある。それに我々は、日本に縋った難民に対して寛容であったか？否であろう。

ちぴ @chipifb

他者の不幸に目を背けてばかりいると、自分が迫害された時にも沈黙してしまう。不幸の連鎖は痛みを分かち合い、連帯する事で断ち切れる。この連帯は単なる絆ではなく、良心に基づく勇気ある選択だ。理不尽に沈黙していたら、何一つ護れない。

ちぴ @chipifb

声無き声をあげることさえ忘れてしまえば、私一人でなく私に繋がるすべての者達の声まで封じてしまうのだ。 QT 「問題になっていることに沈黙するようになったとき、我々の命は終わりに向かい始める」「最後には、我々は敵の言葉など思い出すことはない。思い出すのは友人の沈黙である」キング牧師